収穫かごの中が、少しずつ青く染まってきました。
畑で一粒一粒、丁寧に摘み取ったブルーベリーたちです。
冬の間は葉を落とし、まだ寒さの残る春には小さな花を咲かせていたブルーベリー。その花が実になり、少しずつ大きくなり、ようやく収穫の時期を迎えました。
収穫を始めたばかりの頃は、かごの底が見えていたのに、作業を続けているうちに気づけばたくさんの実でいっぱいになっています。かごの中で重なり合う濃い青色の実を見るたびに、「今年もここまで来たなあ」と嬉しい気持ちになります。
ブルーベリーは、一度にすべての実が熟すわけではありません。同じ枝についていても、まだ赤みが残っている実もあれば、濃い青色になって食べ頃を迎えた実もあります。そのため、一粒ずつ色や張りを確かめながら、熟したものだけを選んで収穫していきます。
地道な作業ではありますが、その積み重ねが美味しいブルーベリーにつながります。
畑では毎日さまざまな発見があります。毛虫に驚かされたり、葉っぱの上で休憩する雨蛙に癒されたり。自然の中で作物を育てていると、思い通りにならないこともありますが、その分だけ季節の移り変わりや生きものたちの存在を身近に感じます。
そんな畑で育ったブルーベリーが、こうしてかごいっぱいに集まっている姿を見ると、なんとも言えない達成感があります。
これから収穫はますます本格化していきます。一粒一粒に太陽の光と畑の時間が詰まっています。
今年のブルーベリーも、皆さまに美味しく味わっていただけますように。そんな思いを込めながら、今日も畑で収穫を続けています。