当加工所では、えごまの収穫の後、搾油作業と並行しながら大急ぎで毎年大麦と小麦の種まきをします。これが結構大変で、収穫後のえごま畑を麦が蒔ける状態にまでするのが一苦労。
その結果一昨年は作業が間に合わず、種まきの時期が遅くなってしまい、麦の生育がすこぶる悪く、収穫量が激減しました。が、昨年は頑張りました!晩秋に蒔いた麦はなんとか順調に成長し、どちらも無事に今月収穫することができました。
今年もはじまりました!えごまの収穫です。
お米の収穫も終わり、ほっとしたのもつかぬ間、えごまの収穫が始まります。
今年は水不足で生育が心配されたのですが、まあなんとかここまでたどり着きました。
葉が黄色くなり始めた頃が収穫の適期です。種がこぼれないように慎重に倒していきます。
畑にはえごまの良い香りが漂います。
今年は台風の直撃がなく、天候が安定しているので収穫も安心してできます。
今年の「母の日ギフト」に玄米珈琲はいかかでしょうか?
ティーバックタイプが3つ入って、今ですと「母の日感謝セール」にて少しお安くなっております。
桜の開花も一気に進み、気温も暖かくなり、畑に立つと「ぼあ~ん」というか「むあ~ん」という感じのこの季節!まさに春真っ盛りの今日この頃です。
私のとっての春の訪れは、原木栽培の椎茸の収穫から始まります。
雨が降るたびにどんどんと大きくなっていく椎茸をせっせと収穫しては近くの農産物直売所に運びます。
でもその恵みの雨も何日も続くとさあ、大変!水分を含んでびしょびしょになった椎茸が家中に並び、椎茸臭を発しながら乾燥していきます。
スライスにして乾燥させたり、パウダーにして販売したりと椎茸は形を変えて大活躍です。
先週は本格的な梅雨に入る前にと、麦の収穫を頑張りました。
小麦畑が5か所に大麦畑が1か所。大麦は昨年と同様手刈りです。なぜか大麦の収穫になると機械がうまく動きません。機械の修理を待つより刈ってしまった方が時間が有効に使えるとの考えからですが、これが下半身に効きます。まさに農業スクワットです。座っては刈り、立っては動く。この繰り返しがきついです。
当加工所の小麦です。順調に育っていて今は穂が出て花が咲いてきました。今年はちょっと早いかな。毎年5月末に収穫するのですが今年は期待できそう。うどんにするのが楽しみです。ですがこの小麦、実はスズメが大好きなのです。スズメ達に小麦があることが知れるとあっという間に大群でやってきて小麦を食べ尽くしてしまうので、見つかる前に鳥よけのテープやネットを張り巡らして防御します。この時期は風が強い日が多いので風が少ない午前中に仕事をします。
日本ミツバチのシーズン到来です。
今年は分蜂の時期が早い!
【分蜂…ミツバチの巣別れ(引越し)のこと。新女王蜂を元の巣に残し、半数ほどの働き蜂と古い女王蜂が新しい営巣場所へ移動する】
当加工所の蜂達は3月末に初回の分蜂をし、昨日2回目の分蜂をしました。早い!早い!
初回の蜂達は山へ帰ってしまったのですが、今回は新しい箱に取り込んで巣の数を増やすことに。
木の高い所に一時的に集合しているところを三脚を使って、足をプルプルさせながらなんとか捕獲。このまま居ついてくれれば良いのですが、どうなることやら。
犬2匹(これは甲斐犬:クマ。保護犬で紀州犬もどきのシロもいます)の散歩をしながら、大小7箇所ある麦畑をチェックします。今年は麦茶用に「六条大麦」をうどん用に中力の「ふくさやか」を栽培中。暖かくなるにつれ、苗も大分モサモサしてきていい感じです。
まとまった雨が降り、ポカポカ暖かい日々が続くと椎茸の季節到来です。
当加工所では自分たちの山の木を使った原木椎茸をもう3年ほど栽培しています。
秋に山に入って木を切り倒し、翌年の春にホダ木サイズに切り分け、加工所までおろします。(山においておくと猿にみんな食べられてしまいます)そして種菌をし、待つこと1年半!翌年の秋に初収穫となります。時間はかかるわ、重いわで大変な作業なのですが、スーパーなどで販売している菌床椎茸と違い、やはり原木椎茸は実が締まっていて香りもたち、美味しさが格別です。そのままシンプルに焼いたり、天ぷらにしたりするのが一番美味しい食べ方だと思います。
当加工所では所有している山より木を切り出してきて原木で椎茸を栽培し、販売しております。生椎茸はもちろん、乾燥スライスやパウダーに加工したものも近所の農産物直売所に出荷しています。で、その栽培過程で残った半端な木材を使って自家消費用にヒラタケも栽培しているのですが、ここのところのまとまった雨の影響で大量発生し、収穫となりました。きのこ類は油断しているとあっという間に大きくなってしまい、オバケ化してしまうので要注意です。これからだんだん暖かくなってくると椎茸も活発になってきます。みなさん、きのこ(椎茸)=秋の食べ物、のイメージがありませんか?実をいうと私も実際に栽培してみるまではそう思っておりました。しかし、本当のところは秋より春の方がたくさんの椎茸が収穫できるのです。原木栽培の椎茸の味は格別です。