春採り人参の種まきをしました。品種は『黒田五寸人参』、自家採種した種を使っています。上の写真を見てもらうと、種には細かい毛がびっしり生えています。小さな虫みたいに見えます。
市販の種はこの毛はなくてツルツルの状態です。毛があると機械でうまく種をまくことができない等の理由で、種屋さんが取ってしまうからです。
でも、本当はこの毛、人参の発芽にとても役立ちます。
人参は、水を一所懸命やらないと発芽しないといわれていますが、この毛が適度に水分を保持してくれて、発芽がそろいやすくなります。
種まきした人参は、5~6月に収穫できる予定です。
毎年、この時期になると『籾殻燻炭』をつくります。
籾殻燻炭とは、お米の外側の皮である籾殻をいぶして炭化させたものです。
秋に収穫したお米を籾摺りしたときに大量の籾殻ができるので、それを使ってつくります。
籾殻燻炭は無数の穴があいており、排水性・通気性が向上します。また、微生物の住処になることにより、微生物を増殖させる効果もあります。さらに、虫の忌避効果もあるため、無農薬栽培には重宝するアイテムです。
作り方ですが、
まずは、燻炭器といわれる煙突の中に枯れた草や枝を入れて燃やします。火がついたら燻炭器の上から籾殻を被せていきます。燻炭器に接しているところからいぶされていくので黒く炭化してきたら、外側の籾殻を上に上に被せていって、徐々に全体を炭化させていきます。
下の写真が作業スタート時点の様子です。
それから5〜6時間で上の写真の状態になるので、あとは、燻炭の山を崩してひろげ、水をかけて冷却したら完成です。
淡路島YASAIBAでは、苗を育てるときに使ったり、虫食いが多い小豆の栽培に利用しています。
あけましておめでとうございます!!
本年も淡路島YASAIBAをよろしくお願いします。
新年のしごと初めは、人参収穫からでした。
土が少し乾きぎみで固かったので、スコップで掘りおこしました。
新年早々、うちの人参たちをみなさんの食卓にお届けできること、とても嬉しく思います。
最近は、淡路島でも雪がチラつく日もでてきましたが、この日は日差しもあって暖かく、作業がはかどりました。
淡路島YASAIBAの人参の旬は12〜1月です。この時期が1番味がのっています。
お鍋がおいしいこの季節、うちでは、鍋のときは必ず人参をいれています。根の部分は厚めにきって入れるとホクホクでおいしいです。葉っぱは、鳥団子やつみれに混ぜて食べると、人参の香りがアクセントになっておいしいですよ〜
人参の出荷は3月初旬頃までの予定ですが、寒くなると、葉っぱが赤紫になるので、「葉つき」での出荷は残りわずかかもしれません。
試してみたいという方はお早めに〜
淡路島YASAIBAでは、黒大豆の種まきから収穫までの作業を動力の機械は使わずに、昔ながらの道具を使い、手作業で「一粒一粒」大切に行っています。
7月末に種まきした後、土寄せや摘心、摘葉作業を行い、12月に収穫を迎えます。株元を鎌で刈り、数株ごとに束ねて麻ひもでくくったものを軒先で2週間天日干しします。その後、下の写真にある「足踏み脱穀機」と呼ばれる穀物や豆類を脱穀する道具を使い、脱穀します。
はじめまして、淡路島YASAIBAです。
今週から「たべるとくらすと」さんでお米や野菜、加工品などを販売させてもらうことになりました。
ブログでは、日々の作業の様子を書いていきたいと思います〜