10月下旬に収穫したたくさんの紅はるか、洗浄とサイズ選別を経て販売を始めました。
今年の紅はるかはキズも少なく、食味もとても美味しくできています。
ここでサツマイモの収穫作業について書かせていただきますが、「収穫した」と書くととてもシンプルな作業に聞こえますが、いくつかの行程を経て進めます。
まずはツルが伸びて地面に根を張っているのを、レーキという平べったい大きなフォークのような道具で地面から引きはがし、ツルを反対側に返します。「ツル返し」という作業です。左側がツル返し済み、右側がこれからの畑の写真です↓

ツル返しが終わり次第、太く育った苗の根元を1本ずつ鎌で切り、芋とツルを切り離します。畝の間の大量のツルを転がして丸め、それを持ち上げて畑の外側に移動させます。

そしてマルチ(畝に被せてある黒いビニール)を剥ぎますが、無農薬栽培ですと雑草が根をガッチリ張ってしまっていてなかなか剥がれないので結構な重労働です。マルチの端に鍬ぐわを入れ、畝のマルチを1本1本剥いでいきます。

そしていよいよ収穫。
3反の面積なので、とても2人ではできませんので、朝から友人2,3人に応援を頼み、トラクターでサツマイモを掘り起こし、収穫します。


そして、畑のサツマイモをコンテナに入れ、ざっと洗浄して倉庫に開けていきます。
後日またコンテナに詰め直し、田んぼ脇に設置した自作の洗浄設備で今度は1本1本手洗いで洗っていきます。
これらをまた倉庫に開けて、乾燥してから状態とサイズ別に選別していきます。
洗浄も選別も2人ではできませんので、友人や我が子の手を借りしました。

こうして収穫日から約1ヵ月、紅はるかの販売を始めることができました。
たくさんの友人にお手伝いしていただいての、私たちにとっては本当にありがたい紅はるかです。
初めてサツマイモを栽培する畑でしたので出来が心配でしたが、形・量・そして一番重要な食味がとてもよく出来ました!
美容・健康にもいいと人気が高まっているサツマイモ。
ぜひ【星ヶ峰農園の紅はるか】をお試しください (^ ^)