母の日

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切り干し大根干しています!

ようやく切り干し大根の販売できそうです

鹿児島も大寒に入り、ようやく冷たく乾いた風が吹くようになってきました。 この寒さがないといい切り干し大根ができません。 いよいよ大根も花を咲かせる準備をし始めていますので、今だー!と切り干し大根の仕込み開始です。

大根を引っこ抜きます。 これだけでも結構な作業量。 美味しい切り干し大根ができるためには、美味しい大根である必要があります。 甘くて、そして辛みもきちんとある大根が美味しい「切り干しさん」になるような気がします。

それから洗います。 綺麗な肌が見えてきます。

洗った後は、包丁で割っていき、一定の厚みに突いていきます。 手を切らないように気をつけてくださいね!

寒いけど、屋外に干していきます。 うちでは軒の下に糸をひいて、そこにかけていきます。 軒の下でないと、鹿児島が誇る桜島さんの火山灰の餌食になって、真っ黒になってしまいます。 綺麗な切り干し大根になってねーと思いながら干していきます。 切ったその日に出来るだけ干していきたいので、夜までかかることもしばしば。

切り干し大根は、こんなにも奥が深いです。 え?伝わらない?

まずは美味しい大根を育てる必要があるのですが、これがなかなか難しいです。 確かに形はどんな大根でもいいのですが、要は中身なんですよね。 まだまだ美味しい大根作れるかもしれないと思いながら、でもやっぱり自分で育てた大根は美味しいと思ってしまいます。 いい畑になって行けばどんどんまた大根もよくなるように思います。

ただ干すだけなんですけどね。 天気も読まなければいけないですし、雨の前に切っちゃったら全然乾かないし、寒い北風が吹くのを見計らってやっています。 ある程度干せたらカンカンに陽を浴びてもらって、カンカンに干しあげます。 糸に掛けたままだと完全には乾かないんですよね。 ここまでくると、本当に味がギュッと詰まって噛めば噛むほど美味しいのが出来上がり。

農家の特権で、干したてをつまみ食いしちゃっています。 寒いですが、皆様の美味しいの声を聞きたくて、また頑張って仕込みます!

かえるすたいる鹿児島県(米)

私たちは生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して、日々田んぼに向かっています。 その田んぼで育つ自慢のお米は、無肥料・無農薬、乾燥はハザかけ天日干し、タネは自家採種したものを使用し、稲の力を最大限に引き出すよう細やかな手作業で大切に大切に育ててきました。 鹿児島の太陽を浴びて、大隅半島の綺麗な水で育った自慢のお米を皆さまの食卓へお届けします。

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