母の日

生産者のお便りとお知らせ

ジャスミンライスの不作2018

今年のジャスミンライスは大不作となってしまいました。

みなさまこんにちは なかなかブログも更新できておりませんですみません!

昨年産のジャスミンライス、大変好評いただきまして、今年も頑張ってたくさん育てておりました。 ジャスミンライスの販売ページにも書いたのですが、そんな頑張りを全く裏切るように今年は大不作でした。

今年は昨年よりも3倍も作付けを増やして、みなさまの声に応えようとしていたのです。

しかし、結果は昨年よりも収量は減ってしまいました。 3倍頑張って、昨年よりも収量減ってしまったら、単純に昨年よりも収量は3分の1に減ってしまったということです。 いや、むしろ面積を3倍に増やしておいてよかったです。最低でも昨年並みにみなさまにお届けできますから。

途中まではよかったのです。 いい感じに育っていました。 ところが、脱穀作業をしている最中異変に気づいたのです。 脱穀をしてもしても、米袋に米が溜まっていかないのです。 見た目にはついているように見えていたお米も、中身がスカスカのお米ばかりだったのです。

びっくりしました。

あれ?この一年の頑張りはなんだったのだろう? 必死に草取りしたあの時間は? 畔の草を何度綺麗に刈り込んだのだろう? この背の高い稲を刈った時の苦労は・・・ かけ干しする際には、お手伝いを頼んで頑張って竿を組んで、背の高いジャスミンを掛けていく作業・・・

たぶん、成長段階で虫にやられていたんですが、それは途中から復活して巻き返してきたんです。 最後は台風だったんでしょうね。 開花期に大風が吹くと良くないとはこのことかと。 暦の中に「二百十日」とか、「二百二十日」とあるのはこの時期に大風に気をつけよという意味です。

まじか、まじだったんだな。 いや、台風がきたのは結局9月の後半だったんだが、ジャスミンライスは晩生のためバッチリ当たっちゃったわけですね。

というわけで、ジャスミンライス在庫そんなに豊富にありません。 すぐに売り切れてしまうかもしれません。 そんな事情を汲んでいただき、このジャスミンライスを楽しんでいただけたらと思います。 ぶっちゃけうちでも今年は食べられないと思います。 みなさまを優先いたします。

来年、もっともっと頑張ります。

かえるすたいる鹿児島県(米)

私たちは生き物がたくさん生きられる田んぼを目指して、日々田んぼに向かっています。 その田んぼで育つ自慢のお米は、無肥料・無農薬、乾燥はハザかけ天日干し、タネは自家採種したものを使用し、稲の力を最大限に引き出すよう細やかな手作業で大切に大切に育ててきました。 鹿児島の太陽を浴びて、大隅半島の綺麗な水で育った自慢のお米を皆さまの食卓へお届けします。

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