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江戸時代から続く北浦の八十八カ所大使祭りでは絶景スポットも見れる!

2015/06/03

清々しい五月晴れが快い季節となりましたが、皆様いかがお過ごしですか?

私たちの会社がある北浦町では古くより旧暦の3月21日に八十八カ所大使祭りが催されます。 このお祭りを様子を2回にわたってお届けしたいと思います!

江戸時代後期、宮野浦地区では疫病や火災が頻繁に起こったことから、宮野浦の中野忠五郎の発願で四国八十八ヶ所の土と延岡で刻んだ石仏を船で搬入したのが由来と伝えられています。

200年近くたった今でも八十八体のお地蔵さんは宮野浦地区を囲む山間に祀られています。お地蔵さんをつなぐお参道は地区の方によって整備されとても歩きやすく、毎年たくさんの人が参拝に訪れます。遅くても4時間、若い人だと3時間ほどで回ることができます。

まずは一番札所、地元の人間から「一番さん」と呼ばれ親しまれている弘法大使の石像を参拝します。 そこでは地区のボランティアの方から『おせったい』が振る舞われています。赤飯で作ったおにぎり『まめんめし』と沢庵をありがたくいただきます。地区の方々もにぎやかな方が多いので会話が自然と弾みます。

このお参道で特徴的なのが山間から見える海の風景です。こちらの海岸から山の向こうの海岸へとお参道を歩くので、山中で急に視界がひらけ、眼前には眩いばかりの水平線が、、、、絶景スポットが何カ所かあります。潮風も気持ちいいですね。

66番さんを下ったところにある『いにち浜』で昼食をとります。さっきの『おせったい』のおにぎりをありがたくいただきます!口のなかでお米と、豆と、沢庵が触れていた部分の酸っぱいような塩っけが、噛むほどに甘く感じられ最高に美味しいですね!少し休憩したら88番さんを目指してまた山の中へと分け入っていきます。

第2話に続く

あじ屋宮崎県(水産加工)

あじ屋は、宮崎県の最北端の漁師町で、地元宮崎を中心に水揚げされた新鮮な魚を使って、オリジナル食品を製造・販売しています。カタクチイワシの旨みをぎゅっと詰め込んだコクのあるアンチョビ、イタリアの製法を用いた魚醤コラトゥーラ、海鮮フライや魚のお惣菜など、毎日の食卓がカンタンに華やかになる食品づくりを心がけています。

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