田んぼの肥料は緑肥のレンゲ
稲刈り後、秋起こしや冬起こしはせず、レンゲの種をばら撒きます。 寒い冬を乗り越えて、3月ごろからもこもこと大きくなり、花を咲かせます。 レンゲはマメ科なので、空気中の窒素を固定する働きがあり、肥料分を供給してくれます。あしがらハーモニー畑の田んぼの肥料は、このレンゲです。
ハンマーナイフモアでレンゲを粉砕します
そのままではトラクターに絡まって耕せませんし、分解も時間がかかってしまうので、まずハンマーナイフモアという機械で細かく粉砕します。
かやねずみ
機械はゆっくり動くので、バッタやサワガニなど田んぼにいる生き物たちが大慌てで逃げ出します。カヤネズミもいました。長靴の大きさと比べると小ささがわかります。
体の小さなカヤネズミはイネ科植物の上に巣をつくります。機械をかけながら、いくつか巣を見つけました。稲が大きくなるまで、うまく外の草で子育てしてくれるといいのですが…
ハンマーナイフモアはJAからレンタルですが、この日は調子が悪くて農機センターから来てもらったりしながら、なんとか5枚のうち4枚を終わらせることができました。残り1枚は刈払い機でがんばります。 数日して緑肥が枯れたら、トラクターで荒起こし。本格的に田んぼの準備が始まります。