新米特集

生産者のお便りとお知らせ

新年明けましたが、去年の出来事を少し、、。

2024/01/11

ご挨拶が遅れましたが、

あけましておめでとうございます。 昨年中は、こちらのブログをご覧いただいたり、お米をご注文くださったり、思いを馳せていただき、 ありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い致します。

はてさて、出荷作業をしておりましたら、ものすごい速さで時間が過ぎておりました。

収穫作業で大変だったことをシェアする予定だったのにすみません 

人というものは、面白いもので、大変だったはずなのに、どんどん忘れて、今年のお米づくりが楽しみでなりません^^

ちょっと冷静に書けそうですが、

コンバイン(稲刈り機)が2回も泥田にはまってしまいました泣。

木下農園では、大小合わせて13個の田んぼを管理していますが、 その中でも一番遠い、山の上にある田んぼが4つあります。

ここは、食味値高めのお米ができる、本当に良い田んぼなんです! が・・・ぬかるみやすく、トラクターで入る時や収穫の時は結構緊張してます。

毎年のように、収穫の2週間ほど前から水を抜き、 稲刈りを決めた当日・・・

雨の前に全部刈り取るぞ!「よっしゃ!」と気合をいれて稲刈りに向かったんですが。
田んぼに入ってなんと10秒?ズズズズズズーーーーーーーっと。沈み込むではありませんか。

5分くらいはもがいたんですが、もう何をどうしようと動かなくなってしまいました、、、、、、。

新しいコンバイン。大切に大切に使っているのに〜〜〜〜。
もうショックすぎて。
いつもの機械屋さんに頼んだところ3人の方がかけつけてくださり、 おそらく3時間ちかくいろいろ試しながらなんとか引き上げてくださいました!
奥さんと自分でコンバインが踏んづけそうになるところを必死で手刈りしたり、 気持ちを持ち直そうとグルグル考える3時間はとにかく長かったです。
でも無事に救出できてよかった。

そして、また、1週間後、違う田んぼに入ってみるものの、やっぱりズズズズ〜〜

が〜ん・・・ ということで、4つの田んぼをほぼ、 手刈りすることになりました。 最初は、バインダーで刈ってみるものの、あれれ?と思ったらパンクの末、つまりまくって使えなくなってしまいました。

そして手刈り。 総勢10名がきてくださって手刈りをした日もあれば、黙々と2人で借り続ける日々。

友人3人が他の日も駆けつけてくれて、 無事終わった〜〜!!

いつもと同じように水を抜いたはずなのに・・・ 「いつも」と同じが通用しない農業を目の当たりにしています。 農業は毎年1年生やねんという言葉を聞いたことがあります。

今年もまた1年生に戻って、基礎を忘れず、ちゃんと水抜きを徹底して、 収穫の日を迎えられるよう頑張ります!

寒空のもと、田んぼに行くと、シロツメクサが生えてきてました。 寒いけれど、強くしぶとく、ゆっくりと春の準備をしてくれています。

木下農園兵庫県(農業)

木下農園は12代続いている農家です。
木下農園の田んぼは、丹生山の山の麓にあり、粘土質な土と、寒暖の差、良質な水などから、古くからお米つくりが行われてきました。
昔ながらの農法を大切に栽培期間中、農薬・除草剤・化学肥料不使用でお米の生産に取り組んでいます。
草管理に除草剤は使わず、中耕除草機や手作業で抑草をしています。
肥料となるのはお米収穫後に出る稲の体(藁)、秋から春にかけて出てくる草や花です。
ご先祖様からの土を守り、次の世代に安全な環境と食を届けるため、日々切磋琢磨しています。
農薬を撒かない田んぼには鳥や虫、植物など、たくさんの生物が集まります。生物たちが田んぼで心地よく生活をしてゆく環境を整えれば整えるほど、土がどんどん肥えてゆくのです。
まさに、自然と繋がりながら稲作りをしています。
お米の保存は玄米を特殊な保存袋(レーベントパック)にいれておこなっています。ご注文があってから精米をしています。籾でも保存をしており、年に数回にわけて籾摺りをし鮮度を最大限保っています。


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