畑には、そのまま残して巨大化している野菜があります。
といっても、収穫し忘れているわけではありません。
自家採種のために、あえて食べ頃を過ぎても実を育てています。
種取り用に残したナスは、普段収穫しているものとは比べものにならないほど大きくなります。ズッキーニも、食べ頃をとうに過ぎても畑に残しておくと、驚くほど大きな実になります。
キュウリも、食べ頃の緑色のうちには収穫せず、そのままにしておくと、やがて黄色くなってきます。
実は「きゅうり」は、昔は「黄瓜」と書かれることもあったそう。今では緑色のうちに食べるのが当たり前ですが、種を採るために畑に残しておくと、名前の由来を思わせるような黄色い姿になります。
食べる野菜として見れば「採り遅れ」ですが、種を採るためには、ここまで待つことが必要です。