あまたま農園からお届けするのは、今ではとても珍しい「在来茶」の新茶です。

在来茶とは、品種改良をせずに昔ながらのまま残されたお茶の木のこと。
現在国内で流通する多くのお茶が品種改良された苗木から育てられるのに対し、この在来茶は「種」から育てています。

大地に蒔かれた種が力強く根を張り、自然の栄養をたっぷり吸収して育つため、お茶の木は丈夫で病気にかかりにくく、より自然に近い姿を保っています。

味わいは「昔ながらの味」。
近年の品種茶とは違い、どこか懐かしく素朴な風味を感じさせてくれます。
口に含むとまろやかでさっぱりとした飲み心地で、ほっと一息つきたいときや、くつろぎの時間にぴったりです。

国内でも貴重な栽培方法

種から茶畑をつくる在来茶の栽培は、今の日本ではほとんど見られなくなった手法です。
そこに加えて無農薬で栽培している農園はさらに少なく、とても貴重なお茶といえます。
自然のままに近い環境で育った新茶だからこそ、滋味深く、毎日飲んでも飽きのこない味に仕上がります。

ほっとしたい時に寄り添う一杯

在来茶の新茶は、忙しい日常の中で気持ちを和ませてくれる存在です。
朝の目覚めのお茶に、午後の休憩時間に、そして夜のくつろぎのひとときに。
シンプルで飽きのこない味わいが、毎日の暮らしに寄り添います。

おすすめの淹れ方

急須に茶葉を入れ、70〜80℃のお湯を注ぎ、1分ほど蒸らしてからお召し上がりください。
高温でさっと淹れると香ばしく、少し低めの温度でじっくり淹れるとまろやかな甘みをより感じていただけます。
その日の気分に合わせて、温度や時間を調整してみるのもおすすめです。

水俣市から伊佐市に入った直ぐの山の頂上にある広さ8ヘクタールの茶園。JASの認定の取れている茶園で40年以上無農薬・無化学肥料のお茶作りに取り組んでおります。
自然そのままの畑で育てあげた野性味あふれる茶葉の香りとまろやかな味が自慢です。
小さいお茶農家だから出来ることを大切にし、お茶の手入れ・収穫・製茶・仕上げ加工・包装・ラベル作り・マーケティングなど、出来る事はすべて 自分たちで行っております。

お茶畑

農薬・化学肥料・除草剤を一切使わず栽培をしております。雑草は、草刈り機と人の手で取ります。

お茶作り

茶園に併設した工場で、収穫後直ぐにお茶づくりをします。昔から使っている機械をそのまま使用しており、毎回美味しいお茶ができるように作っています。