
2020/07/15
幼い頃に、池で夜な夜な鳴くウシガエルの声を「カッパ」の鳴き声だと教えられていたので、<br /> 私は池には決して近づくことはありませんでした。<br /> 池に子供だけで近寄らせないための母の知恵だったのですが、<br /> 幼い私にとっては、なかなかの恐怖です。<br /> 「近づけば、緑色の手が私の足を掴んでたちまち池の中に連れていかれる・・・。」<br /> 幼い子どもの想像力は、人間の一生の中でも桁違いに大きなスケールです。<br /> 私の頭の中では、池の「カッパ」の鳴き声を耳にするたび<br /> 色々恐ろしいカッパが誕生していました。<br /> どのカッパも親しみの湧かないものばかりだった気がします。<br /> 元となっているのは、あのウシガエルの声ですから仕方ありません。<br /> <br />

2020/07/06
父は20歳の頃から盆栽を始めた和風男子です。<br /> 庭には自分で20歳の時に植えた大きな松の木とマキの木のがあるのですが何日もかかって、<br /> それはそれは大事に手入れをします。<br /> 苔むした庭に、風雨で趣きがでた石燈籠、手入れされた庭を見るのが至福の時。<br /> それが、父の理想・・・。<br /><br /> 「見て見て〜。可愛いやろ〜。咲いてん✨」<br /> 私が実家に帰ると、子どものようにルンルンしながら庭に咲いているピンクや黄色や色とりどりに咲く花を<br /> 一通り紹介してくれるのは、母です。なかなか家の中には入れません。<br /> 何を隠そう母は、西洋の庭が大好きで、松なんてちっとも興味がありませんから盆栽なんてもってのほかです。<br /> ですから、出かけて可愛い花を見つけると買って帰り、嬉しそうに鉢を庭に並べます。<br /> 父は「苔むした庭」にしたいのですが、次から次に母の買って来た花が陣地を増やしている。<br /> というのが実家の庭です。<br /> 父は、母が花が咲き終わって、放ってある花の鉢の手入れもします。<br /> 花が咲き終わった後も、父が剪定し肥料をやって世話をしてあげるものですから、<br /> 枯れることなくますます元気に株は大きくなります。<br /> 母は窮屈そうに茂っている花の鉢に気がつくと、地植えにしてあげます。<br /> ですので、マキの木や松の木の下は、苔むさず<br /> 賑やかな色とりどりの花が春から秋にかけて次から次へと咲いています。<br /> 今は、紫陽花が綺麗に咲いています。<br />

2020/07/05
柑橘系の木にはアゲハ蝶がよくやって来ます。<br /> 産卵のためです。<br /> 20年くらい前に初めて金柑の苗を買ったのですが、<br /> 毎年枯れずにはいるのですが、枝にはトゲだけが生えていて、葉っぱが一枚もなく<br /> 金柑の実は一つもできず、<br /> 「これ、何の木?」<br />年を追うごとに 植えた木が本当に金柑だったんだろうかと疑うようになりました。<br /> それから随分して、柑橘類の木にはアゲハ蝶が卵を産むので、<br /> 孵化した幼虫が葉っぱを食べる事を知りました。<br /> 「あ〜!うちも葉っぱ食べられてたんだ・・・やっぱり金柑だったんだ。」<br /> それにしても、丸坊主になるまで食べてしまうなんて少し酷過ぎやしませんか?<br /> 幼虫さんよぅ!<br /> おかげで、私はこの金柑の木を<br />「何かよく分からないトゲの木」<br /> と改名して眺めていたのですから。<br /> だけど、1匹も「なんかよく分からないトゲの木」でサナギになっている姿は<br /> みたコトがありません。<br /> 幼い木だったので、葉っぱを食べ尽くして、ほかの場所に餌を求めて移動していたのでしょう。<br /> それからは、アゲハ蝶の卵が産みつけてあると、<br /> 指で卵を取り去って葉っぱを守るようにする様になりました。<br /> 昨日までは・・・。<br /> 妹から一枚の写真が送られて来ました。<br /> 「サナギ」です。<br />

2020/07/03
何か言いたい時、一人前に吠える我が家の犬ですが、<br /> 今日は随分と大騒ぎしています。<br /> 猫が通ったりフェレット(?)が通りかかったのだと放っていました。<br /> けれどもなかなか鳴き止みません。<br /> 何に向かって吠えているのかよくわからないのですが、<br /> 体を引っ込めてみたり、二歩ほど前進してみたりしながら吠えています。<br /> 犬の吠えている先をたどってみると、いました。<br />

2020/06/29
ブルーベリー畑には池があります。<br /> もともとは棚田だったので、そのために作られた池です。<br />ここには色々な動物が来ている様です。<br /> 今朝は、こんな物が池の周りに散乱していました。<br />

2020/06/11
さぁ、今年も燕が子育てに帰ってきました。<br /> うちにやって来る燕は、軒先ではなくガレージの中に巣を作ります。<br /> この時期になると、早朝に父がガレージのシャッターを少し開けてやります。<br /> 燕が出入りできるように。<br /> 燕にとても優しい父です。<br /> 父は燕が毎年帰ってきてくれるのを一番喜んでいます。<br />私が帰って来るのとちょっと違います。いや全然違います!<br /><br /> ところが、事件が起きました。<br /> 巣をカラスが足で壊して雛たちがみんな食べられてしまったのです・・・。<br /> 巣は破壊され、雛たちは居なくなり、父は怒りと悲しみに暮れました。<br />

2020/06/04
<br /> 鎌で草を刈っていますと、ちょっと草を引っこ抜きたくなることがあります。<br /> スポスポと気持ち良く草が抜けると<br /> 調子よくずんずん草を抜いて進んで行ってしまいます。<br /> 気がつくと、そういえば鎌を持っていません。<br /> 「あ〜、またやってしまった。」<br /> 鎌を探しにウロウロうろうろしていますと、<br /> また別のことに気が付き、違うことをやり始めてしまったりします。<br /> 「あ!そうそう鎌!鎌を探してたわ私。」<br /> 思い出して辺りを見わたします。<br /> 「?」<br /> 2メートルほど向こうの草の間にキラ〜っと光っているモノが見えます。<br /> 小さめのウサギほどの大きさですが動物ではなさそうです。<br /> もちろん金色に光る謎の物体をダッシュで見に行きます。<br /> こういう時だけ私は俊敏です。<br /> 「!」<br /> <br /> 何ですかこれは・・・。<br />

2020/06/03
天気がいい日は縁側を開けっ放しにしています。<br />「蚊」「ハエ」は入りたい放題ですが、飼ってる犬が<br />縁側に出て、日向ぼこしたいらしく閉めてある戸に向かって「ワン」<br />ほおっておくともう一声「ワン」。<br />まだまだ放っておくと、戸の前で哀愁を漂わせて外を眺めています。<br /> 忙しくしている私を、健気にじっと待って居る背中に気がついて<br />慌てて戸を開けてやります。「ごめんごめん」<br />犬は早速縁側に遊びに行きます。<br /> <br />植木にやって来た大きな羽音のクマバチを興味深げにじーっと見ていたり、<br />土の上を動く虫を鼻で嗅いで見たり。<br />自然は子どもも動物も虜にしてしまう不思議な力があるのでしょうか。<br />草花や外の空気に触れているとき犬も子どもとよく似た表情になります。<br />ぽかぽかの縁側で昼寝して、お天道様が強くなると家の中に帰って来て寝ます。<br />時々、「一日中昼寝三昧で羨ましいねぇ〜」と犬に思いますが、<br />「まぁ犬にも犬なりに色々あるかもなぁ」そう思い直したりします。<br />犬は縁側から家に帰って来る時、必ず「葉っぱ」を持ち帰ります。<br />今日はこの「葉っぱ」が良かったようです。<br />

2020/06/02
葡萄の花が咲き始めています。<br /> <br /> 成長が始まるとツルは思い思いの方向へどんどんと伸びて行きます。<br /> とても驚く早さで。<br /> 少しでも放っておくと、<br /> 「あれ?ツルのこちらがそちらであちらはどちらに・・・。」<br /> 調子よく伸びた葡萄当人でさえ困った表情に見えるほどに<br /> ツルが伸びてこんがらがってしまいます。<br /> そうなる前に<br /> ツルを切って誘引していくのですが<br /> さっき切ったはずのツルが、振り返るとまた伸びているような。<br /> 気のせいでしょうけど・・・。<br /> けれどそんな気持ちになるくらいに葡萄のツルは急いで伸びて行きます。<br /> その横で蜜を集めにやって来ているのは蜜蜂です。<br /> こちらも、見ていると忙しそうにしています。<br /> 「なんか、こうも成長が早いとせかされちゃいますねぇ」<br />

2020/06/01
ジューンベリーの収穫の時期が来ました。<br /> 早起きして実を収穫しませんと、「朝食」にと鳥たちが一斉に食べにやって来ます。<br /> それは、鳥 VS 私 のたたかいの時でもあります。<br /> けれど、鳥に勝てた試しはありません。<br /> 実が赤く色づき始めて、食べ頃になる加減は<br /> 鳥たちの方がよく知っていますから、<br /> 注意深く実の成り具合を見ているつもりではいるのですが<br /> 私はいつも鳥のやって来た後で大慌てで収穫する格好です。<br /> 収穫していると時たま勇敢な小さな鳥が大きな鳥の目を盗んでやって来ます。<br /> そんな時は私は手を止めて、<br /> 小さな鳥がお腹いっぱいに食べ終わるまでしばらく<br /> 大きな鳥が寄ってくるのを少々威嚇してやりながらひと休みです。<br /> 籠に入れたジューンベリーを頬張りながら…。<br /> 「あらま、こんだけになっちゃった。」<br /> 写真に撮れるように沢山摘んでいたのですが、食べ過ぎました私。<br />

2020/05/29
外で仕事をしていても寒くもなく暑くもない、さらに時たま「え?何?さ〜わ〜や〜か〜!!」に通り抜ける風。<br /> 果樹園にも爽やかな季節がやって来ました。<br />今日は苗木の鉢の植え替えをします。<br />普段見えない「根」を目にする機会です。<br />どの苗木も新芽を出してすくすく育ってきています。<br />鉢から外してみるとぎゅうぎゅうに根が広がり窮屈になってきていますが,<br />ヒョロヒョロと頼りない根の苗がたまにいます。<br />同じ環境なのにどうしてこんな差ができるのだろう・・・。と、<br />私も色々まじめに考え始めるのです。 そうしながら次の鉢を外すと「ワオっ!!」<br />トカゲの卵です。<br />小さくて可愛い卵が二つ仲良く並んでいます。