待ちわびた春も通り過ぎようとしています。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
こちらナチュラルエッグラボは、なかなか春を迎えられぬまま通り過ぎてゆく..
そんな感じでもあります。
皆様には昨年末より大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。
鶏たちの尊い命をあのような形で失わせてしまい、悔やんでも悔やみきれない日々です。
ただ、再起に向け、前を向いて進んでいかなければなりません。
本当にたくさんの応援を頂き、いつも温かく、この子達の卵を待ってくださる皆様がおられるからこそ、私は諦めず進んでいけます。
皆様本当にありがとうございます!!!!
ありがとうございます。では足りないのですが..
本当に皆様に力を頂いています!
ありがとうございます!!
ありがたいことに、冬に入る前に入雛した雛たちが無事に成長してくれており、来月あたりから卵をもたらしてくれる予定です。
安定供給まではまだまだ時間がかかりますが、それ以上に、じっくり鶏たちと向き合い、日々学びながら、鶏たちにより良い環境を提供し、今後も鶏たちのペースを大事に続けて行きます。
ナチュラルエッグラボ 山野暖尭
※画像はイメージです。
今年も暑い暑い夏がやって参りました。
例年通り、産卵数がすくなくなっておりますので、
お待たせする期間も今以上に永くなる可能性がございます。
それが鶏たちの本能であり、
ここはそれを尊重する場所です。
何卒ご理解いただけますと幸いです。
今年の夏もよろしくお願いいたします。
0.1%
日本でケージフリー養(平飼い(地面の上で養))されている鶏の割合はどのくらいだと思いますか?
日本では公式なデータはありませんが、大体1%~多くても2、3%であると言われています。
飼養されている鶏の総数はあっても、日本の採卵養鶏場は基本的にケージ飼い(金網でできたかごの中で養)であるため、どの様な飼養をされているかの割合までを公式には公開されていません。
然し乍ら総数や様々なデータを見ると、1%少ししか平飼いされている鶏はいません。
そして、より自由度が高く自然に近い放牧となると、正確ではありませんが、0.1%以下になります。
下手すると更に少ないかもしれません。
0.1%以下。
こちらの様な暮らしをしている鶏は、現状、極々わずかです。
卵を増やしたいのではなく、こうして、より自然に近い形で生きる鶏たちを少しでも増やしたい。
たくさんの卵を作るのではなく、この自然の営みの中でもたらしてくれる卵で、たくさんの笑顔を作りたい。
その思いで始めた放牧養鶏。
それは現在に至るまで、そしてこれからも、変わりません。
綺麗事のようですが、実際にそれをやるということ。
我が事として、覚悟を持ち取り組んでいます。
少しでも多くの鶏たちに、
生きている間を楽しんでもらえる空間を作り、提供して参ります。
美味しいの先に、笑顔がありますように。
鶏にも自然にも。
いつもありがとうございます。
-平戸平飼い放牧卵itadaki-
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すっかり春の陽気...通り越して夏みたいな暑さもあり...
皆様お変わりありませんでしょうか?
こちらナチュラルエッグラボでは、春ならではの光景が見られています。
アニマルウェルフェアについて
「スローガンを疑う」
アニマルウェルフェアという言葉を日本でも少し耳にする様になりました。
日本語で言うと動物福祉となっています。
簡単に言うと、
家畜動物の権利を尊重した
飼育をしましょうという概念です。
この業界にいれば、
アニマルウェルフェアで養鶏をやっています。
であるとか、
アニマルウェルフェアを推進していきます。
の様なお話をよく目にするし、耳にします。
然しながら、
そうしたスローガン(スローガンではないのだが二にそうなっていると感じる)
なんていうものを
ぶら下げることに何の意味もなく、その真理がなんたるかです。
私はアニマルウェルフェアをやっていません。
自らが、
どの様に鶏たちと接するべきか。
どんな暮らしをしてほしいか。
鶏たちが何を求めているのか。
を分かろうとし、分からなくとも行動し、
自分本位の擬人化をする事なく追求しているのみです。
それがたまたま
幸か不幸か所謂アニマルウェルフェアというものにてはまっているに過ぎないのです。
どんな言葉やスローガンよりも、先に来るのは、
自分自身の自然的な行いであり、どう行動するか、
何をすべきかであると。
その様に考えます。
決してアニマルウェルフェアの様なスローガン、言葉に操られるのではなく、どちらかといえば疑い、
自分自身が大切にするものを大切に、
行動に移し、精一杯尽くすのみです。
自らに必要な事であれば自ずと考え自発的に行動するものであり、何かに踊らされるものではない。
惹句の様なもので動いているのは、ただ動作的な行動であり、真に行動しているとは言えないのではないだろうか。
そしていつも自分の行いは充分ではないという事。
無知であるという事。
決して自己嫌悪ではなく、それらを理解し、その悔しさや情けなさを感じているからこそ、行動し続けていくほかありません。
アニマルウェルフェアという言葉で誰が喜び、利益を得るべきか。
それを今一度。
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初めての産卵を迎えた若鶏たち。
4月末に入雛し、約7ヶ月。
これまで丈夫に逞しく育ってくれました。
11月から卵を産んでくれるようになり、
日に日に数が増えてきました。
日々の温度管理から始まり、(通常親鶏のお腹の下で暮らすため、その温度を再現し育雛)
飼料の配合を成長に合わせ調整、
止まり木で寝る練習、
半年間成長を感じながらの日々です。
こうして産まれてすぐからここで暮らし、
成長してくれた姿、
走り回る姿、
産卵を始めてくれる瞬間、
毎度ですが、とても感慨深いものがあります。
また、今回はなかなか上手くいかないことがあり、
こんなことは初めて!の経験で試行錯誤の日々です。
これぞ自分で作り上げていく醍醐味。
たまりません。
経験値が上がりそうです。
いつも同じではないですね。
だからこそ同じものはひとつとないし、
その一瞬が、ひとつひとつが、大切で尊い。
そのひとつを感じていただける様、
これからも精進します。
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今年も採血検査を行いました。
ND(ニューカッスル病)の抗体検査と、HPAI(高病原性鳥インフルエンザ)の検査です。
この規模の平飼い養鶏場は管轄内(佐世保以北=佐世保・佐々・松浦・平戸)で当農場のみとなりました。
(平飼い養鶏場自体2軒(一軒は福祉施設100羽ほど)になりました。)
その為、一昨年から毎年採血検査に協力しています。
昨年もお話ししましたが、こうして受け入れるのも、
鶏たちの健康状態の確認はもとより、
この飼養法の信用度に繋がると考え協力しています。
羽数は、現在雛含め700羽ほど。
100羽でスタートした頃は数に入らないほどの養鶏場でしたが、少しずつ放牧環境でのびのび暮らす鶏たちが増えております。
今年も鳥インフルエンザが各地で発生しています。
担当の方と沢山お話しをさせていただきましたが、
今現在は現状の対策や感染後の処分方法(防疫、全羽処分)
しかありませんので、
なんとか少しでも全国的に感染を抑えられたらと願うばかりです。
昨年の大規模な蔓延から新たなこととして、
大規模養鶏場(数十万〜100万羽)の話ではありますが、
分割管理(鶏舎区域別管理)が始まっています。
(全羽処分を避け被害を軽減する為。)
非常に厳密に衛生管理をしなければなりませんし、
莫大なコストがかかりますが、
小さな小さな平飼い放牧養鶏場である当農場も、
今後形を変えていかなければと、
昨年の蔓延を受け長らく模索しております。
少しでも鶏たちに、様々な事を感じながら、
楽しい暮らしをしてもらえる様、
より良い環境を提供する事が一番ですし、
その中で育んでくれる卵が最高だと考えておりますので、
少しずつ進化し、持続できる形で、
青空の下力一杯駆けまわる元気な鶏たちが増えていけばなと思います。
毎度お馴染みですが、
採血の最中も周りに群がり、
興味深々で色んなものを突いて困らせていました。笑
今日も鶏たちは元気いっぱいです!!
いつもありがとうございます。
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最近は朝サラダ生活です。
大根の葉をモリモリ食べ、元気いっぱいです。
大変お待たせしておりますが、徐々に産卵数も増えておりますので、ご理解の程🙏
現時点で北海道から始まり、鹿児島県まで、
死亡野鳥からH5亜型高病原性鳥インフルエンザが検出されております。
昨年は近隣養鶏場での感染があり、当農場も出荷制限となり、皆様にも大変ご迷惑をお掛け致しました。
今年も一層の衛生管理に努めます。
昨年は、全国でこれまでにないほどの事態となり、過去最高の1771万羽以上が殺処分(26道県 84事例)となりました。(清浄化宣言(終息)は2023.6.20)
今後も、なかなか止められない状況になるのではないかと感じています。
近年海外では年間を通して感染があり、今後日本もそうなるのではないかと予測します。
その中でも出来ることをやり、鶏たちにより良い環境を提供していきます。
どうか今年は鶏たちが少しでも助かります様に🙏
いつもありがとうございます。
皆さんこんにちは!
ナチュラルエッグラボの山野です!
暑い暑い夏が終わりに?近づいて参りました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日はここで暮らす鶏たちの夏場の生活、産卵についてお話しします。