やしろ農園

生産者のお便りとお知らせ

うちに新しい農業機械がやってきました

農業機械いろいろ!

先ほど、切り干し大根の記事をアップしたところですが、 改めまして、2019年もどうぞよろしくお願い致します。

今年もこのメンバーで田んぼや畑、里山活動頑張っていこうと思っています。 そして、美味しいお米が獲れるように頑張っていこうと思っています。

新春の田んぼの様子をみに行ってみます。 今年は年末も暖かかったりしたので、麦たちが青々と葉を伸ばしていました。 こんなに元気だと嬉しいですねー! 自分も背筋ピーンってなる思いです!

新年が明けまして、しばらくしますと、我が家にトラックがやってきてなにやら大きな機械を下ろしていきました。

え? なんだっけ?

ちょっと考えて、思い出しました。 2ヶ月前くらいに清水の舞台から飛び降りる思いで買った、トラクターにつけるアタッチメントでした。 (そんな思いして買ったんなら覚えとけよって感じですが) いや、あれから年末に掛けてバッタバタと動き回ってたので、忘れていたのでした。 というか、農協さんも確か2月くらいに納車って言ってたような・・・。

ちょっと近寄ってみましょう。

おお、なんか大きいぞ。

これはハローという道具で、田植え前の田んぼをピシャーっと綺麗に仕上げる機械です。 代掻きという作業があるのですが、その時にトラクターの後ろにつけるアレですね。

今まではその代掻きという作業も向こう側に見える、普通の耕耘する用のアタッチメント(ロータリー)を使っていました。 ずっと、このハローがあるともっともっと楽なのにと思っていたのです。

代掻きを普通のロータリーをやって、自分が下手なのかわかりませんが、どうしても凸凹なったりしてたので、それを手作業で均していたんですね。それがどうにもこうにも時間がかかる!めっちゃ疲れる!いや疲れるのはいいんですが、時期的に田植えが迫ってるんですよね。とにかく早くしなければいけない! だんだんと面積も増えてきて、ようやくハロー買いました。 これで草も生えにくくなるし、代掻きの効率は倍以上になると思います。

7,8月はほとんど草取りしてたんです。暑いの関係なしに。 草が抑えられること、本当に期待したいです。

こちらは畦塗り機という機械。 農業に使う道具って本当に特殊な、変わった、とっても便利なのがあります。 自分もまだまだ知らない道具があるのだろうなーと常々思います。

田んぼには、隣の田んぼとを分ける「畔」というゾーンがあります。 この畔を綺麗に整える機械になります。 水漏れを防いだり、畔の草を抑えたり、草刈機で草を刈りやすくしてくれたりします。 今まではこの畦塗りという作業を手作業でやってたのですが、これも時間がなく、田植え前に全ての田んぼを行うのは無理でした。

うちの地域は全然畔を大事にしてなくて、ほとんど畔がなくなってしまっているような田んぼも少なくありません。 畔は結構大事だなと思っていて、水を溜めたり、抜いたりする、要は水管理するのにとても重要なのですね。 特に無農薬で田んぼをするに当たって、水が草を抑えてくれるということを最大限利用したいのです。

また、これで地域の畔を綺麗にして、綺麗な田んぼを復活させたいなーという思いもあります。

まあ、とにかく大変な設備投資です。 これからも美味しいお米ができるように頑張ります!

かえるすたいる鹿児島県(米)

私たちは生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して、日々田んぼに向かっています。 その田んぼで育つ自慢のお米は、無肥料・無農薬、乾燥はハザかけ天日干し、タネは自家採種したものを使用し、稲の力を最大限に引き出すよう細やかな手作業で大切に大切に育ててきました。 鹿児島の太陽を浴びて、大隅半島の綺麗な水で育った自慢のお米を皆さまの食卓へお届けします。

母の日