でも、カカオマスには、カカオそのものの個性が残っています。
だから僕は、農園で発酵試験をしたり、新しいレシピを考えたりする時にも、まずカカオマスの状態で味を確認します。
素材の個性を知るためです。
最近では、そのまま少しずつ食べたり、お湯に溶かして飲んだり、コーヒーに加えたりする方もいらっしゃいます。
お菓子作りやパン作りに使う方も増えてきました。
まだまだ日本では馴染みの少ない食材ですが、だからこそ新しい発見があるように思います。
OCAではチョコレートを作っていますが、本当に届けたいのはカカオそのものの魅力です。
カカオマスは、まさにその入口にある存在です。
もし機会があれば、ぜひ一度味わってみてください。
甘いチョコレートとはまた違う、カカオ本来の世界が広がっていると思います。