淡路島YASAIBAでは、黒大豆の種まきから収穫までの作業を動力の機械は使わずに、昔ながらの道具を使い、手作業で「一粒一粒」大切に行っています。
7月末に種まきした後、土寄せや摘心、摘葉作業を行い、12月に収穫を迎えます。株元を鎌で刈り、数株ごとに束ねて麻ひもでくくったものを軒先で2週間天日干しします。その後、下の写真にある「足踏み脱穀機」と呼ばれる穀物や豆類を脱穀する道具を使い、脱穀します。
脱粒した黒大豆には、さやが割れたものやゴミが混ざっているため、下の写真にある「唐箕(とうみ)」と呼ばれる風力選別する農具を使い、豆とゴミ等を選別しています。
「上側から黒大豆を入れて、右側のハンドルを回して風をおこすと、軽いゴミ等は左側から飛ばされて、豆だけが下側から出てくる」という仕組みです。
選別した黒大豆は、最後に目視による検品を行い、袋詰めを行っています。
黒大豆というと、「煮豆」のイメージが強いですが、「きなこ」や「煎り豆」、「お味噌」もオススメです。 下の写真は、玄米餅に、自家製の黒大豆のきなこと煎り豆をトッピングしたものです。 きなこは、少し粗挽きにすると、カリっとした食感がアクセントになっておいしいですよ~