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椿メロンの箱のデザインはなんと
我が家の畑の周りの風景をイメージしています
長崎の五島列島へ来るのは遠い
栽培風景を見てもらうのも難しい
それでも、少しでもやしろ農園のメロンを栽培している最高の場所を伝えたくて
椿メロンをギフトにも使って頂けたら嬉しいな
メロンが届いた瞬間に目に止めてもらえたらいいなと思って
箱にやしろ農園の栽培風景をデザインを入れました
我が家の山やハウス、野菜の畑があるイメージ、その奥には海が広がり
メロンの栽培に欠かせない山の一番水や五島の海が想像できるような
デザインにしました
メロンが美味しいって声もたくさん頂きますが
箱を褒めていただく事も多いです
ギフトにも使っていただけるように、金額がわかるものは入れておらず
父の日や少し早めのお中元にも使っていただいております
リピーター様が多いのはちょっぴり自慢です
椿メロンが到着した際は、是非ギフト箱にも注目していただけたら嬉しいです
メロンの植え付けはひとつひとつ大事に手作業で行います
野菜では機械で植えることもありますが、メロンは耕す作業以外ば手作業で行います
植え付けは、晴れの日の気温が高い日を選び、
苗と苗の間隔、ビニールに開ける穴の大きさ、苗の向き
きちんと決められた方向に植え付けます
向きなんてあるの?と思いますが
苗の伸びてくる方向を考えて沿うように向きを揃えます
そのあとは毎日観察し
ある程度大きさに揃ったら摘芯(てきしん)をします
摘芯はこの芽とこの芽を伸ばすと決め
それ以外の芽は収穫までずっとずーっと
摘んで行きます
この作業が心が折れるほど大変で、3月の上旬のこの時期ですでに40度もあり
ハウスの外に一歩出ると寒い、なんて日々
でも小さい苗はとても可愛くて、今日も大きくなった今日も伸びてると
毎日楽しみに見ています
苗の成長や作業風景も今後は紹介していきます
椿メロンはご予約からお客様のもとに届くまでに
少しお時間がございます
届くまでの皆様の楽しみになれば嬉しいです
五島列島には
桜もあるし
海には椰子の木もある
紅葉もあるし
雪も積もる
海は綺麗だし
山もある
魚も牛も野菜もメロンも育つ
日本をキューッと小さくしたような場所だなって感じます
島の中で春夏秋冬、日本の色んな自然を全部感じる事ができるなあと
五島に初めてきた北海道の方には椰子の木あるー!
ってびっくりされたし
沖縄から来た方には沖縄みたいな感じだと思ってたらめっちゃ寒いし
南国仲間だと思ってたって言われたこともある
仲良くなった東京の方には島に来る前は
五島って野球ボール投げたら海に落ちるほど小さい島だと思ってたら意外に広いね(笑)って言われたり
今は朝ドラや移住ブームで五島列島の認知度も少しばっか上がってきたけど
7年前は普通にゴシマとか言われたりもした
スタバやファーストフードはないけれど
島のハンバーガーやさんは美味しいし
こふひいやのコーヒーは最高
お腹は常に美味しいもので満たされているし
でも、たまにキラキラしたものが見たくて
45分飛行機に乗って福岡に行く
なんて贅沢なんだって思う
私が感じる五島列島はこんな感じ
そんな島の中で、寒暖差が1番ある
山内盆地にやしろ農園はあります
長崎県五島列島で椿メロンを栽培しているやしろ農園です
私たちにとって、メロンは単なる農産物ではなく、愛情を注いで育てた我が子のような、作品のような存在です。
メロンの栽培には、多くの手間と時間がかかります
ひとつひとつの作業がとても重要で
土の耕し、ぼかし肥料、発酵肥料、海水の割合と、緻密に計算して、記録をとり、改善して次に活かしています
新たな挑戦もしたい、新しいものも取り入れたい
でも新しいものが必ず美味しいメロンになるかはわからない
そのため、少しづつ、ゆっくりと加えたり引いたりしながら調整を重ねます
劇的な変化はなく、1年に1度の栽培のため、もどかしく、また来年また来年と
収穫が終われば寂しくなり、始まると大変だけど楽しみになります
収穫に至るまでの日々は、決して楽なものではなく
ハウスの中の作業は40度近くにもなることもあるし、機械化できる作業も少なく、
手作業で芽を摘み続けたりする作業は気が遠くなる作業のひとつです
温度や水の管理でハウスを開けたり閉めたり、手も目も話せない数ヶ月が始まります
食卓でもメロンの話が多くなり、本当に我が子のよう
確かに環境や肥料は大事だけどこの愛情が美味しい秘訣かな♪
と思っています
長崎県の五島列島で椿メロンを栽培しているやしろ農園です
自己紹介と五島列島でメロンを栽培している理由を少しお話ししたいと思います
五島列島ってこんなところなんだ
こんな思いで椿メロンを栽培しているんだ
なんて少しでも興味を持って頂けるきっかけになればとても嬉しいです
私たち夫婦は関西育ち、農業の経験はありませんでした
長靴すら履いたことがなかったし、土を触る経験は子供と砂場にいったときくらい
そんな私が、メロンを作るようになったのは、父の病気がきっかけでした
とっても短い闘病期間の中で、長年食べてきた父の作る「あの美味しいメロン」を絶やしたくない
そう思ったのが1番の理由
(ほんとは心のどこかで親孝行したいって気持ちもあったけどその話はまた今度)
生まれ育った関西を離れ、住んだこともない五島列島という「島」で生活を始めるということ
会社を退職し、農業を生業としに生きていくということ
子供2人を連れて、近くにスーパーもコンビニもない場所で生活をするということ
それは私たち家族にとっては、人生最大の冒険でした
私たちが五島列島に住みはじめましたが、1年に1度しかメロンは作れない為、メロン作りがスタートする季節にはもう父はいませんでした
それでも母と主人と3人でのメロン栽培がスタートします
試行錯誤を繰り返しながら、何とか1年目から美味しいメロンが出来ました
母が父と二人三脚で作ってきた証のような気がして
絶やしたくない思いは強まり
もっと美味しくしたい
ずっと作り続けていきたい
そんな想いに変わり2023年
7年目の椿メロン作りがスタートします