苗作りを数週間前から始めています。 米の栽培で一番大事なのは自然の過酷な環境でも負けない強くたくましい苗を作ることです。 苗たちを田んぼに送り出してあげる前にできる限りのことをしてあげれるのが今の時期になります。 まずは去年収穫をして天日干しをしておいた藁から籾を「足踏み脱穀機」でとります。
このままでわ藁がたくさん入っていたり、中身の詰まっていない籾もあるので「唐箕」という道具でそういったものを飛ばします。
最後に籾についている「のげ」といわれる糸みたいな部分を機械で取り除きます。さらに重さと形で選別をして良質な種籾の完成です!
出来上がった種籾がこちら
次の工程は病原菌に負けないように「温湯消毒」といって60度のお湯に10分間つけます。 その後すぐさま冷水につけはじめ20日間管理します。 その間、温度管理、水は数日に一回替えるなど地味なんですが頑張って面倒をみます。朝に一回、昼間一回、寝る前に一回の3回は少なくともチェック。昼間の温度が上がるような日はたびたび見にいくこともあります。 今日で半分が過ぎました。
あと10日ほどすると次は催芽作業になり、乾かした後に種まきです。 常にいそがしいわけではないですが、この時期くらいから基本的にお米が中心に生活が回りだします^^ 冬の間にずいぶんと自分の体も大きく育ってしまっているので、お米たちと一緒に動きだしていこうと思います。 最後までお読み頂きありがとうございました^^