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里山BOTANICALのお知らせ
2020/10/28

里山の岩と、その上に生える“岩苔”のこと

安塚では、苔の生えている岩をときおり見かけます。これまでなんとなく見過ごしていましたが、そんな岩苔の価値を再発見できる本に、最近出会うことができました。 造園家の高田宏巨さんが著した「土中環境」という本です。

とても興味深い内容で、普段私たちの意識が及ぶことがほとんどない土の中の環境が、森にとってとても大切だということを丁寧に教えてくれます。

その本によると、豊かな森の土の中には菌糸のネットワークが無数に張り巡らされていて、その森に生きる樹々も、根からその菌糸を介し、遠くの樹木ともコミュニケーションをとりながら生きのびているそうです。

苔の生えた岩の価値についても触れられていました。

大木が、岩に覆いかぶさる様に根を張っていることがあります。これは偶然ではなく、岩がミネラル分を土壌に対して豊富に供給してくれているため、樹木自身がその岩を好んだからなんだそうです。

そして、そんな土中にとって“良い”岩には微細な割れ目が無数にあり、水分が染み込んで、表面がしっとりと湿っています。

湿気を好む苔が岩に生えているのは、岩が土壌にミネラルを与え、森を豊かにしてくれていることの証なんだそうです。 「土中環境」という本に出会って、里山のちょっと神秘的な側面も再発見できた様に思います。この本、とってもオススメなので、もしご興味あれば是非読んでみてください。

里山BOTANICAL新潟県(新潟ローカルブランド)

新潟の中山間地にあり、古くから受け継がれてきた棚田や、自然の美しい風景をもつ上越市の安塚。里山ボタニカルは、安塚の里山にある、豊かな植生やお米を素材にしてつくった品物をおとどけする、地域ブランドです。
この地域の里山には、とても多様な樹木や植物が自生しています。一見、何気なくただ生えているだけに見える植生も、丁寧にみつめてみると、それぞれ愛おしく感じられるような個性や、とても深いストーリーをもっていることに気付きます。そんな小さな物語たちを、私たちが一つ一つ丁寧に手づくりした品物にのせて、おどけします。