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かえるすたいるのお知らせ
生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して
2020/02/26

ササニシキの奇跡

ササニシキのキセキ2019

こんにちは 山田です。いつもブログ見ていただきありがとうございます。

ササニシキについて、少し記録しておこうと思いPCを立ち上げました。

ササニシキはずいぶん前、農業初めて3年目あたりで知り合いから種を分けてもらって栽培が始まりました。 それまでは秋田の地で育てられていたササニシキ(以下ササ君)でした。

東北から鹿児島に馴染むかなと心配していました。 数粒から始まった種をきちんとつないでいくことが最初の目標です。 ところが、心配とは裏腹にとっても勢いよく分蘖(枝分かれ)し立派な姿に成長しました。

ただ、鹿児島の気候だと極早生の稲になるようで、実りがとっても早くなってしまったのです。 他の稲が充実するよりもずいぶん早く、実が入ってくるようになると、うちのササ君はほとんど雀の餌食になってしまいました。

それから何年も、どうにか雀に食べられないように、できるだけ遅く種まきしたり色々工夫して来ました。 (あ、改めてお伝えしますが、うちのお米は種から育てています。)

昨年、2019年はなんと一粒も雀に狙われなかったのです。 なぜか。 もちろん種まきは他の物よりずいぶん遅らせてという対応を2019年も続けていました。他のより10日ほど遅く種まきをしました。 それでもいつも、周りの田んぼより早く穂が出ていたのですが、なぜか昨年は大丈夫だったのです。

周りの田んぼと同じかちょっと遅いくらいに穂が出てくれたのです! そうすると、雀も他の早く穂が出ていた田んぼに狙いを定めて、ササ君はほとんど食害を免れました。

雀に食われると、ひどいところだと収量は半分にもなります。 物凄い大群で田んぼを埋め尽くします。 追い払っても無駄です。 彼らも生きるために必死です。 加えて、クズ米や見た目の悪い米も増加してしまって、品質も悪くなります。 それがなかったことはとっても大きいことでした。

本当に本当に、雀はやっかいで、いろんな対策して来たのですが、そういった作業をしなくてよかっただけで本当に助かりました。

ササ君は、だんだんと鹿児島の気候に合わせて変化していたんだと気付きました。 毎年頑張って育てて、種をとって来たことが実を結びました。

ただ、収穫前に接近した台風のおかげで結構稲が倒伏してしまい、収穫自体は早めに行うことになりました。

そんなササ君、今年はどんな姿を見せてくれるんだろうと今からワクワクしています。 実はこんなに書いておいて、ササ君売り切れてしまいました。 みなさまのおかげです。 本当にありがとうございます。 そして、購入を考えていただいてた方大変申し訳ありません。 今年はもっともっとたくさんの方に食べていただけるように、頑張って栽培も増やしていきたいと思います。 ご迷惑おかけしますが、今度の新米までうちのササニシキを待っていていただけたら嬉しく思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

かえるすたいる鹿児島県(米)

私たちは生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して、日々田んぼに向かっています。 その田んぼで育つ自慢のお米は、無肥料・無農薬、乾燥はハザかけ天日干し、タネは自家採種したものを使用し、稲の力を最大限に引き出すよう細やかな手作業で大切に大切に育ててきました。 鹿児島の太陽を浴びて、大隅半島の綺麗な水で育った自慢のお米を皆さまの食卓へお届けします。