父は20歳の頃から盆栽を始めた和風男子です。
庭には自分で20歳の時に植えた大きな松の木とマキの木のがあるのですが何日もかかって、
それはそれは大事に手入れをします。
苔むした庭に、風雨で趣きがでた石燈籠、手入れされた庭を見るのが至福の時。
それが、父の理想・・・。
「見て見て〜。可愛いやろ〜。咲いてん✨」
私が実家に帰ると、子どものようにルンルンしながら庭に咲いているピンクや黄色や色とりどりに咲く花を
一通り紹介してくれるのは、母です。なかなか家の中には入れません。
何を隠そう母は、西洋の庭が大好きで、松なんてちっとも興味がありませんから盆栽なんてもってのほかです。
ですから、出かけて可愛い花を見つけると買って帰り、嬉しそうに鉢を庭に並べます。
父は「苔むした庭」にしたいのですが、次から次に母の買って来た花が陣地を増やしている。
というのが実家の庭です。
父は、母が花が咲き終わって、放ってある花の鉢の手入れもします。
花が咲き終わった後も、父が剪定し肥料をやって世話をしてあげるものですから、
枯れることなくますます元気に株は大きくなります。
母は窮屈そうに茂っている花の鉢に気がつくと、地植えにしてあげます。
ですので、マキの木や松の木の下は、苔むさず
賑やかな色とりどりの花が春から秋にかけて次から次へと咲いています。
今は、紫陽花が綺麗に咲いています。