農業を始めた頃は、とうもろこしは露地で育てていました。
ところが、虫だけでなく動物の被害にも悩まされるように…
収穫まであと少し、美味しくなった頃を見計らったように畑へやって来ては、とうもろこしを少しかじっては捨て、また次をかじっては捨てる…。食べ尽くすわけではなく、次々と倒されていくとうもろこしを見て、本当に心が折れました。
もちろん、そのまま諦めたわけではありません。
ネットを張ったり、有刺鉄線を設置したりと、できる限りの対策をしましたが、それでも侵入を防ぐことはできませんでした。
そこで猟友会の方に相談し、わなを設置していただくことに。
当初はハクビシンを疑っていましたが、捕獲されたのは子ギツネでした。この時初めて、とうもろこしを荒らしていたのがキツネだったことが分かりました。キツネがとうもろこしを食べるのにも驚きましたが、本当に賢い動物なんだなとつくづく感心した記憶があります。
その後、ハウスを建てたことをきっかけに、とうもろこしはハウス栽培へ切り替えました。
露地より少し時期をずらして出荷できること、そして何より獣害を受けないことが大きなメリットでした。