

2026/04/06
シンチャオ♪ OCAのカカオ農園は、一般的な農園とは少し違います。 整然と並ぶ単一栽培ではなく、さまざまな植物が共存する環境でカカオを育てています。 南国ブンタウの農園には、カカオの木のほかに、果実やナッツなど多様な植物が育っています。 これは計画的に植えているものもあれば、鳥が運んできた種から自然に育ったものもあります。 私たちは、それらを「邪魔なもの」として排除せず、共に育てることを大切にしています。 このような環境は、いわゆるアグロフォレストリーに近い考え方です。

2026/04/04
ンチャオ♪ OCAの工場では、チョコレートの仕上げ工程である「テンパリング」を、今でも手作業で行っています。 写真は、大理石風のテーブルの上で、ヘラを使って温度を調整している様子です。 テンパリングは、チョコレートの口どけや艶を決める重要な工程です。 温度を少しずつ下げながら結晶構造を整えることで、滑らかで美しい仕上がりになります。 現在ではテンパリングマシンもありますが、OCAではあえて手作業を残しています。 理由は、カカオの状態や気温・湿度によって微妙に変化するチョコレートを、人の感覚で調整するためです。

2026/04/02
シンチャオ♪ OCAの工場では、カカオからカカオバターを取り出す工程も自分たちの手で行っています。 写真は、カカオリカー(すり潰したカカオ)に高い圧力をかけ、カカオバターを搾り出している様子です。 圧力をかけると、透明な液体がポタポタと流れ出てきます。 この段階ではまだ透明に近い状態ですが、容器に溜まるにつれて少し茶色がかって見え、一般的な油脂のような印象になります。
2026/03/09
シンチャオ♪ OCAが大切にしていることのひとつが「オーガニック」という選択です。手間も時間もかかる方法ですが、そこには未来への約束があります。 効率だけを考えれば、農薬や化学肥料を使って大量に生産する道もあります。しかし、それでは土は徐々に力を失い、生態系や働く人の健康にも影響が出てしまいます。私たちが目指しているのは、今の利益ではなく、10年後も20年後も実り続ける農園です。
2026/03/07
シンチャオ♪ OCAが拠点を置くベトナム南部の街、ブンタウ。ここで私たちが取り組んでいるのは、チョコレートづくりだけではありません。もう一つ大切にしているのが、「人づくり」と「地域の産業づくり」です。 自社農園や工場では、現地のベトナム人スタッフが中心となって働いています。最初はカカオの専門知識がなかったメンバーも、剪定や収穫、発酵管理、成形まで一つずつ技術を身につけ、今では自分たちの仕事に誇りを持っています。自分たちの手でつくったチョコレートが日本に届き、喜んでもらえる。その実感が、次の成長につながっています。
2026/03/06
シンチャオ♪ OCAのチョコレートは「雑味が少なく、香りが立つ」と言っていただくことがあります。その理由の中心にあるのが、カカオの“発酵”です。カカオは、収穫した豆を白い果肉(カカオパルプ)ごと発酵させることで、香りの土台がつくられる発酵食品でもあります。ただ、この工程はとても繊細で、気温や湿度、微生物の動きで結果が大きく変わってしまいます。
2026/03/04
シンチャオ♪ ― 畑から始まる、OCAのチョコレートづくり ― 最近は「Bean to Bar」という言葉をよく耳にします。乾燥したカカオ豆からチョコレートをつくるスタイルを指す言葉です。OCAもチョコレートをつくっていますが、私たちはあえて「Farm to Bar」と名乗っています。 その理由は、スタート地点にあります。OCAのチョコレートづくりは、乾燥豆を仕入れるところからではなく、ベトナム・ブンタウの自社農園で土を耕し、苗を植え、木を育てるところから始まります。原料を「選ぶ」のではなく、自分たちで「育てる」。そこに大きな違いがあります。
2026/03/02
シンチャオ♪ OCA Cacao & Chocolate がカカオの発酵に向き合うとき、私たちが大切にしているのは「こうすれば正解」という答えを決めることではありません。 むしろ、発酵という“変化のプロセス”を理解し、その途中にある価値を見つけていくことを重視しています。 一般的に、カカオの発酵は「チョコレートを美味しくするための工程」として語られます。 確かにそれは間違いではありません。 しかしOCAでは、発酵を単なる前処理ではなく、カカオの個性が最も大きく動く時間だと捉えています。
2026/02/11
シンチャオ♪ 「たべるとくらすと」でお買い物を楽しんでいる皆さまにとって、有益な情報なのか僕自身悩みながら、 ここまでの数回のブログでは、 ・収穫直後の生のカカオ豆 ・発酵によってポリフェノールが変化していく理由 ・発酵途中で変わっていくカカオ豆の味 についてお話ししてきました。 これらを通してお伝えしたかったのは、 カカオはチョコレートになる前から、すでに多様な表情を持つ食材だということです。
2026/02/07
シンチャオ♪ カカオ豆は「チョコレートになる前の原料」というイメージが強いと思います。 でも実は、収穫して間もない生のカカオ豆には、発酵や焙煎を経たものとはまったく違う魅力があります。 生カカオ豆は、白くて甘い果肉(カカオパルプ)に包まれています。この状態の豆は、まだチョコレートの香りはありません。その代わりに、ほのかな酸味、青さ、ナッツのような風味、そしてカカオ本来の苦味が感じられます。少し意外かもしれませんが、きちんと扱えば家庭でも十分に楽しめる食材です。
2026/02/07
シンチャオ♪ カカオ豆の味は、発酵によって一気に変わる そう思われがちですが、実際には少しずつ、段階的に変化していきます。 OCAではこの「途中の変化」にこそ、大きな可能性があると考えています。
2026/02/05
カカオといえば「ポリフェノールが豊富」というイメージをお持ちの方も多いと思います。 実際、収穫したばかりの生のカカオ豆には、非常に多くのポリフェノールが含まれています。ところが、チョコレートづくりに欠かせない「発酵」の工程を経ると、その量は少しずつ減っていきます。 なぜでしょうか。