
玄米を購入するときに、「何を基準に選べばいいんだろう」「なんとなく良さそうなものを買っている」と、迷ってしまう方もいらっしゃいますよね。
ひとえに玄米といってもさまざまな種類があり、何を基準にするかによって選び方が異なってきます。
そんな玄米迷子さんに向けて、今回は基本の玄米の選び方について紹介します。
よりこだわりを持って選びたい方にもおすすめの無農薬玄米の選び方まで深掘りしていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事でわかること

玄米には、そのまま炊くうるち玄米のほか、発芽させたものや表面を加工した商品があります。
食べやすさを優先するなら、発芽玄米や加工玄米、糠層を一部削った分づき米も選択肢のひとつ。
まず、それぞれのお米がどういった特徴を持っているのか、玄米の基本から見ていきましょう。
うるち玄米は、普段ごはんとして食べるうるち米から籾殻だけを取り除いたお米です。
糠層や胚芽が残っているため、白米より噛みごたえがあり、香ばしい風味を楽しめます。
コシヒカリやササニシキなども、玄米の状態で販売されていればうるち玄米に当たりますね。
玄米らしい食感を味わいたい方や、お米をしっかり噛んで食べたい方に向いています。
発芽玄米は、玄米に水分を含ませてわずかに発芽させたもの。普通の玄米の硬さが気になる方にも試しやすい種類です。
発芽の過程では米の中の成分が変化し、GABAの量が増えることが知られています。
ただし、すべての栄養素が玄米より多くなるとは限りません。商品によって発芽の方法や炊飯条件も異なるため、パッケージの説明を確認しましょう。
加工玄米は、玄米の表面に処理を加えて吸水しやすくするなど、炊きやすさを高めたお米。
ロウカット玄米や高圧加工玄米、表面に傷をつけて吸水しやすくした玄米などが代表的です。
表面の一部を加工した玄米なので、普通の玄米より短い浸水時間で炊けるものもあり、忙しい方や、玄米を手軽に食卓へ取り入れたい方におすすめ。
白米モードで炊ける商品もありますが、加工方法や水加減は商品ごとに異なるので、炊飯方法まで確認して選びましょう。
分づき米は、玄米の糠層や胚芽を一部残して精米したお米です。
3分づき、5分づき、7分づきなどがあり、数字が大きいほど削る割合が増えて白米に近づきます。
玄米よりやわらかく、糠の香りや噛みごたえも穏やかになるため、玄米初心者にも取り入れやすいですよ。
玄米らしさを残したい方は数字の小さいもの(3分づきなど)、食べやすさを優先する方は大きいもの(7分づきなど)が目安です。
胚芽米は、玄米の糠層を取り除きながら、胚芽を残すように精米したお米のこと。
正式には胚芽精米と呼びます。
胚芽精米とは、胚芽が残っている米粒が製品の80%以上を占めるお米です。
また、21胚芽精米推進協議会では、会員製品の品質基準として胚芽保有率80%以上、精米白度34%以上などを定めています。
糠層を削っているため、玄米そのものではありません。
白米に近い食感で食べやすく、胚芽を残したお米を選びたい方に向いています。玄米が硬く感じる方も試してみるといいですね。
玄米についてより詳しくみたい方は、以下も読んでみてくださいね。

無農薬玄米を選ぶときは、農薬の使用状況だけでなく、品種や炊きやすさも見ておきたいところです。
毎日の主食だからこそ、無理なく買い続けられる価格や容量も大切ですよね。
栽培方法を確認したうえで、好みの食感や暮らしに合う商品を探しましょう。
| 表示・栽培方法 | 意味や特徴 | 選ぶときの確認ポイント |
|---|---|---|
|
無農薬玄米 (一般的な呼び方) | 農薬を使わずに栽培した玄米を探す際、広く使われている言葉。特定の認証名ではない | 商品ページで「農薬:栽培期間中不使用」などの具体的な栽培情報を確認 |
|
節減対象農薬: 栽培期間中不使用 | 特別栽培の基準で数える節減対象農薬を、栽培期間中に使っていないことを示す表示 | 化学肥料や有機肥料の使用状況は別に確認 |
| 節減対象農薬:栽培期間中不使用 | 特別栽培の基準で数える節減対象農薬を使っていないことを提示 | 対象外の農薬を使用している場合もあるため、栽培情報まで読む |
| 特別栽培米 | 地域の慣行栽培と比べ、節減対象農薬の使用回数と化学肥料の窒素成分量を、どちらも50%以下に抑えたお米 | 「当地比○割減」など、農薬と化学肥料の節減内容を確認 |
| 有機JAS | 有機JASの基準に沿って生産し、登録認証機関の検査を受けた商品 | 有機JASマークの有無を確認する |
「無農薬」は広く知られた言葉ですが、特定の認証を表す名称ではありません。
商品ページでは、栽培期間中の農薬使用状況や肥料の説明を確認しましょう。
特別栽培米では「節減対象農薬:栽培期間中不使用」などと表示されます。有機玄米を選びたい場合は、有機JASマークの有無も判断材料になります。
特別栽培は、地域の慣行栽培と比べて、節減対象農薬の使用回数と化学肥料の窒素成分量をどちらも50%以下に抑えた栽培方法のこと。
農薬を使わない栽培とは限らないため、節減内容まで見て選びましょう。
たべるとくらすとでは、一般的に親しまれている「無農薬」の言葉を使用しています。各商品ページでは、農薬や化学肥料の具体的な使用状況も確認できます。不明点はQ&Aから生産者さんへ直接質問できますので、商品選びにお役立てください。
たべるとくらすとで同じ品種の玄米でも、産地や育て方によって味わいや食感には違いが出ます。
商品ページでは、田んぼの環境や土づくり、水の管理に関する説明も読んでみましょう。
農薬だけでなく、肥料や除草方法まで公開している生産者もいます。
「作り手の考え方が見える商品を選びたい」「生産方法に納得した商品を食べたい」方はここをチェックしたいですね。
初めて玄米を選ぶ方は、普段から好きな白米の銘柄を玄米で試す方法もあります。
品種が同じなら味の傾向を想像しやすく、玄米への切り替えにもなじみやすいことが多いです。
もちもちした食感が好きな方には、ミルキークイーンなどの低アミロース米もおすすめ。粘りが強く、冷めても硬くなりにくい特徴があります。
毎日玄米を手軽に食べたい方は、炊飯器の玄米モードで炊ける商品や、短い浸水時間で炊ける加工玄米を選ぶと便利です。
玄米は商品によって、必要な浸水時間や水加減が異なります。
玄米モードがない炊飯器を使っている方には、白米モードに対応した商品もあります。
購入前に炊飯方法を確認し、家庭の炊飯器や生活リズムに合うものを選びましょう。
無農薬玄米は、栽培や除草に手間がかかるため、一般的な玄米より価格が高くなる場合があります。
価格を見るときは、袋の金額だけでなく1kg当たりの単価や送料も比べましょう。
初めての品種は1〜2kgほどから試すと、好みに合わなかった場合も負担を抑えられますね。
大容量の商品は、ご自身の消費量と保存場所を考えて選ぶようにしましょう。
商品説明では、品種や産地、収穫年、栽培方法、精米の状態を確認します。
口コミは、甘みや香り、硬さ、炊きやすさを知る参考になるのでチェックしたいところです。
ただし、農薬や肥料の使用状況は口コミでは判断できません。
栽培に関する事実は、商品ページや生産者の説明を優先しましょう。
ここで、たべるとくらすとの口コミを少し紹介します。
おいしくいただいています
品種名だけでもありがたみがあり最初はドキドキしながら炊いて、今は時々雑穀を混ぜたりもしながらおいしくいただいています。高級スーパーのお米より美味しい
これまで高級スーパーで銘柄米を購入しておりましたが、こちらの自然栽培米を土鍋で炊いたところ、甘味をしっかり感じられるみずみずしくもっちりとした、大変美味しいお米をいただけました!別物です!美味しいです!
美味しいお米をありがとうございます。とてもやわらかく、かつ、粒がしっかりとしているのでとても美味しいです!
無農薬玄米の食感は、農薬の使用状況ではなく、品種や加工方法によって変わります。
定番のコシヒカリから、もちもち感が強いミルキークイーン、あっさりしたササニシキまで特徴はさまざま。
玄米の硬さが気になる方には、発芽玄米や加工玄米も向いています。
普段好きな白米の銘柄を基準にすると、自分に合う玄米を見つけやすいですよ。
| 好みの食感 | 特徴 | 品種・種類の例 | 向いている食べ方 |
|---|---|---|---|
| もちもち | 粘りや甘みを感じやすく、冷めても食感を保ちやすい | コシヒカリ、ミルキークイーン、ゆめぴりか | 炊きたてのごはん、おにぎり、お弁当 |
| あっさり | 粘りが控えめで、粒が口の中でほどけやすい | ササニシキ、朝日 | 和食、魚料理、煮物、汁物 |
| やわらかく食べやすい | 一般的な玄米より吸水しやすく、硬さを感じにくい | 発芽玄米、ロウカット玄米、5分づき米、7分づき米 | 玄米初心者の主食、家族で食べるごはん |
※同じ品種でも、産地や収穫年、保存状態、炊飯時の水加減によって食感は変わります。
※横にスクロールできます
粘りや甘みを楽しみたい方には、コシヒカリやミルキークイーン、ゆめぴりかなどが候補になります。
コシヒカリは適度な粘りと甘み、香りを持つ定番品種です。
ミルキークイーンはアミロースが少なく、強い粘りと冷めても硬くなりにくい特徴があります。おにぎりや弁当に使いたい方にも選びやすい品種です。
軽やかな食感や粒立ちを好む方には、ササニシキや朝日などが向いています。
ササニシキは粘りが控えめで、口の中でほどけやすいのが特徴です。
おかずの味を邪魔しにくいため、魚料理や煮物、汁物にも比較的合わせやすいですね。
玄米らしい香ばしさや噛みごたえを、すっきりと味わいたい方にもおすすめです。
玄米の硬さが気になる方は、品種だけでなく加工方法にも注目しましょう。
発芽玄米やロウカット玄米などの加工玄米は、一般的な玄米より水を吸いやすく、やわらかく炊ける商品があります。
白米に近い食感から始めたい場合は、5分づきや7分づきも試してみましょう。
炊飯方法は商品ごとに異なるため、購入前に確認することを忘れずに。

玄米を購入するにあたって、ここまで見てきた選び方以外にも注意したい点があります。
「失敗した!」ということにならないよう、以下も必ずチェックして購入してくださいね。
玄米のまま炊く場合は、商品説明に「玄米食用」や「そのまま炊飯可能」と書かれているか確認しましょう。
精米して白米にする用途を想定した商品では、選別方法が異なる場合もあります。
籾殻や小石などを取り除く選別工程について、詳しく説明している商品を選ぶと判断しやすくなります。購入後も炊飯前に異物がないか目で確かめてください。
大容量の玄米は1kg当たりの価格を抑えやすい一方、食べ切るまでに味が落ちたり虫が発生したりするおそれがあります。
米穀安定供給確保支援機構では、1か月ほどで食べ切れる量を買う方法を勧めています。
開封後は密閉容器へ移し、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。夏場は購入量を少なめにすると管理しやすくなります。
乳幼児に玄米を与える年齢について、国が一律の基準を示しているわけではありません。
厚生労働省の離乳食に関するガイドでは、米がゆを十分に煮て、口の中でつぶせる硬さにするよう案内しています。
まずは発達に合ったやわらかな主食を優先しましょう。玄米を取り入れる際はやわらかく炊き、少量から様子を見ることが大切です。
下痢や便秘、腹痛などが続く場合は玄米をいったん控えます。食べ方に迷う場合や持病がある場合は、小児科医や管理栄養士へ相談してください。

たべるとくらすとでは、玄米初心者さんでも食べやすいコシヒカリをはじめ、さまざまな種類の無農薬玄米を用意しています。
栽培中農薬・化学肥料不使用で栽培方法にもこだわりを持ち、十人十色のストーリーを持つ生産者さんたち。
商品ページで詳細を確認できるだけでなく、不明点は直接ページ上で質問できるのもポイントです。
品種で選ぶのもよし、生産者さんへの共感で選ぶのもよし、価格で選ぶのもよし。
ぜひご自身に合った方法で、お好みの無農薬玄米を見つけてみてくださいね。
それではいくつか、たべるとくらすとで購入できる無農薬玄米を紹介します。
寒暖差と豊富な湧水という米づくりに恵まれた環境である、熊本県は南阿蘇村の標高500mで育てられたこしひかり。
田んぼの中は草刈機で、手間暇かけて除草。収穫量は減るものの、農薬・化学生成肥料・堆肥・除草剤を使わずに栽培されています。
もちっとして甘みが強く、「冷めても美味しく食べられる」という声も寄せられています。
できるだけ鮮度を保つために、籾の状態で保存・熟成させています。あっさりとした味わいですが、ファンの多い朝日米。
「かえるがたくさん住める環境と豊かな循環のある田んぼを目指す」ことを第一に、収穫量は二の次で栽培されています。
そんな「かえるすたいる」こだわりのお米を、ぜひ味わってみてください。
なかなか市場には出回らない、元祖コシヒカリを味わえます。
土づくりにこだわり40年。美味しい状態で保存するために貯蔵状態も整え、気温に合わせて保存方法を変える徹底ぶり。
栽培方法に信頼がおけるだけでなく、無洗玄米・分づき精米など柔軟に対応してくれるのも嬉しいポイントです。

それでは、玄米の選び方についてよくある質問に回答していきます。
A:初めての方には、普段から好んで食べている品種のうるち玄米がおすすめです。
硬さや浸水の手間が気になる場合は、発芽玄米や表面を加工した玄米も試してみたいですね。白米に近い食感を優先したい方は、5分づき米や7分づき米から始めると取り入れやすいでしょう。
A:違いがあります。白米は精米時期、玄米は調製時期を確認しましょう。
白米は精米後、時間の経過とともに風味が変わりやすいため、精米時期をよくチェックしましょう。
玄米では、玄米食用として選別しているか、調製時期はいつかを確認したいところです。
糠層が残っているため、食感や浸水時間も選ぶポイントになります。
A:「浸水不要」と案内された加工玄米や、吸水工程を含む炊飯コースなら、事前の浸水を省ける場合があります。
白米モードで炊ける加工玄米でも、一定時間の浸水が必要な商品があります。
パッケージにある「浸水不要」「予約炊飯対応」などの説明を確認し、炊飯器と商品の案内に沿って炊きましょう。
A:通販では産地や品種のほか、産年と調製時期(仕上げ加工を行い、袋詰めした時期)を確認しましょう。
無農薬玄米を探す場合は、農薬と化学肥料の使用状況も要チェックです。玄米食用として選別しているか、家庭の炊飯器で炊けるかも大切です。
内容量や送料に加えて、開封後の保存方法も確認してください。
口コミは味や硬さの参考にし、栽培情報は商品説明を優先します。
A:初めて購入する商品は、1〜2kgほどの少量から試すと好みを確かめやすくなります。
継続して購入する場合は、約1か月で食べ切れる量が目安です。米1合は約150gなので、1日1合なら1か月で約4.5kgを消費する計算になります。
1日2合なら約9kgです。家族の人数や保存場所も考え、夏場は少なめに購入すると管理しやすいでしょう。
A:玄米は品種や栽培条件のほか、加工方法によって栄養成分に差が生じます。
特に違いが表れやすいのは、糠層や胚芽を残す割合です。分づき米は白米に近づくほど、玄米に多い食物繊維や一部の栄養素が少なくなる傾向があります。
発芽玄米では、発芽の過程でGABAの量が変わる場合もあります。詳しい数値は商品の栄養成分表示で比べましょう。
「玄米を食べたいけど、美味しく続けやすいものを選びたい」という方に向けて、玄米や無農薬玄米の選び方について見てきました。
ご自身が何に重きをおくかによって、選び方が異なりましたが、何より食べやすいことがいちばん。
迷ったときは、価格や栽培方法もチェックしながら、好みの食感で選んでみてくださいね。
もちもち食感からあっさり食感まで、すべて無農薬(農薬・化学肥料不使用)で栽培された玄米をたべるとくらすとでは用意しています。
少量から購入できるので、ぜひいろいろなお米を試しながら、玄米食を楽しみましょう。

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