OCAの農園では、収穫後のカカオポッド(外殻)を乾燥・粉砕し、山羊たちの飼料として活用しています。
カカオポッドにはカカオポリフェノールや良質なたんぱく質が含まれており、これが山羊の健康と肉質の良さにつながっていると感じています。
まさにカカオが育てた山羊。
そしてその山羊の糞は、再びOCA農園の土を豊かにする肥料となって還っていくのです。
手作り機械から生まれる、OCA流の有機循環
OCAの工房には、手作り感あふれる機械があります。
それはカカオポッドをスライス状にするための装置。ステンレスの板やモーターを組み合わせ、地元の職人と一緒に作ったものです。
この機械でスライスされたカカオポッドは、乾燥後に細かく砕かれ、有機堆肥や飼料の材料として使われます。
農園では、豆の皮であるカカオハスクや米ぬか、さらに魚介の残渣を加えて発酵させた「カカオ堆肥」も使用していますが、OCAではそれに加え、カカオポッド+ヤギ糞の組み合わせが主流です。
この堆肥が土壌に豊富な栄養を与え、微生物の活動を活発にし、健康なカカオの木を育ててくれます。
こうして、カカオ → 山羊 → 土 → カカオという自然の循環が完成するのです。