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生産者のお便りとお知らせ

木下農園のこれまで1

2021/10/30

今の農法に行き着くまで

たべるとくらすとさんにお世話になり始めて2年目です。

木下農園は、わかっているだけで自分で12代続く農家です。 丹生さんの山の麓にあり、粘土室な土、寒暖の差、良質な水などの環境に恵まれ、古くからお米を作ってきました。 昔ながらの農法をそのままにしつつも、現代のテクノロジーを合わせて、米の生産に取り組んでいます。

農業を真剣に初めて1年目。農薬を使った田んぼで農作業をしていたとき、土が目に入ったことがありました。 その時、ふと怖くなって帰ってすぐに目を洗いました。農薬が怖い!!と思ってしまったのです。 小さい頃から家の田んぼ、周りの農家さんたちにも普通に使われていた農薬。ある意味当たり前のことだったはずなのに、得体の知れないきもちわるさがありました。 こんなことは初めてでした。

生産性を重視した従来の慣行農法が必要であることは、私も十分に感じています。でも、自分の体験を通して疑問に思ったのです。 農薬を使わなくてもお米を作ることはできないだろうか?安全なお米を必要としている人たちに、届けることはできないだろうか? そして、農薬不使用・肥料不使用・除草剤不使用の田んぼ作りが始まりました。

農薬を使わない田んぼ1年目は、まず一つの田んぼを農薬、除草剤を使わずに作ることから始めました。 子供の頃から家族の手伝いはしていましたが、いざ自分でやりはじめてみると、、、、「おれ、、何も知らんやん、、、」 これではどうにもならんと思って、同じような取り組みをしている農家さんに会おうと思いました。
それからは関西のあちらこちらで開催されている自然農や有機農法に取り組んでいるコミュニティに参加したり、興味がある農家さんに直接お会いしたり、本、インターネットでも情報を集めたり、勉強したりいろんなところに顔を出してみました。  そんな中で農業に携わりはじめて2年。自分のメンターにしたいと思える人との出会いがありました。

つづく

木下農園兵庫県(農業)

木下農園は12代続いている農家です。
木下農園の田んぼは、丹生山の山の麓にあり、粘土質な土と、寒暖の差、良質な水などから、古くからお米つくりが行われてきました。
昔ながらの農法を大切に、農薬・除草剤・化学肥料不使用でお米の生産に取り組んでいます。
草管理に除草剤は使わず、中耕除草機や手作業で抑草をしています。
肥料となるのはお米収穫後に出る稲の体(藁)、秋から春にかけて出てくる草や花です。
ご先祖様からの土を守り、次の世代に安全な環境と食を届けるため、日々切磋琢磨しています。
農薬を撒かない田んぼには鳥や虫、植物など、たくさんの生物が集まります。生物たちが田んぼで心地よく生活をしてゆく環境を整えれば整えるほど、土がどんどん肥えてゆくのです。
まさに、自然と繋がりながら稲作りをしています。
お米の保存は玄米を特殊な保存袋(レーベントパック)にいれておこなっています。ご注文があってから精米をしています。籾でも保存をしており、年に数回にわけて籾摺りをし鮮度を最大限保っています。

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