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種について
2019/02/08
種について
植物という命が芽生え結実し、それが食卓を彩り、わたしたちの身体を形づくります。家畜の餌も植物ですので、肉も種子の恩恵と言えるでしょう。現代社会においては、田畑からの恩恵でほとんどすべての食物が形成されているのです。そもそも植物は、野菜やお米としてわたしたちの舌を喜ばせ、胃袋を満たすために存在しているわけではありません。ヒトを含めた動物のすべてがそうであるのと同様に、その生存の目的は「命をつなぐこと」に他ならないのです。 悲観的な見方をすれば、野菜や穀物は「生きるため」というヒトの都合で種を蒔かれ、収穫量を確保したり嗜好面の需要を満たすために発展した技術によって育種・栽培され、その挙句、命をつなぐことも叶わずにその生を終えます。 わたしたちにできることは、感謝とともに命をいただき、それを無駄にしないということ。そして、できるならば栽培者自らが、彼らに代わって命をつなぐ役割を担うことに他ならないのです。野菜や穀物は原種に近ければ近いほど栽培が難しく、収量が多くありません。それを先人たちが品種改良を重ね、食味を向上させたり病気に強いものにするために交配を行ってました。 キャベツを例にとると、形が異なるもの(丸いものや楕円形のものなど)が存在し、甘みが強いものや苦いものなど味の違いもあります。また、まわりが病気にかかり弱っていく中でも生き生きとしている生命力の強いものがあったり、虫に喰われにくいものがあったりもします。そんな中からニーズを満たすものを選抜して掛け合わせ、より良い特徴を持った子孫を人為的に作るのが交配技術です。また食味は、栽培する地域や土壌や気候によっても異なります。そのため、同品種を栽培しても地域によって(あるいは圃場によって)生育や食味が違っているのです。土着の種(在来種)の存在も、本来は環境的な要因で発生したものなのです。 その成り立ちや性質の違いから、大きく分けて2タイプの種子があります。 **・F1(一代交配種)** F1品種は、「メンデルの法則」で有名な「雑種強勢」の特性を生かし、優良な特性を持った親株同士を交雑させてつくられています。 [F1品種について詳しくはこちら >>](https://taberutokurasuto.com/columns/column/19052911082/) **・固定種(在来種・エアルーム種)** 幾世代にもわたり種を採り続け、その度に選抜・淘汰し、遺伝的に形質が安定した品種のことです。自家採種した種から同様の形質を持つ植物を育てることが可能です。 [固定種について詳しくはこちら >>](https://taberutokurasuto.com/columns/agriculture/19020807074/)この2タイプ以外にも「遺伝子組み換え種子(GM種子)」があり、こちらは世間の注目を集めています。 GM種子は、バイオテクノロジーによって生み出された、生産性と病虫害および雑草の防除を兼ね揃えて品種改良された品種です。 中でも有名なのが、除草剤への耐性を備えた大豆が有名です。 遺伝子操作によってその薬剤に対する抵抗力を作物に持たせてあり、作物が育っている畑に農薬を全面散布すると、雑草を枯らして作物だけが生き残るという仕組みです。他にも、遺伝子操作によって「殺虫性」を発揮する(虫に対する毒性物質を持たせている)ものもあります。 近年では、消費ニーズを反映させた遺伝子組み換えが行われている傾向があるようです。また、目的(耐除草剤や殺虫性)以外の遺伝子を発現させてしまう可能性があるため、想定外の有害物質を作り出す危険性があると言われています。 GM種子を生産する企業各社は自家採種を厳しく禁じていて、外国では訴訟問題が深刻なものになっているようです。各社は種の特許を取得していることが多く、訴訟になると企業側に有利になることが多いのです。 ちなみに現在、日本において遺伝子組み換え作物の栽培が禁止されているわけではありませんが、商業的な栽培は行われていないため、今のところ国産の野菜・穀物のほとんどは遺伝子組み換えではないと言えますが、輸入によって既に流通しています。特に大豆やコーンを原料とする食用油や醤油などはその割合が高く、表示義務のないものもあります。 種苗法の改正によって自家採種の禁止が危ぶまれる声が多く聞かれました。 一部誤解からの危惧も中にはあったにせよ、今後への警鐘として、政治情勢をしっかりと見極めていく必要があります。それ次第では、本当に自家採種が禁じられる日が来るかもしれません。
自然栽培(自然農法・自然農)とは?
2019/02/08
自然栽培(自然農法・自然農)とは?
自然そのものが相手であるため、その多くは栽培技術が確立されている訳でも、完結したメソッドが存在する訳でもありません。基本的には農薬や肥料を使わず、できるだけ燃料を必要とする機械を使わずに 「自然にまかせて」 「自然の力で」 「自然を模した環境で」 栽培する漠然とした枠組みです。栽培する上での「自然」の定義づけがそれぞれの農法あるいは農家で異なります。また、農家によって、地域や圃場によってその方法はさまざまです。農法で判断するのではなく、ある程度農業や野菜に関する知識を持ち、農家とのコミュニケーションや信頼関係を築くことが重要です。「わら一本の革命」で有名な福岡正信氏や宗教家の岡田茂吉氏などが提唱しています。福岡正信氏は、哲学的な書籍は多く残されていますが、栽培技術がしっかりと伝わっているわけではありません。不耕起(耕さない)、無肥料、無農薬、無除草を基本とし、いろいろな種を泥団子の中に入れて蒔く「粘土団子」が有名です。哲学的で難解ではありますが、世界中で支持を得ています。 岡田茂吉氏は「世界救世教」教祖としての宗教家の一面が有名ですが、「MOA自然農法」を提唱した人物です。基本的に耕すことをせず、野菜残渣などから成る植物性堆肥の活用は奨めています。「MOA自然農法」では、栽培方法だけでなく流通や環境への配慮までがある程度規定されています。川口由一氏が実践し、彼の弟子によって広がりを見せている栽培方法です。 「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」が原則で、人が余計なことをせずに自然にまかせつつ、持続可能な農のあり方を追求するものです。無農薬はもちろん、不耕起と無施肥が基本ですが、原則に囚われすぎず、できるだけ足し算をせず、状況に応じて補い(刈り草の上から米ぬかを少量撒くなど)をすることを許容しています。野菜の生育を阻害している草を地際(成長点あたり)で刈り、あたかもそこで生を全うしたようにその場に横たえます。そうして草や残渣が発酵・分解されながら堆積していく層「亡骸の層」がグラウンドカバーとなって土壌が日光や風雨に直接晒されることで起きる乾燥や浸食を防ぎ、微生物や小動物の生態系の場となります。畑の中に、森の土壌と同じように自ら循環する環境を作り上げる栽培方法とも言えます。無農薬・無肥料を基本に栽培することを指します。 「自然栽培全国普及会」という団体が、加盟農家向けに自然栽培とはいかなるものであるかを詳しく規定しています。「MOA自然農法」と同じく、団体が考える「自然栽培」の規定を明文化しています。土壌に残留する肥料や農薬を不純物「肥毒」と称し、それを除去することを奨めています。また、「慣行栽培」「有機栽培」にカテゴライズされない、農薬と肥料に頼らずに栽培を実践している農家も「自然栽培を実践」と自ら称していることがあります。「有機栽培」と違って法律で言葉の使用が制限されているわけではなく、「自然栽培」という言葉自体に既成の定義がないため、無農薬・無肥料(もしくは化学肥料不使用)にこだわる栽培者が、自らの栽培法を表現する言葉にもなっています。
有機栽培、無農薬栽培、自然栽培(自然農法・自然農)の違い
2019/02/08
有機栽培、無農薬栽培、自然栽培(自然農法・自然農)の違い
**有機栽培** **オーガニック** **無農薬栽培** **化学肥料不使用** **自然栽培** などなど、これらはスーパーや直売所、ネット通販などでよく見かける表示です。どの言葉も何となく「身体に良さそう」とか「安心で安全そう」といった好印象を与えていますが、実際はどうなのでしょうか? まずは、それぞれの言葉について見ていきましょう。基本的には農薬や化学肥料を使用せず、堆肥などの有機質肥料で土づくりを行った圃場で栽培した野菜のことで、日本においては「有機JAS」の認定を受けた生産者のみ「有機栽培」「有機野菜」「オーガニック」という言葉を謳うことが許されています。ただし、場合によっては農薬(有機JAS指定のもの)の使用を認めています。 また、堆肥についても現状では牛糞などの畜厩肥由来と、落ち葉や枯れ草などが主原料の植物性のものがあり、特に前者には様々な問題を指摘する声も上がっています。 有機栽培について詳しくはこちら >この言葉は栽培方法を指すのではなく、農薬使用の有無を表現したものに過ぎません。 先に挙げた有機栽培を無農薬で行った場合もそうですし、化学肥料を使用しながら農薬を使わずに栽培した野菜にも当てはまります。ただし、販売されている種には消毒を施された種が多く、また、購入した苗を使う場合も同様なので、そういった生産者は「栽培期間無農薬」と謳うこともあります。その言葉通り「化学肥料を使用していない」ということを示す文言です。 ということは、有機肥料を使用している、あるいは無肥料で栽培しているということになります。自然そのものが相手であるため、その多くは栽培技術が確立されている訳でも、完結したメソッドが存在する訳でもありません。基本的には農薬や肥料を使わず、できるだけ燃料を必要とする機械を使わずに、「自然にまかせて」「自然の力で」「自然を模した環境で」その土地に合ったやり方で栽培する漠然とした枠組みです。 自然栽培について詳しくはこちら > 身も蓋もない言い方にはなりますが、これらの栽培方法で育てられた野菜が慣行栽培の野菜に比べて実際に、確実に人体に好影響を与えているという“科学的な証拠”はありません。それぞれの体質によっても身体への影響が異なりますし、生活習慣や環境、嗜好によっても捉え方・感じ方の差異があり、その影響の善し悪しを一まとめに概することは困難です。 お客様からはしばしば「○○農園の○○栽培の野菜はエネルギーが満ちているようで美味しい!」というようなうれしいお言葉を頂戴することがあります。自然に近い環境の中で、甘やかされることなく元気いっぱいに育った野菜には、決して数値化したり科学的に論証できないけど、そういう目に見えない「エネルギー」のようなものが宿ることがあるのかもしれません。 一方、近年ではアレルギーやアトピーに苦しんでいらっしゃる方が多く、オーガニックや自然栽培の野菜をお求めになられる方々の中に、そういうお客様が多くいらっしゃるのも事実です。実際に症状が大きく改善した方も多くいらっしゃいます。 また「化学物質過敏症(*)」についても同様で、野菜や穀物に僅かに残留した特定の化学物質の影響で身体の調子を崩してしまわれる方の中にも、こうした野菜だと体調を崩すことなく美味しく食べられたという話はよく耳にします。 ただし、野菜に含まれるどの物質が身体に悪影響を与えるかについては人それぞれ異なります。オーガニック野菜を食べても反応が出てしまうのに減農薬の野菜には無反応、という方もいらっしゃるくらいです。 化学物質過敏症にとっては、その野菜を構成するすべてが化学物質になるわけです。ほうれん草に含まれる「シュウ酸」もその一つですし、ルッコラを食べてOAS(口腔アレルギー症候群)になる人も少なからずいます。これは、栽培方法に関わらずです。主に肥料過多により残留する硝酸態窒素などの問題もあります。 大切なのは“どの”化学物質が自身にアレルギー等の悪影響を及ぼしているかを知ろうとすることです。そのためには、自身の体のことを深く知り、自らが口にするものに興味を持つことが必要です。 「○○栽培だから安全安心!」と一括りにするのではなく、目の前にある野菜がどこから来て、それを育てた生産者がどういう人間でどういう栽培をしているのか、といったことに興味を持つことが、自分に合った野菜に巡り合う道筋なのです。 化学物質過敏症 化学物質過敏症(かがくぶっしつかびんしょう)とは、非常に微量の薬物や化学物質(主に揮発性有機化合物)の曝露によって健康被害が引き起こされるとする疾病概念。人体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされるとされており、個人差が大きいといわれる。化学物質の摂取許容量と同様に、発症原因および症状、その進行・回復速度や度合いも多種多様であるといわれる。 本態性環境不耐症とも呼ばれる。 - Wikipediaより -
固定種(在来種・エアルーム種)とは
2019/02/08
固定種(在来種・エアルーム種)とは
幾世代にもわたり栽培・採種を続けて遺伝的に形質が安定した品種のことです。自家採種した種から同様の形質を持つ植物を育てることが可能です。京野菜や加賀野菜など、各地で「伝統野菜」と呼ばれるものの多くは固定種で、土地に根差していることから「在来種」と呼ばれています。ただし、現在では伝統野菜と名の付くすべてが固定種(在来種)とは限らず、中には伝統品種の名前が付いたF1品種も存在しています。エアルーム種とは、日本でいうところの固定種や在来種になりますが、在来種が土地に根差したあものであるのに対して、エアルーム種は「○○家の○○トマト」のように人や家族単位で繋いできた種とも言えます。したがって同じ品種でも出所が違うので、味や形が違うことが多いのです。古くから農家は種を採り続け、大切に保管し、翌年に蒔くのが当たり前でした。そうやって各地で命をつないできた野菜や穀物たちが、今わたしたちが毎日欠かすことなく食べているものの礎になっているのです。農家にとってだけでなく、わたしたち全員にとって種は財産なのです。ところが現在は、少子化や過疎化の影響で農業従事者が減少し、農家の多くは担い手がなく、田畑に出ている多くの農家が高齢者というのが現状です。そんな人手不足の中、生育スピードが速くて形が揃うF1が主流を占めているのは無理からぬことかもしれません。 しかし、GM種子の登場により一部の企業に種の権利が独占されてしまうことが危惧される今こそ、自家採種を続けて種を「財産」として繋いでいくことの重要性が日に日に増しています。
恵方巻き
2019/02/01
恵方巻き
今週日曜日は節分ですね。 節分といえば恵方巻き、というのが近年の定番。 でも東京で産まれた育った私には恵方巻きという習慣がなかったので、知ったのは大人になってしばらくしてからです。そんな恵方巻きもここ数年は廃棄される量があまりにも多く問題になっていますね。 売り手側の事情も分からなくもないのですが、、とっても残念な事だと思っています。 毎年どんな恵方巻きを買おうかな?という楽しみもいいけど、 買って食べる習慣から 楽しみながら作って食べる習慣に 変化していくといいなと思っています。 写真は先日海苔巻きが食べたくなって、持ち寄りランチに持参したもの。 なのでカットしてしまっています。 この日は、甘辛い味付けした豚肉とほうれん草と人参のナムルと卵焼きでキンパにしました。 今年の節分は日曜日。 ご自宅で楽しみつつ巻いてみてはいかがですか?
乾物とツナとすりゴマ
2019/01/28
乾物とツナとすりゴマ
年末にやらなかったからでしょうか。 突然ストックしてある食材を整理したい熱がむくむくむく。 乾物は好きだしよく使うので、美味しそうだな〜と思うとちょこちょこと買っています。 なにもない日の我が家のお助け食材。 そんな乾物たちですが、ふっと気がつくとたっぷりストックしてある状態に。 その中から本日は、切り干し大根と切り昆布を使って。 それと今回は自家製ツナを作るようになってから出番が減って少し忘れられていたツナ缶と、白ごま。 最近すり鉢で白ごまを擦ってから使うのがお気に入りなので、ごま油で炒め煮してから入れ、醤油麹も少し足しました。 切り干し大根の戻し汁を使ったので自然と甘めな味付けに。 思いつくままどんな味にしようかもなにも考えず作り始めたのですが、自分の思ったより美味しく出来て嬉しい一品になりました。 だから次も同じ味になるかは不明。。
菜の花醤油麹和え
2019/01/21
菜の花醤油麹和え
菜の花と言うとつい春を連想してしまう私ですが、今が旬なんですよね。 さっと茹でて本日は醤油麹和え。 子供も一緒に食べるので、柚子胡椒は諦めて豆乳マヨも少し。   そんな今日は大寒。 と思ったら、昨日から大寒なんですね! 私の愛読している本には1/21からとあったのですが、今年は一日早い1/20からとの事。 年によって少しズレがあると言う事を知ったのでした。 うーん発見。  
有機栽培とは?
2019/01/11
有機栽培とは?
有機農家数は平成22年で1万2千戸となっており、総農家数の0.5%を占めている(推計値)。 有機農業の生産面積は平成21年で1万6千haとなっており、農業全体の0.4%を占めている(推計値)。 農林水産省ホームページよりこの数値は有機JASに認定されている農場のみを集計したものです。 この認定がなければ「有機栽培」「オーガニック」と表示することはできません。有機JASとは日本農林規格「Japanese Agricultural Standard」の略で、JAS法により規定されています。認定を受けるには「NPO法人 有機農業認証協会」に申請し、調査を受け、その定める規格に準拠しなければなりません。また、認定後にも毎年調査が入ります。 有機JAS認定を受けずに類似した栽培(農薬と化学肥料不使用)を実践する農家が少なからず存在しているのも事実ですが、それらは全体からすれば微々たるものに過ぎません。FiBL(スイスの有機農業研究機関)によると、世界的に見ると有機栽培の農家および農地面積は増加傾向にあります。イタリアの8.6%をはじめドイツ6.1%、イギリス4.0%、フランス3.6%とヨーロッパでは着実な増加傾向ですが、日本の0.2%という数字は欧米諸国どころか、同じアジアの韓国や中国よりも低い数字です。「化学的に合成された肥料や農薬の使用を避けることを基本として、多年生作物の場合は収穫前3年以上、その他の作物の場合は、播種又は植え付け前2年以上の間、堆肥などの有機質肥料により土づくりをおこなった圃場において生産された農産物」 とありますが、一方で 「農産物に重大な損害が生ずる危険が急迫している場合であって、耕種的防除、物理的防除、生物的防除またはこれらを適切に組み合わせた方法のみによっては、圃場における有害動植物を効果的に防除することができない場合」 このような状況に限って有機農産物にも農薬の使用を許可しています。 (使用できる農薬は機関によって定められています。)- 有機質肥料を使用 - 農薬はできるだけ不使用 - 有機JAS認定
七草粥
2019/01/07
七草粥
明けましておめでとうございます。 すっかりお正月気分も終わり日常に戻った頃かと思いますが、、 遅い新年のご挨拶となった本日は七草粥の日。 美味しく楽しく過ごした年末年始。 そんな私も例にもれず、やはりリセットは必要なようです。 七草粥。 素晴らしい風習ですね。 ゆっくり炊いたお粥に柔らかく茹でた七草を混ぜ、美味しく頂きました。 突然ですが、七草すべて言えますか? せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。これぞ七草。 と、子供番組でリズムで歌って覚えるというがあるのですが そのおかげで私がしっかり覚えられました。 春の七草。 調べたところ、春の七草だけではなく夏も秋も冬もその季節の七草というのがあるそうです。 季節ごとに食すわけではなさそうですが。 本年もゆるやかにではありますが、食べる暮らしを豊かに出来るよう日々を丁寧に、 また皆様の食べる暮らしが豊かになるお手伝いが出来るよう 頑張って行ければと思っております。 今年も一年よろしくお願い致します。
無農薬のブルーベリー狩り
2018/07/09
無農薬のブルーベリー狩り
昨年、引っ越してきてから植えた自宅のブルーベリーの木に実がなりました。 特に肥料なども上げなかったので、実がなるか心配でしたが、しっかりと実りました。いよいよ収穫時期。ずっとこの時を楽しみにしていた子どもとはじめての自宅でブルーベリー狩り。できるだけ色の濃い実を採るんだよと教えると、「これはもういいよね」「これはまだ駄目だよね」とか言いながら収穫していました。収穫中に2人でついついつまみ食い。 収穫量に対してつまみ食いの量がちょっと多すぎた感もありましたが、それもまたとっても楽しいひととき。 子どもが最近覚えた「甘酸っぱくて美味しい〜」というフレーズがぴったりなお味でした。無農薬の果物ってなかなか出会えないので、季節ごとに安心してたべれる果樹が庭にある暮らしに憧れます。”食べられるお庭”を作ることが、目下の目標です。
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