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【高千穂ムラたび】 ちほまろ150g お試し3本セット 注文レポート
2019/11/14
【高千穂ムラたび】 ちほまろ150g お試し3本セット 注文レポート
今回は、【高千穂ムラたび】の「ちほまろ」のお試し3本セットを購入してみました! 普通の甘酒は自分でも作ったり買ったりしてたまに飲みますが、「ちほまろ」は普通の甘酒とは少し違います。 「植物性乳酸菌をプラスした新感覚のノンアルコールドリンク」ということで、どんな味なのかとても気になっていました。 お試しセットは、初回限定でお一人様1セット限り、送料込み1,001円。 「ちほまろ」は、150gは1本300円弱するので、3本送料込みで1,001円はお買い得! お試しには価格も量もちょうど良いですね。## 「ちほまろ」は、米麹の甘酒に、腸内環境を良くして体調を改善する植物性乳酸菌を加えたノンアルコールドリンクです。 神々の里 高千穂町の一番奥の集落の山の棚田で育てられたお米と、集落の氏神である秋元神社の御神水と同じ源泉の清らかな水を使用しています。 乳酸菌は漬物由来のもので、砂糖や添加物は一切使用していません。 ### 「ちほまろ」の甘酒について 甘酒は小さい頃に飲んで苦手だな~、という人も多いかもしれません。 実は、2種類あるとご存じでしょうか? 酒粕の甘酒は、日本酒を作った搾り粕から作られるので、お酒の匂いや味がします。 それが苦手という人が多い理由でしょう。 アルコールが抜けきっていないものもあるので、運転にも注意が必要です。 そのままでは甘くないので加糖しますが、ダイエットや睡眠改善に効果が期待できます。 米麹から作られた甘酒は、砂糖要らずの優しい甘さなので、甘酒を嫌煙していた人も飲みやすいと思います。 疲労回復や美肌に良いとされ、飲む点滴としてよくテレビで紹介されるのは、米麹の甘酒です。 「ちほまろ」は米麹の甘酒なので、酒粕の甘酒が苦手な人でも試してみる価値ありですよ。 ## お試しセットは宅急便コンパクトで届きます 金曜日に注文して、土日を挟んで3日後に確認メール、その翌日には発送でした。 注文した後は待ち遠しくもなりますが、スムーズに進んだと思います。 お試し3本セットは、宅急便コンパクトでの発送です。 宅急便コンパクトは、送料は安くても普通の宅急便と同じ日数で届きます。 メール便と違って受取印が必要なため、不在の場合は受け取ることができないのでご注意ください。中を開けてみると、しっかり緩衝材が詰められて、ちほまろがきれいに3本並んでいました。 opp袋の中に納品書と一緒に手書きのメッセージも入っていました。 こういう心遣いに嬉しくなりますね。「まろうど通信」というA4のペーパーとちほまろのミニパンフレットも同梱されています。 今回送られてきた「まろうど通信」は秋バージョン。 棚田オーナー募集や紅葉について、裏面にはどぶろく秘話の最終回が載っていました。 紅葉と合わせて、【高千穂ムラたび】さんでは民宿もやっている民宿の紹介もあり、行ってみたくなります。 季節によって違う内容の「まろうど通信」が届くと思うので、ぜひそちらもお楽しみに。日本酒用の小さなグラスにプレーンの「ちほまろ」を注いでみました。 写真ではわかりにくいのですが、プレーンとへべすはかなり似た色で、玄米は少し茶色みかっていますが、どれも大きな差はありません。 (全てコップに注いだ写真は撮っていないので、ぜひご自身で確かめてみてほしいと思います。) では、さっそく「ちほまろ」を飲んでみましょう! まずはプレーンから…### プレーン 一口飲んでびっくり!すっぱい! 乳酸菌が入っているので、ヤクルトのような気分で飲んでみましたが、思っていたよりすっぱいです。 粒粒の甘酒ではなく、とろみがある系なのですが、口を付けた最初はジュースみたいな感覚にもなります。 すっぱさが際立つものの、次第にほわっと米麹の香りと甘酒の優しい甘さが漂ってきます。 続けて飲んでいると、けっこう甘いと感じてきました。 けっこう甘いので、すっぱいのが逆に飲みやすいかもしれません。 すっぱさで後味がすっきりするので、もっと飲みたくなってきます。### へべす へべすは、「高千穂ムラたび」さんのある宮崎県特産の柑橘です。 かぼすやすだちに似ていますが、皮が薄くて果汁が多く、独特の風味が特徴の幻の柑橘とも呼ばれるそう。 東北に住むスタッフはたぶん食べたことはない(と思います)が、さすがへべす、プレーンよりも酸っぱい! またも酸っぱさに驚いてしまいましたが、嫌な酸味ではなく、柑橘の爽やかなすっぱさです。 飲んだ後、口に柑橘の香りと酸味が残るので、プレーンよりもあっさり気味で、こちらの方が飲みやすいかもしれません。### 玄米 玄米のような香ばしい香りがします。 プレーンと同じような酸っぱさもあるので、ちょっとトマトジュースっぽくもあるような。。 他の味と同じようにトロっとしているのですが、玄米だからか噛んでみると少しだけシャキッとした食感があります。 玄米はプレーンとも違うおいしさがあります。「ちほまろ」は、ごくごく飲むより味わってゆっくり飲みたい飲み物ですね。 実物を見たとき、150gはけっこう小さいなあと思いましたが、一度に飲むにはちょうどいい量だと思います。 思い出すと飲みたくなる、クセになる味なので、お試しではまる人も多いのではないでしょうか。 1本からはもちろん、ギフト用もあるので、ぜひ贈り物にもご利用ください。【高千穂ムラたび】商品一覧はこちら
【なかい果樹園】極早生みかん 無農薬・無化学肥料・無除草剤 注文レポート
2019/09/18
【なかい果樹園】極早生みかん 無農薬・無化学肥料・無除草剤 注文レポート
昨年も人気のあった【なかい果樹園】の極早生みかんを購入してみました! 極早生(ごくわせ)みかんは、9月ごろに収穫する一番初めのみかんです。 発送までの平均日数は1~3日。スタッフの場合は、注文から2日後に発送されました。 愛媛から東北は時間がかかりますが、待っている間のわくわく感がけっこう好きです。今回、スタッフが注文したのは5kg。内容量は、SMLサイズ混合で40~50個とのこと。 大雑把に届いた箱の中身を数えると、50個以上60個未満でした。 数が多いということは小さいみかんが多いということですよね。小さいみかんの方が好きなので嬉しかったです。箱の中には緑色や黄色が混ざったみかんがぎっしり。 なかい果樹園さんのチラシと、写真には写していませんが、納品書も一緒に入っていました。 チラシには温州みかんや甘夏などの注文期間が書いてあり、次は他の柑橘も頼もうと思いました。(笑) ちなみに、納品書が入っていないショップさんもあるのですが、たべるとくらすとサイトで領収書を発行できます。 マイページの購入履歴からダウンロードしてくださいね。 入っていたみかんの大きさはこんな感じです。↓このみかんの色だけ見ると、まだ青いのかな、酸っぱそうと思いますよね。 スタッフも不思議に思っていました。 緑色なのに食べごろ…?どんな味がするんだろう。 商品説明には以下のように記載があります。 酸味も甘さも際立ったものではないものの、食べると爽やかさが口の中に広がります。 糖度は平均して約11度。温州ミカンに比べたら、ものたりない感じはあるかもそれませんが、お子さんにはとても喜ばれます。甘みも酸味も控えめなので、優しい味で子供の味覚にあうのかもしれません。いい意味で薄味的な感じです。- 商品ページより - この説明でなんとなくこの極早みかんについてイメージができました。 でも、この説明を見ると逆にどんな味なのか、ますます気になりますよね。 「いい意味で薄味」とはどんな味なのでしょうか。 さらに、なかい農園さんのブログに書かれていた「残暑の中で食べることのできる柑橘」という説明も気になりました。 https://taberutokurasuto.com/shop/nakaikajyuen/blog/entry/19090920046/ 東北はお盆が過ぎればもう秋だとはいえ、まだ残暑を感じる時もあります。 味が気になるのはもちろん、青いみかんの色が爽やかでなんだかとてもおいしそうだったので、ひとめぼれ買いです。(笑)味は、一言でいうと、さっぱり! 口の中でさらっとなくなる程よい甘み。 甘みより酸味が強いですが、それがとても爽やかで、まさに残暑にぴったりの柑橘です。 確かに、"いい意味で"薄味。こういう味だったのだなあ。 どんな味なんだろうと思いつつ、なんだかこれを求めていた!というような味でした。商品写真にみかんを半分に切った写真がありますが、その通りに皮は薄く、実がぎっしり! 写真では、薄皮は白っぽく厚めに見えますが、ほどよい食感でそれほど口に残りません。なかい果樹園さんでは、農薬・化学肥料・除草剤を一切使用せずに土づくりを基本とした自然農法でみかんを作っています。 極早生みかんは、みかん本来の味を楽しめる珍しいみかんです。 ぜひその味を実際食べてみて実感してほしいと思います。 つやつやな緑と黄色のみかん、食べてみたくなりませんか? 販売期間は9月頃から約1か月間と短いので、ご注文はお早めに!【なかい果樹園】商品一覧はこちら
【しまんと百笑かんぱに】黒糖 潮風のイリノザトウ 注文レポート
2019/09/10
【しまんと百笑かんぱに】黒糖 潮風のイリノザトウ 注文レポート
【しまんと百笑かんぱに】さんの黒糖 潮風のイリノザトウは、サラサラタイプとコロコロタイプの2種類があり、それぞれ60gと20g入りがあります。 今回スタッフが注文したのはコロコロタイプの60g。 レビューをいただいたように、仕事の合間に糖分補給にちょうどいいアイテムです。発送までの平均日数は2~4日で、四国からだとけっこう時間がかかるかな~と気長に待っていましたが、注文した次の日には発送されたのでけっこう早く届きました。 小さな箱に、しっかり緩衝材が入っていたので、コロコロタイプの角砂糖は配送中にサラサラタイプに代わることもありません。(笑) 箱の中には、「こくとうのおはなし」という小さいリーフレットが一緒に入っていました。 潮風のイリノザトウがどうやって作られているのかが簡単に説明されています。高知県黒潮町の黒糖は 200 年の歴史があり、今も昔と変わらない製糖方法で作られています。 「は黄金色でエグミがなくスッキリとした甘さ」と説明されている通り、黒糖なのに黒くなく、甘さでスッと溶けていきます。 コロコロタイプ60g入りの袋は手のひらにいっぱいくらいのサイズです。 大切に食べようと思っていたのに、あっという間になくなりそう! 200g入りの方がお得な価格なので、そっちを買ってもよかったかもしれません。(笑) とはいえ、砂糖のとりすぎも良くないので、ちょうどよいサイズ感ですね。コロコロタイプはつまんで食べやすいので、仕事の合間はもちろん、旅行や山歩きでの行動食としてもぴったり! 原則として、農薬・化学肥料不使用なので、子どものおやつとしても安心安全です。リーフレットには、地元レシピも載っていたので試してみました! 黒糖を焼き餅で包み、熱で少し溶けたところを食べる地元ならではの食べ方。 見るからにおいしそうな餅とのコラボ、これはやってみたくなりますよね! 早速、市販の切り餅をトースターで焼いて、切れ目にイリノザトウを押し込んでみました。 もちろん味は…最高です!! イリノザトウが溶け切らなかったのですが、しゃりっとするのもいいですね。 餅を焼くだけという手軽さなので、ぜひ地元レシピで食べてみてほしいと思います。黒糖のシロップもあります。 ホットケーキやハニートーストなど、すぐに使うことができて便利ですね。文政八年 (1825 年 ) 幡多郡一帯でサトウキビの栽培が始まり、中でも黒潮町入野産の砂糖は土佐藩随一の最高級品とされていたそうです。 原則として、農薬・化学肥料不使用。 すべて手作業で、一本ずつ皮をはいで砂糖になるところを見極めて収穫。 何時間もかけて煮詰め、天日干しをして、200kgのサトウキビから採れる砂糖は20kg。 歴史のある貴重な潮風のイリノザトウ、ぜひ一度ご賞味ください! 【しまんと百笑かんぱに】商品一覧はこちら
【種to菜園】朝採りトウモロコシ 注文レポート
2019/08/23
【種to菜園】朝採りトウモロコシ 注文レポート
先日、夏のごちそうが【たべるとくらすと】スタッフのもとに届きました! 今回紹介する商品は【種to菜園】さんの朝採りトウモロコシです。発送は、収獲のタイミングや天候などにとても左右されるとのことだったのですが、注文から数日で到着。 気長に待っていたら、思っていた以上に早く届きました。クール便で送られてきたので、早速開封してみると、きれいな葉っぱのトウモロコシがずらり。 皮をむいてみると、黄色いつやつやの粒が先端までびっしり!箱の中身を確かめると、なんとおまけ入り! 無農薬栽培のため、どうしてもトウモロコシの先端に虫が入ってしまうということで、その部分を切り落とした少し小さめのトウモロコシが2本入っていました。 発送が早かったのも含めて、もしかしたら、その日の収穫などによるたまたまラッキーだったのかもしれません。(笑) 商品には虫がつくということで、他のすべてのトウモロコシを恐る恐る確認しましたが、それほど虫は入っていませんでした。 少しアブラムシがいたかな、くらいです。 虫がたくさんついているかどうかは、時期や運にもよるようで、今回は時期も運も良かったようです。虫は覚悟していましたが、ラッキーでした! 家庭菜園でトウモロコシを作ったことがありますが、無農薬だと虫がすごすぎてとても食べられるものを作れませんでした。。 さすがプロの仕事ですね。 さて、トウモロコシの味はというと、「本当にびっくりするほど甘い!!」 衝撃的なおいしさでした! 東北地方出身の私は、青森県の「嶽きみ」が最高においしいトウモロコシだと思っていましたが、【種to菜園】さんのトウモロコシ「ゴールドラッシュ」には驚きました。 無農薬で見た目も美しく味も最高なものを作る、本当に手間暇をかけたすばらしい仕事だと思います。【種to菜園】さんの朝採りトウモロコシは、10本2,600円でクール便なのに送料が無料の地域もあり! (北海道、四国、九州、沖縄は別途送料がかかります) 青森の「嶽きみ」のようなブランドのトウモロコシは1本250円前後でスーパーに売っているので、実質送料を考えるととてもお得ですね。 今年の収穫はもう終わってしまいそうですが、来年もぜひとも購入したい、とてもおいしいトウモロコシです。 そんなおいしいトウモロコシを作る【種to菜園】さんは、八ヶ岳の麓、標高 1100 mを超える長野県の原村(はらむら)にある農家さんです。 「シードマイスター」(簡単に言うと、種から農業全体を見ようという資格)が、種からこだわり、無農薬はもちろん、化学肥料や家畜肥料も使わずに、元気いっぱいの野菜達を育てています。 他にも無農薬の野菜を販売しているので、ぜひご覧ください♪ 野菜も収穫時期が限られるので、ご注文はお早めに! 【種to菜園】商品一覧はこちら
F1(一代交配種)とは
2019/05/29
F1(一代交配種)とは
F1品種は、「メンデルの法則」で有名な「雑種強勢」の特性を生かし、優良な特性を持った親株同士を交雑させてつくられています。交雑によって生まれた一代目の子、雑種第一代(first filial generation)から「F1」と呼ばれています。 例えば、「形はきれいだけど味が今ひとつ」な母親と、「不格好だけど美味しい」父親を掛け合わせた場合、雑種強勢の法則で「形も味も良い」子供、つまりF1が誕生します。F1品種は、その一代に限って品種の特徴を持った作物を栽培でき、品質や収量、栽培容易性といった農業経営の効率化に一役買っています。しかし、そこから採種した二代目(F2)は形質を維持できないどころか不揃いなものが多くなり、品質低下することがほとんどであるため、採種した種から高い品質のものを作ることがとても困難です。したがって、F1品種を栽培し続けるということは、毎回種を購入しなければならないことになるのです。病気に強かったり味が良かったりなど、市場と生産者が求める性質を掛け合わせることができるため、F1品種の育種に拍車がかかっています。一斉に発芽して、足並みを揃えて生育し、一定量の収穫量を確保できる。 そして病虫害に強い。 そういった性質は栽培を容易にするだけでなく、労力や経済の面で農家にさまざまな恩恵をもたらします。それに加え、効果の高い化学肥料を投入して加速度的に生育させたり、より大きなものを作り出し、さらに、農薬を使用して病虫害を防除することで収穫量の増大や安定を目指します。また、大きさや形が揃って箱詰めしやすく、物流コストが下がり、値付けしやすく、取り扱いやすくて見栄えがするので、流通や小売りのみならず消費者のニーズを優先していることも特徴です。そのF1品種は、どのように育種されてきたのでしょうか? 目的とする優れた形質の作物(種)をつくるために、親株となる優良品種を選抜して交配させます。その際、自花の花粉を受粉しないように人為的に雄しべを取り除く「除雄」を施したり、花に袋掛けをするなどして他の花粉を受粉しないようにするなど、時間と労力のかかる作業です。 そこで登場したのが「雄性不稔」という性質を利用したF1です。 雄性不稔とは「花粉をつくれない」ことです。 生殖機能の不全であり、ミトコンドリア遺伝子の異常によって引き起こされるものです。 自家受粉の恐れのない雄性不稔株を母親とし、違った性質を持った別の株を父親として近くに植え、ミツバチを使って交配させることで雄性不稔のF1が誕生します。2種類の株が隣り合っていても花粉は一つだけなので、人が丁寧に交配作業を行わずとも、ミツバチが間違うことなく交配してくれます。本来は、雄性不稔株は遺伝子異常で発現したものであり、真先に自然淘汰されるものなのですが、ヒトがこの性質に着目し、作業効率向上のためにこれを利用し、除雄など人数や手間やコストのかかる作業をなくしました。ただし、雄性不稔に疑念を抱き、それに警鐘を鳴らす人も少なくありません。 そもそもミトコンドリア遺伝子は母系遺伝することがわかっています。 雄性不稔の品種だからとはいえ、子株となるF1にまで必ずしも雄性不稔が発現するわけではありません。しかし、無精子症ともいえるミトコンドリアDNAは確実に、そのF1へと遺伝しているわけです。 そのような遺伝子を持った野菜を食べ続けることによる人体への影響がないという研究結果はどこにもありません。 現在の少子化、成人男性の精子減少、アメリカで問題になっているミツバチの定期的な集団失踪など、雄性不稔F1タマネギが初めて世に出た1944年以降に起きている未解決問題が雄性不稔と無関係なのか、これからも注視していかなければなりません。
まるみ農園の自然栽培 野菜セット注文レポート
2019/02/19
まるみ農園の自然栽培 野菜セット注文レポート
冬野菜もそろそろ終盤ということで、まるみ農園さんの自然栽培野菜セットのMサイズを購入しました。 1. チンゲン菜 2. スナップエンドウ 3. 赤&藤色のかぶ 4. 大根 5. カーボロネロ(黒キャベツ) 6. ビーツ(葉なし) 7. さつまいも(紅はるか) 8. 春雷(子持ち高菜) 9. じゃがいも(グランドペチカ) 以上、9品目+おまけが入っていました。 おまけは、 - 小さい菜の花 - 庭になってるざぼん(自然栽培) - 耕作放棄地のみかん(3年放棄) 以上、まるみ農園さんの野菜セットのレポートでした。 ご注文の参考になれば幸いです。
ロースーツでバレンタイン
2019/02/14
ロースーツでバレンタイン
最近なんだか日々慌ただしくうっかり忘れていました。 バレンタイン。 今年は美味しい何かを買って渡してしまおうかな〜なんて思っていたのですが、やっぱり作って渡したいな、と。 相変わらず自ら仕事を増やしてしまうタイプみたいです。。 でもさすがに今年は焼いたりする程の時間はない。 という事で簡単に出来るロースイーツに。 切って混ぜて冷やしておくだけで完成の、ブラウニー風?といったところでしょうか。 今回は、干し柿とデーツ、生カシューナッツ、キャロブを切って混ぜて容器に入れ、上にはきな粉を振りかけました。普段ドライフルーツの類をあまり好まない夫ですが、美味しいと言ってくれました。 嬉しい。 甘みはドライフルーツのみ、キャロブなのでカフェインレス。 ナッツが食べられるならお子様にも安心して食べて貰えると思います。 我が子はドライフルーツ大好き。 日々のおやつにドライフルーツをリクエストされることも多いです。 ちなみに干し柿も大好きなんです。渋いね。 このスイーツを食べている時に、何のドライフルーツで出来てると思う?と、聞いてみたんです。 レーズン?でも違うかなあ、と、あれこれ考えていました。 最初の文字はなあに?と聞かれたので、「ホ」だよ、と言ったら 干し柿ー!と笑顔で即答の幼稚園児。 なんか凄いね(笑)
農薬とは?
2019/02/08
農薬とは?
**「病害虫や雑草との戦いは、わたしたちの祖先が農業を始めてからずっと続いています。今までに様々な防除方法が工夫されてきましたが、20世紀に入るまで決定的なものはありませんでした。農薬の登場により、わたしたちは、それまでになかった確実な防除方法を手に入れることができました。」** ~農薬工業会 PR動画「1 農薬とは/1-2 作物栽培と農薬」より~ この国の高温多湿な環境で、慣行の栽培方法においては害虫や病原菌の蔓延は死活問題です。また、雑草についてもその管理は多大な労力を要するものです。それらの防除効果を飛躍させたのが「農薬」の登場です。農薬には多くの種類があり、その用途も様々です。 農林水産省では以下のように分類しています。 なお、現在使われている農薬には生物農薬もありますが、ほとんどが化学農薬です。 (種類)      (用途) 殺虫剤      農作物を加害する有害な昆虫を防除する 殺ダニ剤     農作物を加害する有害なダニ類を防除する 殺線虫剤     根の表面や組織に寄生し加害する線虫類を防除する 殺菌剤      植物病原菌(糸状菌や細菌)の農作物を加害する有害作用から守る 除草剤      雑草類を防除する 殺虫殺菌剤    殺虫成分と殺菌成分を混合して、害虫、病原菌を同時に防除する 殺鼠剤      農作物を加害する鼠類を駆除する 植物成長調整剤  植物の生理機能を増進または抑制して、結実を増加させたり倒伏を軽減したりする 忌避剤      鳥や獣が特定の臭い、味、色を嫌うことを利用して農作物への害を防ぐ 誘引剤      主に昆虫類が特定の臭いや性フェロモンに引き寄せられる性質を利用して害虫を一定の場所に集める 展着剤      薬剤が害虫の体や作物の表面によく付着するように添加する ~農薬工業会ホームページより~ 同機関によると、作物ないし土壌に施用された農薬は、作物体内での代謝・分解・光や微生物による分解、大気中への蒸発、土壌中への浸透や流亡などによって消滅するとのことです。また、その消滅速度は、薬剤の種類や気象、土壌条件、栽培条件等の各種環境要因によって異なっているようです。厚生労働省の食品安全委員会が定める農薬の残留基準があり、人が摂取しても健康を害することがないとする量が食品ごとに設定されています(ポジティブリスト制度)。また、農薬が基準を超えて残留することのないよう農薬取締法により使用基準が設定されています。食品の輸入時には、検疫所において残留農薬の検査等を行っている、というのが一般に知られている現状です。農産物自体への残留による人体への影響だけでなく、土壌に残留したものが流亡あるいは大気中へ霧散し、短期的、長期的にどのように自然環境に影響を及ぼすのか。 関係機関は多くの試験データをもとにその安全性を主張しています。 ところが農水省は、企業の権利を守るためとし、農薬登録時に提出された生データの公開を拒んでいます。試験で用いられた農薬の純度や、検体の生体内で生成された代謝物などは公表されない(あるいはデータ化されていない)ケースがほとんどです。 毒性試験データの作成については、中立的な国内の権威ある試験機関で実施することを原則としていて、一部例外的に、国際的に権威ある機関で作成されたものの提出も認められています。 中立機関には「残留農薬研究所」(国と農薬メーカーと農業団体の出資で1970年に設立)や大学、民間の試験機関などがあります。 アメリカにおいては、1976年にIBT社(インダストリアル・バイオ・テスト社)による大規模かつ悪質なデータの捏造が問題になりましたが、日本国内でIBTデータをもとに登録された国内メーカーの農薬名は、今なお明らかにされていません。また毒性試験についても、試験に使用する農薬と市場流通するそれとの差異(純度や不純物含有量の違い)や、動物実験による種差(試験動物とヒトとの差異)におけるギャップ、個々の農薬とそれら以外の化学物質とが関連した複合毒性など、結論を出すに至らないものが少なくありません。 中には、天然由来であるとか作物に残留しないなどの理由で、農水省が試験データの提出を免除しているものもありますが、後になって発がん性を認められるに至った農薬もこれまでにありました。OECD(経済開発協力機構)が2002年に発表した耕作地面積当たりの農薬使用量を国ごとに比較したグラフを見ると、日本が1.5t/㎢のトップで、韓国1.29、オランダ0.92と続きます。対してカナダや東欧、北欧は少なく、最も少ないスウェーデンは0.06t/㎢に過ぎません。 さらにこの10年前の調査では、オランダが2.1t/㎢で1位、続いて日本1.7、フランス0.5でしたので、その後オランダが国を挙げて農薬使用量を半減させたことが窺えます。土壌においては、生産・消費・分解の役割を担うたくさんの生物が有機的に関連しつつ、ともに円滑に機能しています。そのおかげで、安定した生態系が構築されているのです。中でも、線虫・ダニ・トビムシ等の中型動物は個体数において多数を占め、主に有機物を分解して土壌を豊かなものにしています。微生物は分解産物をさらに無機態にして、植物にとっての栄養分に変化させる役割も担っています。またミミズも同様で、有機物の分解を担当するばかりではなく、その糞が土壌微生物の繁殖場となり、また土壌団粒化(土壌が排水性と保水性を併せ持つこと)を促進してより良い環境をつくり、土壌内における循環の安定を手助けしています。 このようにして土壌生態系が有機的に構築されると、ある特定の生物だけが特異的に増加することがなくなります。人間の都合で名付けられた「害虫」ばかりではなく捕食者となる「益虫」も存在し、両者の均衡が保たれやすくなります。ところが、これまでにいくつかの大学や研究機関が行った研究報告によると、除草剤の多用が原因で土壌内の生態系と物質循環が撹乱されているとの報告があります。それらの報告によると、除草剤連用区では草の量が不使用区の半分ほどで、その種類も著しく減少しています。 草種が多いことは、そこに生息する生物相を豊かにし、また草量が多いことは、有機物の土壌への環元とともに有機物を分解する生物を増やすことに繋がります。したがって、除草剤を使用し続けることで土壌内の生物が減少し、ひいては有機物の分解を担当する生き物が減ってしまうのです。報告書にはまた、除草剤を使用していない試験区の方がミミズの個体数が多かったとも書かれています。確かに除草の手間はかかりますが、除草剤を使用しなければ、多くの場合は土壌が自ずと豊かになっていくのです。 ましてや、殺菌剤や殺虫剤を併用するとなると、生物は減少しこそすれ豊かになるとは考えられません。 報告書の内容をまとめると、 除草剤不使用区は除草剤連続使用区と比較して、 **・草の種類が多い ・草の量が多い ・一年生雑草が優先的に生える(除草剤連用区では多年生*が多い) ・細菌類が多い(除草剤連用区では糸状菌が多い) ・ミミズが多い ・分解者である線虫・ダニ・トビムシ等の中型動物が多い ・土壌のpHが0.1~1.6の差で常に高い(除草剤連用区は酸性寄り)** などの違いが確認されています。 *多年生雑草 多年草とも呼びます。 タンポポやススキ、スギナのように、地上部が枯れても根が生き残って生えてくる草です。 「宿根草」とも呼ばれていて、種子繁殖をしながらも、地上部が枯れても根が生き残るため、農家にとっては悩みの種です。どちらかと言えば痩せ地に多い草です。 対して一年草はハコベやナズナ、メヒシバといった、根だけが生き残って繁殖することができない、種子繁殖の草です。春に発芽して秋に枯れる夏草と、秋に発芽して越冬する冬草に分けられます。
慣行栽培とは?
2019/02/08
慣行栽培とは?
「慣行」という言葉が表すように従来型の栽培技術です。 病虫害の駆除・防除および除草のために農薬を使用し、生育促進および収量増加のために化学合成肥料を主に使用します。日本においては戦後に普及し、戦後復興に不可欠だった食糧増産に大きく貢献しました。高度経済成長の屋台骨として当時の日本を支えた、と言い換えることができるかもしれません。現在においても、農水省の推計では99%以上の野菜と米が慣行栽培によるものです。すなわち、スーパーや八百屋に置いてある野菜、そして飲食店で使われている野菜といった国内に流通するほとんどが慣行栽培による野菜や米ということになります。栽培方法を意識することなく日常生活を送っていて口にする野菜のほぼすべてがこれに該当するとも言えます。大型の機械を導入して作業を効率化し、単一作物を大量に栽培することもその特徴のひとつです。昨今ではIT技術の導入が積極的に行われ、GPS技術やドローンを駆使した作業のオートメーション化が推進されています。今後はAI技術が積極的に導入されていくと思われます。上記の「効率化」「単一化」「大量生産」に加え、慣行栽培の最たる特徴として「農薬」「化学肥料」の使用があります。 詳しくは以下のページにて。 ・農薬とは? >> ・化学肥料と有機肥料の違い >>
化学肥料と有機肥料の違い
2019/02/08
化学肥料と有機肥料の違い
慣行栽培において主に使用されている化学肥料は、有機栽培で用いられる「有機質肥料」に対して「無機質肥料」とも言います。無機質の成分からできている肥料で、硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、塩化カリウムなどの化学肥料と草木灰などがそれに当たります。 植物が吸収できる無機質の状態であるため、施肥後すぐに肥効が表れる傾向にあり、「即効性肥料」と呼ばれるものが多いです。原料となるのは天然ガスや石油などのエネルギー資源、リン鉱石や塩化加里といった鉱物が主で、その大半を輸入に頼っています。有機栽培では、主に有機質肥料を使用します。 有機質成分からなる肥料で、肥料効果だけでなく土壌改良の効果があります。一部例外はありますが、ほとんどの場合は有機物を土壌に投入後、微生物による分解を経て植物が取り込める状態の肥料成分になります(無機化)。元肥として土壌にすき込む場合は、施肥後に一定期間をおいてから作付けすることになります。土壌中に施肥後間もない期間は、微生物が有機物の分解のために窒素分を取り込み、作物の生育に不可欠な窒素が欠乏する傾向にあります。 また、栽培期間中に生育を助長するために施肥する「追肥」にも使用されますが、肥効が表れるまでに時間を要するため、タイミングが重要になります。 このように肥効が表れるまでに時間がかかる肥料のことを「暖効性肥料」とも呼んでいます。ちょっと難しい表現ですが、学術的に言えば有機とは「炭素原子を構造の基本骨格に持つ化合物の総称」であり、無機とは「炭素を含まない化合物」となります。大雑把に違いを述べると、 ​ **無機肥料 → エネルギー資源、鉱物が原料の化学合成物質 有機肥料 → 生物(動植物)由来** ​ ということになります。
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