11月中旬に蒔いた小麦・大麦の芽が出そろってきました。 当加工所では、毎年えごまの裏作として畑で麦を育てています。大麦は「六条大麦」という種類で焙煎して麦茶になり、夏の間大活躍します。 小麦は今年初めて挑戦しました「ふくさやか」という種類で、麺用の小麦になります。収穫した後は製麺所にお願いして乾麺となります。
えごまの時は鹿の被害はあまりないのですが、麦は毎年鹿に食べられてしまうことが多く、対策に苦慮しています。冬の間の食料として緑の草は貴重な食糧なのでしょう、毎日来てはハムハムしているので昨年などは成長せず収穫0だった畑もあります。今年は写真のように高めのネットでぐるりと囲ってみたのですが、どうなることやら。鹿アタックにやられて壊されてしまわないよう祈るのみです。 これから12月に入ると霜が降り、麦の苗が起き上がってくるので、麦踏みを数回に分けて行います。昔は足で踏んでいましたが、今はローラーでダーッと踏んじゃいます。それでも麦は起き上がって成長してくるのでなんというか自然の力強さを感じます。