今年も無事に田植えが終わりました

農作業に追われてほっとする間もなく、田植えから1か月近く経ってしまいました。 例年通り、4月に苗代に種を蒔き、ゴールデンウィーク中に荒起こしと1回目の代掻き、2週間後に2回目の代掻き、その2週間後に3回目の代掻きをして直後に田植えです。
肥料はレンゲ

田んぼの肥料は、稲刈り後すぐに種を蒔いたレンゲです。 花盛りにハンマーナイフモアで粉砕して、荒起こしで漉き込みます。
畦塗機導入しました

毎年、ゴールデンウィークにうんざりしながら鍬とスコップで畦塗をしていましたが、ついに中古の畦塗機を購入しました。 あっという間にきれいな畦が出現!
代掻きは3回

有機稲作で一番大変なことは田んぼ雑草の草取りです。 3回代掻きすることで草が出ないことを目指しています。
苗取り

4月に種まきした苗代から苗を取ります。田植えしやすいように1本ずつ、泥を落としてコンテナに入れていきます。田植えより時間がかかる作業です。 育苗5週間で5.5葉期を目標ですが、今年は日程の都合で長めの育苗になりました。
田植え

水持ちのよくない田んぼなので、直前に水を抜いて、トロトロの状態で田植えをします。上の写真は田植え前日。夕方、水を止めて、朝残っている水を排水して、線を引いて、手植えします。

初日は雨が降ったりやんだりのなかの田植え…かっぱを着ても涼しい気温で、田んぼも苗も乾かないので大慌てで植えなくてよいのは楽なのかもしれません。すべて手植えなので、大苗を植えて、すぐに深水にします。深水だとヒエは生えません。そして抑草になると言われる米糠を撒きます。 あとは、毎日、きちんと水が深く入っているか、入水口が詰まっていないか、サワガニが畦に穴を開けていないか、見て回る日が続きます。