ぶどう畑では、袋がけを前にしたぶどうたちが、日に日に大きく成長しています。
写真に写っているのは、シャインマスカット、クイーンニーナ、雄宝(ゆうほう)など、それぞれ個性豊かな品種です。
まだ袋をかける前なので、果粒の様子がよく見えます。ひと粒ひと粒が少しずつ大きくなり、房全体もふっくらとしてきました。これからさらに暑い夏の日差しを浴びながら、甘さを蓄えていきます。
袋がけは、ぶどう栽培に欠かせない大切な作業です。病害虫や雨風から果実を守るだけでなく、傷がつくのを防ぎ、美しい見た目のぶどうに育てる役割もあります。そのため、一房ずつ丁寧に確認しながら袋をかけていきます。
袋をかけてしまうと収穫まで果実を見る機会は少なくなるので、この時期はぶどう本来の姿をじっくり観察できる貴重なタイミングでもあります。
シャインマスカットは爽やかな甘さとパリッとした食感、クイーンニーナは鮮やかな赤色と濃厚な甘み、そして雄宝は大粒で食べ応えがあり、それぞれに違った魅力があります。同じ畑で育っていても、実の形や色づき方、成長のスピードは少しずつ異なり、見比べてみるのも楽しみの一つです。
収穫までは、まだもう少し。
これから袋の中でゆっくりと熟し、美味しさをぎゅっと閉じ込めていきます。今年も皆さまに「美味しい!」と思っていただけるぶどうをお届けできるよう、一房一房に愛情を込めて育てていきます。