何か言いたい時、一人前に吠える我が家の犬ですが、
今日は随分と大騒ぎしています。
猫が通ったりフェレット(?)が通りかかったのだと放っていました。
けれどもなかなか鳴き止みません。
何に向かって吠えているのかよくわからないのですが、
体を引っ込めてみたり、二歩ほど前進してみたりしながら吠えています。
犬の吠えている先をたどってみると、いました。
小さい虫です。
「こんなちっちゃい虫が怖いの?」
吠える姿は、ライオンと対峙しているかのように立派ですので拍子抜けです。
「怖くないよ。む・し。」
虫の方は、家の中に迷い込んでどうしたもんかとウロウロウロウロ。
そのウロウロ動く虫を前足で触ってみようとするのです・・・。
だけど、勇気がない・・・。
あとちょっとで虫に触れる手前で前足を引っ込めて、また後ずさり。
そんな事をさっきからずーっと吠えながらやってたようです。
どことなく虫もそんな犬に困っていたように見えて来ました。
「もう、外に逃がしてやるからね。」
虫が飛んで行けるように戸を大きく開けてやりました。
すると犬が外に出て行きました。
まぁ、そういうものです。
虫はしばらくして見当たらなくなっていました。
きっと虫も外に出て行ったのでしょう。
そして今日は随分と大きな葉っぱのお土産です。