淡路島は、年間を通して温暖な気候で、日照時間も長く、古くから農業が盛んなところです。万葉の時代には食材を朝廷に献上していたことから「御食国」(みけつくに) とも呼ばれています。
　
淡路島YASAIBAのある「倭文地区」は粘土質の土壌が特徴であり、昔から米作りに適した土地といわれています。
　
春の田植えから秋の稲刈りまで、手作業による除草、はざかけ天日干し等、丁寧に作業を行い、丹精込めて作りました。この機会にぜひお試しください。

自然農法の先駆者である福岡正信氏が、戦時中にビルマ(現：ミャンマー)から持ち帰った稲と日本の在来種の稲を交配して作った品種です。
自身の名前から、英語で　福＝ハッピー　岡＝ヒル　と名付けられました。

粒は丸く、粘りは控えめで、柔らかくあっさりした味わいです。炊飯後も粒が崩れにくく、粒感が損なわれないので、食感がとても良いです。玄米でも白米でもおいしく食べることができます。
　
「もちもちしたお米が重たくなってきた」という方には、特におすすめです。

現在、コンバインでの稲刈りが主流であり、稲刈りの時点で、葉茎から稲穂をはずし、大型の乾燥機を使って半日くらいで乾燥させます。急速な乾燥になるため、お米の風味が落ちるといわれています。
　淡路島YASAIBAでは、お米の風味を損なわないために、手作業またはバインダーで株元から刈りとった稲を、約２週間「はざかけ天日干し」しています。太陽の光と自然風によりじっくりお米を乾燥させました。
　株元から刈りとった稲は、乾燥している間にも、葉茎に残った養分が稲穂に移っていくので、最後まで熟成しています。

淡路島YASAIBAでは、「循環式精米機」を使って精米しています。
循環式精米機は、お米が精米機の中を循環しながら、徐々にぬか層をはがし精米を行っていきます。そのため、お米に無理な負担がかからず低温で精米できるため、お米本来の甘味、旨味を逃さず精米することができます。