母の日

コラム一覧

コラム
わらびご飯と肉じゃが
2017/06/13
わらびご飯と肉じゃが
今年はたくさんの山菜を食べたような気がします。 山菜はアク抜きなどの下ごしらえが大変、というイメージがある方も多いと思います。私もその一人でした。 ですが何度か自分でするうちに時間はかかったりするけれど(一晩つけておくなど)手間はあまりかからないということに気がつき、ぐっとハードルが下がったような気がします。今季最後かな?わらびご飯を炊きました。だし汁では無く昆布を入れて、押し麦も少し足しました。お味噌汁は、なめことまいたけとワカメを赤味噌で。メインは肉じゃが。こちらも新じゃがと新玉ねぎで作れるのは最後になるのかな?意識したわけではなかったのですが、今期最後の春食材づくしご飯となりました。 普段は大皿でドンと出す事の多い肉じゃがですが、今日は一人づつお皿に盛り付けて。ただそれだけなのに、ちょっとおすましした感じの肉じゃがになったような気がします。投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 春の味覚であるわらびには発育のために役立つ栄養素であるビタミンB2や葉酸が多く含まれています。どちらも妊婦さんに積極的に摂ってほしい栄養素です。ビタミンB2には、皮膚や髪の成長を促す働きがあります。また、葉酸には細胞の新生に必要な核酸を作り出すために重要な役割があります。食べるときは必ずアク抜きをして、食べ過ぎには注意しましょう。
参鶏湯 サムゲタン
2017/06/09
参鶏湯 サムゲタン
暑い日が続いたかと思ったら急に寒くなったり。そしてまた暑かったり。気温のアップダウンに体調を崩しそうな嫌な予感がある今日このごろ。みなさんは大丈夫ですか? そんな時こそ体に良さそうなものをと、参鶏湯にしてみました。 本来は丸鶏で作るのが参鶏湯ですが、今回はお手軽に骨つきモモ肉で。ポイントはなんといっても骨つき肉を使うことと、コトコト煮込むこと。これに限ると思います。それさえ出来ればあとは間違いない美味しさ。味付けはお塩を少しだけ。 今回はナツメとクコの実入り。これはあればでいいと思います。あとはにんにくと生姜ともち米を入れて。たったこれだけなのにとっても美味しい。 食べる直前にパクチーとねぎを乗せてどうぞ。投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 鶏もも肉に含まれるコラーゲンが摂取できるメニューです。コラーゲンは美肌のためという印象が強いですが、皮膚・骨・腱に含まれているたんぱく質。身体に含まれるたんぱく質の約30%も含まれる身体にとって主要な材料です。美肌づくりだけでなく、関節痛の予防や骨粗しょう症の予防にも役立ちます!お子様や高齢者の方にもしっかり食べてもらいたいですね。
黒鯛のアクアパッツァ
2017/06/08
黒鯛のアクアパッツァ
私がよく買い物に行く直売所は、海の近くならではなのでしょうか。大漁だった日は地元の漁港より朝獲れたてのお魚が並びます。しかもとてもとてもお安い値段で! 出会えたらラッキー。必ずのぞいて時間がある時には買って帰ります。そう。実は一つ問題があるんです。それは自分で捌かなくてはいけないという事! なのであまり余裕のない時は、うーんと悩んで諦めることもしばしば。 今朝はたくさんお魚入りの袋が並んでいました。見てみると、普段見かけないお魚たちがいっぱい。 その中に黒鯛を発見。しかも安い!迷わずカゴへ入れてしまいました。 帰り道にアサリとパセリを買って、アクアパッツァ。 とっても豪華なランチとなってしまいました。 残った旨みたーっぷりなスープは何に使おうかな。 投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 鯛は脂肪がすくなくたんぱく質をしっかり含むヘルシーな魚です。青魚には劣るもののEPA(エイコサペンタエンサン)やDHA(ドコサヘキサエンサン)も含みます。DHAやEPAは血液をサラサラにし、血栓の予防や生活習慣病の予防に役立ちます。また、脳の発達やアレルギーの予防にも役立つのでお子様にもしっかり食べさせたいですね。
人参の葉っぱとお豆のサラダ
2017/06/07
人参の葉っぱとお豆のサラダ
この時期は葉付きの人参をよく見かけます。先日はポタージュにしてみましたが、今回はサラダで食べてみました。食いしん坊の性なのでしょうか。食べられるとわかっている部分を捨てる事がどーにも苦手で(笑)あれやこれやと考えながら使い切るようにしてしまいます。 人参の葉っぱは茹でてから水気をしっかり絞ってみじん切りに。色々なお豆と紫玉ねぎと自家製ツナと一緒に和えました。今回はオイルを使いましたが、ヨーグルトと和えても美味しそう。ほろ苦い葉っぱですが、色々なものと一緒に和えればお子さんでも美味しく食べていただけると思います。投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 豆類は、たんぱく質・糖質・ビタミンミネラルをバランスよく含みます。特にひよこ豆は良質なたんぱく質が含まれ、大豆よりも油脂が少なく低カロリーな食材。ビタミンB群や食物繊維も含まれるので疲労回復、便秘解消、美肌、ダイエットなどの様々な健康効果が期待できますね。人参の葉っぱからはβカロテンも摂取できるのでとても栄養バランスの良いサラダですね。
とうもろこしご飯
2017/06/06
とうもろこしご飯
いよいよ並び始めたとうもろこしで今年初とうもろこしご飯。 あーまたこの季節がやってきたか!という感じです。 私もスタッフも好きなので出回っている時期には何度も作ってしまいます。 今回は時間があったので、とうもろこしの皮とヒゲと芯を昆布と一緒に煮出し、その出汁で炊き上げました。 芯はもちろん、皮とヒゲからもとっても良い出汁が出るんですよ。お鍋に入れたお水が半量になるくらい煮詰めて下さい。 煮ている間もとうもろこしの甘い良い香り。 出来た出汁はザルで漉して、洗ったお米とお酒とお塩少々で炊き上げます。とうもろこしそのままの甘みと旨みを是非!投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント とうもろこしは、世界3大穀物のひとつで、エネルギー供給に役立つ食材です。ビタミンB群やアミノ酸、カリウムを豊富に含み、疲労回復や新陳代謝アップ、体内の水分調節などに役立ちます。水溶性の栄養素が多く含まれるので茹でるときは皮のままか、茹でずに蒸す方がおすすめ。今回のメニューのように生のままでご飯に炊きこみ、ゆで汁も一緒にいただくことで栄養素がまるごと摂取できますね!
バジルとトマトとモッツァレラのパスタ
2017/06/05
バジルとトマトとモッツァレラのパスタ
自然栽培で作られたバジルを買いました。そこそこ虫が食べたあとがあったりするのかなーと思ったのですが、開けてびっくり。ほとんどありませんでした。 土の中のバランスが良い状態だと何もしなくても案外虫がつかない、と聞いた事があります。すごいことだと思います。そのバランス感。そんなバジルとトマトとモッツァレラチーズでパスタ。 オイルににんにくの香りがつくようじーっくり火を通してからトマトを入れます。茹でたパスタとちぎったモッツァレラと和え、塩で味を整えたら完成。 パスタとオイルの熱でチーズがとろりとなったら食べごろです。投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント バジルにはβカロテンや鉄分、カルシウムなどビタミンミネラルが含まれるほか、独特の香りを出す成分も含まれます。香り成分はリナロール、シネロール、アネトール、オイゲノールなど様々な種類が含まれ、食欲増進、胃の健康を保つ働きや、抗菌作用、鎮静作用などの効果があります。美味しいだけじゃなく、健康にもうれしい効果がたくさんあるバジルは夏野菜のトマトとも相性抜群ですね。
塩麹と豆乳のグリーンポタージュ
2017/06/02
塩麹と豆乳のグリーンポタージュ
ポタージュというと手間がかかるイメージでしょうか。確かに煮込む時間はややかかりますがほったらかしで大丈夫なので、ハンドブレンダーやミキサーがあればすぐに出来る楽々スープ。 野菜もたくさんとれるので、飲む野菜な感覚でよく作ります。 本日は、自然栽培で作られた人参の葉っぱで。 これと玉ねぎだけだとちょっと苦いかな?と思い、ほうれん草もプラスしてグリーンポタージュ。 ポイントは玉ねぎをしっかり炒めることと煮詰めること。 これが出来ていれば野菜の旨味が引き出され、味付けはほんのすこしでも十分美味しいです。 今回の味付けは豆乳に塩麹のみ。それでも物足りなさは感じません。むしろ塩麹によって甘みが引き立つ感じです。ポタージュの味付けに塩麹。是非試してみて下さい。 投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 人参の葉っぱやほうれん草には、βカロテンがたっぷり含まれまます。βカロテンは体内でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜を丈夫にしてくれます。皮膚や粘膜は外敵から身を守る役割があるため、皮膚や粘膜が丈夫であると、免疫力が高まります。風邪予防や目の健康維持、ガンの予防にも役立つので、日々取り入れたい栄養素ですね。
野菜だけの生春巻き
2017/06/01
野菜だけの生春巻き
生春巻きが好きです。 一般的にはエビやお肉と一緒にお野菜と春雨などを巻く感じだと思います。でもあれこれ揃えなくたってライスペーパーで巻いてしまえば生春巻き。ぎゅうぎゅうと巻いてあるのでたくさん野菜が食べられるのも好きなところ。 持って食べるサラダと言った感じでしょうか。 見た目より食べ応えあります。 今回は緑の野菜を中心に、レタス、小ネギ、香草、青紫蘇、玉ネギに刻んだカシューナッツ入り。 他にはミョウガやミツバなども良さそう。香味野菜たっぷりが美味しいと思います。 ソースは自家製スイートチリソースで。香味野菜の青々しさと甘辛いソースがよく合います。投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 香菜、青紫蘇、小ネギなどの緑の香味野菜は味も香りも独特ですが、その香り成分や苦み成分が身体の老廃物排泄や血行促進に役立ちます。また、3種ともビタミンCが豊富。免疫力向上、抗酸化作用、美肌作り、肌荒れの予防にも効果的です。Βカロテンも豊富に含まれるので、これからの紫外線が気になる季節の対策にぴったりですね!
春と夏野菜のコールスロー
2017/05/30
春と夏野菜のコールスロー
少しづつですが並ぶ野菜が変わりつつあるのを感じます。先日は今年初トウモロコシも見かけました。ザ夏野菜。 でもまだまだ美味しい春野菜たちもたくさんあります。そんな今日は春と夏野菜でコールスロー。春キャベツと紫キャベツ、春人参、新玉ネギと夏のトウモロコシ。 マヨネーズで和えるコールスローも多いけど、私はオイルとビネガーでさっぱりいただくのが好きです。 しゃきしゃきぱりぱり。うーん、いくらでも食べられそう!投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント 春キャベツは一般的なキャベツより葉が柔らかくて甘いので生のままサラダや付け合わせで食べるのが美味しいですね。キャベツは胃炎や胃潰瘍の回復に有効なビタミンUを含んでいます。また、ビタミンCも豊富で、熱に弱いビタミンCは生で食べることでしっかり摂取できます。食物繊維も豊富で便秘の解消や肥満の予防にも役立ちますよ!
トマトのサラダ
2017/05/29
トマトのサラダ
完熟トマトを買いました。これがなかなかの完熟っぷりで。予想よりも甘く美味しいトマトでした。 ラッキー♡ そんな今日はトマトをメインにしたサラダ。 少し手間ですが、種のジュレ状の部分を果肉から取り分けてドレッシングとして使いました。 そうする事で味がまとまる気がします。 今回はレモン汁とナンプラーと和えて。 甘さ控えめなトマトならお砂糖を少し足すといいと思います。付け合わせにはベビーリーフを。このベビーリーフは自然栽培で作られたもの。葉がとても肉厚で噛んだ瞬間に違いを感じました。すごい!苦味もしっかりしていて味が濃い。こんなにも違うものなのかと驚きです。 一般的に葉物野菜は色が濃い方が美味しく見えて好まれるそうですが、自然栽培で作られた野菜は色が薄いの特徴らしいです。 投稿:たべるとくらすと編集部 [管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント トマトといえばリコピンですよね。リコピンとはトマトの赤色成分でカロテノイドの一種。活性酸素除去作用がβカロテンの2倍とされ、抗酸化作用に優れた成分。ガンの抑制、視覚機能の維持などへの効果があります。また、トマトにはうま味成分であるグルタミン酸が含まれているので、今回のようにドレッシングにも活用すると、とても美味しい調味料として楽しめますね!
1...911
母の日