お米の品質も、今年はすみません、良くはありません。ササニシキ、ヒノヒカリは開花期に台風10号が鹿児島に上陸。かなりの暴風で結実不良(白穂)が多くでました。
またそのほかのお米も、今年は7ー10月の鹿児島の平均気温が過去最高でした。それもあり高温障害にあったお米(シラタ米)も増えてしまいました。この台風と過去最高の高温で正直お米の品質はいつもより良くないと思います。割れたお米もササ、ヒノに関しては多く出てしまいます。見た目もいつもの年より悪くなりそうです。味はみなさまいかがでしょうか。
それでも、お米たちには本当に頑張ってくれてありがとうと言いたいです。あの暑さの中文句も言わず、懸命に育ってくれ、お米をつけてくれました。今年はそんなお米の味がするのではと思っています。美味しさとか、見た目とかではなく、お米ってすごい!です。そして、人間の無力さも同時に感じます。春から頑張って毎日田んぼにむかって、毎朝田んぼの見回りをして、それでも一発の台風、夏場の高温に、人間はなすすべもありません。
うちはお米を育ててはいますが、一番は周りの生き物たちのために田んぼを育てているということを忘れないようにしたいと思います。あくまでもお米は副産物で、生き物の営みの中でお裾分けを頂いているのだと。
もしよかったら、皆様にもその取り組みに一つ加わっているのだと思って頂けたらありがたいです。私たちも生き物を守っているだけでは食っていけません。
家のローンもあるし、今回コンバインを新しく購入することになり、そのローンも払っていくことになりました。皆様からの支えがあって家も事業も維持していけます。今年のお米に寄り添って付き合っていただけたら嬉しいですし、その年その年のお米が生きた季節を想像していただけたら本当にありがたいことです。