うぶすな定期便に同梱している薬膳茶のご紹介です。 毎月、季節にあわせて、 福岡”安樹堂”の漢方薬剤師・矢野久美子先生に オリジナルでブレンドいただいています。
7月の薬膳茶【紫蘇酸梅湯】
酸梅湯(サンメイタン)とは 中国や台湾で夏によく飲まれる薬膳茶で 様々なレシピがあります。 酸梅湯の中心は、 梅を燻した生薬である烏梅や 酸味のある山査子など。 暑さや汗のかきすぎで消耗した体に 元気と潤いを与えてくれます。 今回はおなかを整え香りのよい 赤紫蘇(蘇葉)を合わせた 夏の養生茶です。
(写真は「烏梅」)

お茶の働き
配合:蘇葉・山査子・烏梅・洛神花(ハイビスカス)・甘草
≪効能≫ 蘇葉(ソヨウ) :胃腸を整え、食欲不振、消化不良、食中毒予防などによいです。 また自律神経を整えて気持ちをリラックスさせてくれます。
山査子(サンザシ) :汗などが漏れ出すぎないよう、酸味で収斂し体を潤わせます。 肉や油っぽいものの消化を助け、おなかをすっきりさせます。
烏梅(ウバイ) :梅を真っ黒く燻製にした生薬。 のどの渇きを止め、体を潤わせます。 夏に起こりがちな吐き気やおなかの不調を改善します。
洛神花(ラクシンカ) :酸味があり汗が出すぎないように収れんしたり、夏の疲れを取ります。 ビタミンやミネラルも豊富な生薬です。
甘草(カンゾウ) :甘みをもち、気を補う働きがあります。 酸味が胃に触らないように保護する働きもあります。

作り方の目安: 300~350mlの熱湯で8分~10分(好みに応じて調節) ※急須やマイボトルなどで入れることを想定しておりカップ2杯分取れます。 ※好みで氷砂糖やハチミツを入れてお飲みください。
うぶすなにて、1回分に分包しています。 紙製のティーパックを使用していますので、 マイクロプラスティック溶け出しの心配はございません。
7月もすこやかに過ごされますように。