生産者のお便りとお知らせ

2025 秋から冬の畑の様子

もう、2026年の春ですが・・・

今更ながら2025年の冬野菜達がどんな畑で育っていたかの紹介です。 一年中、田畑への想いは変わらず、生き物の住処となる場所を目指しておりますが おおまかに分けて春夏野菜、秋冬野菜の畑では様子が全然違うので、 野菜セットを食べて頂いたている方や、不耕起栽培の野菜が気になっている方、 かえるすたいるって野菜も育てているの!?と思った方などに読んでいただけたら嬉しいです。

秋・・・ と言っても明らかに日差しが夏です。上の写真は黒田五寸人参の草取りをしている様子。 人参の種まきは8月中旬から始まり、そこから何回か草取りや間引きの作業をしているので、9月のまだ日差しが痛いくらいの時期にこの作業をしています。 我が家は耕さない畑に人参の種を蒔くので、機械などは使えず、毎年全て手で蒔いています。他の野菜の全て手で蒔くことから始まっています。

この写真も明らかに日差しが夏です。近年、夏が長くて本当に困ってしまします。 こちらは種まき前の草刈りをしているところです。 ここには「みやま小かぶ」という野菜の種を蒔きました。 右手に写っている白い花がニラの花。 左手に写っている竹の支柱には伏見甘長とうがらしが育っています。 (どっちもわかりずらいかもです) 一つの畑の中に種が蒔かれたばかりの野菜や、花を付け種をつける準備をしている野菜、 今が旬とばかりにたくさんの実をつけている野菜などが混在するのが我が家のこの時期の畑の特徴です。 いろんな段階の野菜がいるので、野菜の観察がとっても楽しいとともに畑の豊さを感じる季節です。

上の写真は冬の入り口くらいの頃です。 一番手前の大根の葉がわかるでしょうか!?これは城内大根という大根です。 とっても個性豊かな大根で、葉は立派に育っていますが人間がいつも食べている根の方はまだまだ小さく、ここからもっと葉が大きくなって収穫を迎え、野菜セットの仲間入りをします。収穫がとっても大変な大根の一つです!! 大根の奥にあるのが一番最初に紹介した黒田五寸人参たちです。 真夏の日差しの草取りと間引きを乗り越え葉がワサワサと育ってくれています。 このくらいから、葉付きの人参として野菜セットの仲間入りとなります。 その奥はあまり見えませんが、カブや大根、白菜、春菊、などの野菜達が育っています。

はい! 上の写真2枚がその奥の野菜たちです。ワサワサ、元気に育っているのが伝わるでしょうか。 この冬もみんな個性豊かで収穫が楽しかったです。 「土の中で一体何が起きたんだろう」と話しかけたくなるような形の大根や、 「あの野菜と交雑しちゃったのかな」と思わせてくれる葉を付けていたりと 本当にどの野菜も元気いっぱいでした。

さてさて、畝の上に枯れ草が置いてあるのがわかるでしょうか。 草マルチです。 我が家ではどのシーズンもビニールマルチは使わずに草マルチのみで野菜を育てています。草が生えるのを抑えたり、土の温度を上げたり、水分を保ったりと色々な効果などがありますが、我が家が一番魅力を感じているのは、ゴミにならずに土に還っていくことです。 環境保全を目的とした農業をするために少しでもゴミを出さないの方法を選んで野菜を育てることにしています。

野菜たちが育ったら、次の年に蒔くようの種を付けてもらう株を選んで、収穫とは別の場所に植え替えて、種が実るまで畑で育てます。 この風景が冬の畑で一番独特かもしれません。 畑に種とり用の畝があるのです。 この野菜たちは、このブログを書いている時期に鞘をたくさんつけて、そろそろ収穫の時期になっています。 しっかり、育ってくれるかはこの種たち次第。 命をしっかり繋ぐためにも、食べてくれている方にお届けするためにも、毎年とても大事な作業です。

そして、春が来ます。 鹿児島県は常緑樹の森で山の木がほとんど落葉しません。 いつも、深い緑色をしているのですが、山桜の時期は深い緑の中にピンク色の桜が花開くので毎年パッチワークのようになってとても美しいです。 この時期になると春夏野菜の準備で忙しくなって来ます。

ほんの一部ですが我が家の冬の畑の様子、いかがだったでしょうか。 こんな畑で育ったものを皆様にお届けしています。 収穫して箱に入れてお送りししまうと、なかなか畑で育っていた姿や、野菜たちが土にいた頃の様子が伝われば嬉しいです。

野生味たっぷりの野菜達、虫さんも一緒にお届けしてしまうこともありますが、(極力ないようには努めています)、それでも食べてみたいと思った方にお届けできれば嬉しいです。

かえるすたいる 山田裕美子

かえるすたいる鹿児島県(米)

私たちは生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して、日々田んぼに向かっています。 その田んぼで育つ自慢のお米は、無肥料・無農薬、乾燥はハザかけ天日干し、タネは自家採種したものを使用し、稲の力を最大限に引き出すよう細やかな手作業で大切に大切に育ててきました。 鹿児島の太陽を浴びて、大隅半島の綺麗な水で育った自慢のお米を皆さまの食卓へお届けします。