新米の玄米は、白米とは水の量も浸水時間もまったく違います。
玄米はぬか層や胚芽が残っている分、白米より水を吸いにくいのです。
白米と同じ水量で炊くと、新米でも芯が残ってしまうことがあるので注意しましょう。
玄米1〜5合の水の量の目安
鍋や土鍋で玄米を炊く場合は、米の重さの1.5〜1.8倍が目安です。
農林水産省出典の「米の調理特性」によると、白米の加水量は米の重さの1.5倍が基準。玄米はそこからさらに多め、と考えるとわかりやすいですね。
| 玄米の量 | 米の重さの目安 | 水の量の目安(1.5〜1.8倍) | 食感の目安 |
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| 1合 | 約150g | 225〜270ml | 少なめは粒感が残り、多めはやわらかく仕上がる |
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| 2合 | 約300g | 450〜540ml | 同上 |
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| 3合 | 約450g | 675〜810ml | 同上 |
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| 4合 | 約600g | 900〜1,080ml | 同上 |
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| 5合 | 約750g | 1,125〜1,350ml | 同上 |
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※鍋・土鍋で炊く場合の目安です。炊飯器を使う場合は玄米用の水位線を優先してください。
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はじめは1.5倍で炊いてみて、かたいと感じたら次は1.6倍、1.7倍と増やしていく。好みの位置が見つかるまでの時間も、なかなか楽しいものですよ。
白米とは浸水時間も大きく違う
玄米は吸水に時間がかかるため、白米の30分〜1時間とは桁が違う浸水時間が必要です。
たべるとくらすとで鹿児島の田んぼから朝日を届けている「かえるすたいる」さんは、炊き方をこう案内しています。
夏と冬で1〜2時間の差があるのは、白米と同じく水温の影響を受けるためですね。
炊飯器の玄米モードと玄米用目盛りを使う
炊飯器で玄米を炊く場合は、白米目盛りではなく玄米用の水位線を使います。
玄米モードには長めの浸水や加熱が組み込まれている機種もあるため、洗った玄米をセットして炊飯できる場合も。
機種によって炊飯時間や容量が異なるので、取扱説明書を確認してみてくださいね。
商品ごとの推奨水量と浸水時間を確認する
商品ページに炊き方の案内がある場合は、その説明を優先しましょう。
新米の玄米は、生産者や商品ごとに推奨される水量や浸水時間が異なります。
天日干しか機械乾燥か、籾保存か玄米保存か。育て方だけでなく、収穫後の向き合い方も炊き上がりに現れてくるのです。
特に無農薬の玄米や在来品種は個性が出やすいので、最初は推奨どおりに炊いてみましょう。
酵素玄米(寝かせ玄米)にする場合
新米の玄米を酵素玄米(寝かせ玄米)にする場合は、普通に炊くときとは水加減の考え方が変わります。
小豆と塩を加えて炊き、保温しながら数日寝かせる工程が入るためです。
新米のうちは水分の状態も変わりやすいので、まずは少量で試すのが安心です。
分づき米・胚芽米を炊く場合
分づき米や胚芽米は、白米と玄米の中間のように考えると調整しやすくなります。
| 種類 | 水加減の考え方 | 浸水時間の目安 | 確認したいこと |
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| 白米 | 炊飯器の白米目盛り、または1合200mlを基本にする | 炊飯器は自動吸水、鍋炊きは30分〜1時間ほど | 新米でもまず通常どおり炊き、次回から調整する |
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| 玄米 | 玄米用目盛り、または米の重さの1.5〜1.8倍 | 炊飯器は玄米モード、鍋炊きは夏6時間・冬7〜8時間が目安 | 白米より吸水しにくいため、白米と同じ水量にしない |
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| 分づき米 | 白米よりやや多め、玄米より少なめを目安にする | 白米よりやや長めに浸す | 3分づき・5分づき・7分づきと、削る割合によって調整する |
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| 胚芽米 | 白米に近いが、商品説明に合わせて調整する | 白米より少し長めが合う場合がある | 胚芽が残っているため、やさしく洗う |
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ぬかや胚芽が残るほど吸水に時間がかかるため、白米より少し多めの水や長めの浸水が合う場合も。
まずは商品ページや炊飯器のコースを確認し、白米よりかたいと感じたら水量や浸水時間を少し増やしましょう。