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OCA Cacao & Chocolate

生産者のお便りとお知らせ
CHOCOLAND のチョコレートが世界へ
6日前
CHOCOLAND のチョコレートが世界へ

シンチャオ♪

ベトナム・ブンタウにある OCA のチョコレート工房 “Vietnam Chocoland – Organic Chocolate Atelier(CHOCOLAND)” は、これまで地元のお客様、観光客、そしてOCAの農園ツアーに訪れる方々に支えられながら、小さな店舗から丁寧に歩みを進めてきました。

そんなCHOCOLANDに、このたび大きなニュースが届きました。

南国ブンタウから届く、オーガニックチョコレートのクリスマス便り
2025/11/29
南国ブンタウから届く、オーガニックチョコレートのクリスマス便り

シンチャオ♪

ベトナム南部の海辺の街・ブンタウに、この夏「CHOCOLAND(チョコランド)」がグランドオープンしました。OCAのオーガニックカカオを贅沢に使ったチョコレートとドリンクが楽しめるこのお店は、いまクリスマスを前に、心ときめく装いに包まれています。

OCAのカカオポッドの殻から生まれるバイオ炭、試作レポート
2025/11/19
OCAのカカオポッドの殻から生まれるバイオ炭、試作レポート

シンチャオ♪

OCAの農園では、これまでカカオポッド(カカオの果実の殻)を有機堆肥として活用してきました。
そして先月、ブンタウの職人さんに依頼して、直径1メートルのステンレス製無煙炭化器を特注で製作し、ついにカカオポッドのバイオチャー(バイオ炭)づくりに着手しました。今回は、その初めての試作の様子をご紹介します。

カカオポッドを社会に活かす。OCAの実装型アプローチ
2025/10/09
カカオポッドを社会に活かす。OCAの実装型アプローチ

シンチャオ♪

OCA Cacao & Chocolate がカカオに取り組む中で、私たちが最も重視しているのは「やって終わり」ではなく、社会に活かすことです。

どれだけ良いアイデアでも、実際に現場で動かせなければ意味がない。
だからOCAの考え方の根本にはいつも、「社会実装」という視点があります。

その象徴が、私たちが長年取り組んできたカカオポッド(カカオの果実)です。
チョコレートの原料であるカカオ豆を包むこの果実は、収穫のあと世界中の多くの産地で捨てられています。
しかしOCAでは、これを単なる副産物とは見ていません。
カカオポッドを、地域資源として循環させる仕組みをどう作れるか。
そこに私たちは挑戦しています。

カカオポッドを、ただの殻で終わらせない。OCAが進める新たな研究のかたち
2025/10/08
カカオポッドを、ただの殻で終わらせない。OCAが進める新たな研究のかたち

シンチャオ♪

カカオポッド。
それは、カカオの果実のこと。一般的には「殻」としてひとまとめに語られることが多いですが、OCAでは少し違う見方をしています。

世の中のチョコレート業界では、カカオポッドを「殻」と「果肉&種」の二つに分けて捉えるのが普通です。
けれどOCAでは、さらにその“殻”の内側に注目し、硬い外果皮と、柔らかい中果皮という二層に分けて、それぞれの特性に合った活用法を探っています。

この考え方は、スイカの皮に似ているかもしれません。
外側の硬い緑の皮は捨てても、内側の白い部分は漬物になって、もう一度食卓に戻ってくる。
自然の恵みを細やかに分け、無駄にせず、それぞれの命を生かすという考え方です。

カカオポッドがつなぐ、命の循環。ヤギと土の物語
2025/10/07
カカオポッドがつなぐ、命の循環。ヤギと土の物語

シンチャオ♪

OCAの農園がある旧バリア=ブンタウ省チャウドゥク県は、カカオの産地であると同時に、山羊料理の名所としても知られています。
沖縄でも山羊料理は有名ですが、実は苦手な方も多いですよね。ところが、この地の山羊は違います。
柔らかく、臭みもなく、驚くほど食べやすいのです。

OCAに日本から来られる方々、沖縄出身のスタッフ、大阪の女子大生インターン、日本各地から訪れるお客様、皆さん最初は「山羊肉⁉え〜ちょっと・・・」と表情が曇ります。
けれど、実際にチャウドゥクの山羊料理を口にすると、「美味しい!」「まったくクセがない!」と目を丸くし、ほとんどの方が完食してしまいます。

僕は確証があるわけではありませんが、心の中ではこう思っています。
「チャウドゥクの山羊は、カカオポッドの殻をモリモリ食べているからだ」と。

カカオポッドとは?チョコレートの知られざるもう一つの主役
2025/10/06
カカオポッドとは?チョコレートの知られざるもう一つの主役

シンチャオ♪

OCA Cacao & Chocolate の農園があるベトナム・ブンタウでは、いまも多くのカカオの木が実をつけています。枝や幹に直接ぶら下がる不思議な果実、それが**カカオポッド(Cacao Pod)です。

ひとつのカカオポッドの中には、白い果肉に包まれたカカオの種が約40粒ほど入っています。一般的にチョコレートづくりに使われるのは、この果肉と種。私たちが「カカオ豆」と呼んでいるのは、実はこの種を発酵・乾燥させたものです。

有機カカオポッドの殻から生まれる“未来の土”
2025/10/04
有機カカオポッドの殻から生まれる“未来の土”

シンチャオ♪

OCA Cacao & Chocolate の農園では、ベトナム南部の豊かな自然の中で、オーガニックカカオの栽培からチョコレートづくりまでを一貫して行っています。
その過程で毎年大量に発生するのが、カカオの実を覆う厚い殻「カカオポッド」。これまでは堆肥として一部を再利用していましたが、今年からOCAでは新たな一歩として、このポッドを使った「バイオ炭」づくりを始めました。

バイオ炭とは、有機物を高温・低酸素状態で炭化させてつくる、持続可能な“炭”(バイオチャー)のことです。見た目は黒い炭ですが、役割はそれ以上。土壌に混ぜ込むことで、微生物の住処となり、保水性・通気性を高め、長期間にわたって炭素を土の中に固定します。つまり、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を「土の中に閉じ込める」自然由来のカーボンキャプチャなのです。

一本のカカオからはじまる共創。OCA「カカオツリー・オーナー」
2025/08/26
一本のカカオからはじまる共創。OCA「カカオツリー・オーナー」

シンチャオ♪

OCAは、ベトナム(新ホーチミン市・ブンタウ区/チャウドゥク)で進めてきたオーガニックカカオの循環型農業を、みなさまと“いっしょに育てる”ための取り組みとして「カカオツリー・オーナー」プログラムを正式にスタートしました。一本の木の成長を見守ることは、土と水と人の手がつながる物語に参加すること。その体験を、日本のみなさまにもお知らせ致します。

医食同源の現場から、中国で出会った“本気のオーガニック”とOCAの学び
2025/08/25
医食同源の現場から、中国で出会った“本気のオーガニック”とOCAの学び

シンチャオ。
今日は、中国出張での一コマをご紹介します。成都に本社を置き、オーガニック一筋で自社工場と直営販売を行う企業を訪ねました。代表は「自分は農民です」と語る方で、農地・農園・生産者を何よりも尊重する姿勢が徹底しています。OCAが大切にしてきた考え方と、深く響き合う出会いでした。

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