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生産者のお便りとお知らせ

ついに自分の田んぼを手に入れた

私たち、ついに田んぼを購入しました。

これまで8年間農業をしてきましたが、農地は全て借り物でやってきました。

借り賃は田んぼや畑で差はありますが、そして持ち主の意向などでも変わってきますが、あります。 最初に耕作放棄地から始めた田んぼでは「何にもいらないよ」言ってくださる方もいます。

例えば相場みたいなのもありまして、うちのあたりの田んぼだと一反(300坪くらい)でお米籾で50kgとかだったりします。 うちは無肥料なんで一反で300kg取れたらいい方かなという中、その1/6を地主さんに差し上げるので、かなりきつかったりします。 慣行栽培されてる方は600kgとか収穫するので、収量の一割。それだったら納得の量です。

あんまり取れない人はこの借り賃がボディブローのように効いてくるんですよね。 まあ、田んぼ貸してくれているので、それは当然!当たり前です。 部屋を借りて家賃払うのは当たり前ですから。

今、20反くらいの田んぼを借りていて、今年は30反くらいになりそうです。 これの借り賃が普通に全部1反に50kgだと1,500kgの籾になります。 ひゃー、大変だ。玄米にして1,000kgになります。

でも、田んぼを”買う”としたら、もっと高いんだと思います。 売値の相場とか知らないのでわかりかねますが、10年借りても買うよりはいいんじゃないかという話を聞いたことがあります。

今回、たまたまラッキーで田んぼを購入することができました。

ここは家から遠いので、誰かに貸すか、どうしようか迷っています。

ここは11月の時の写真。 今は小麦はすくすくと育っています。 家から近いので米を育てます。

ついに田んぼを手に入れて、ようやく一端の農民になれたでしょうか!? どちらの田んぼも桜島が見えて、高隈山(大隅半島随一の高い山)が見えて、いいロケーションです。 子供達に引き継げるように、頑張っていい田んぼにして行きたいと思います。

田んぼ借りる方が安いと書いたのですが、色々考えたら借りるより買ったほうが安い気もしてきます。 今後は買う方向でも農地のこと考えていきたいと思います。

ん? 買うにもお金がないー! 頑張ります!

かえるすたいる鹿児島県(米)

私たちは生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して、日々田んぼに向かっています。 その田んぼで育つ自慢のお米は、無肥料・無農薬、乾燥はハザかけ天日干し、タネは自家採種したものを使用し、稲の力を最大限に引き出すよう細やかな手作業で大切に大切に育ててきました。 鹿児島の太陽を浴びて、大隅半島の綺麗な水で育った自慢のお米を皆さまの食卓へお届けします。

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