4月30日、平成の最後の日。友人たちと子供たちの力を借りて お米の種をまきました。
苗床になる苗箱を種まき機の中に隙間なく並べ入れ、発芽種もみを入れ覆土をし、その後ハウスの中に並べて 遮光性の銀色のシートを被せて発芽を待ちます。
稲の種もみは 前もって浸水させ発芽させ、その後乾燥させておきます
土が入った苗箱を機械に通し、ベルトコンベヤー式に種もみと覆土をします。
苗箱を並べ 最後に銀シートで覆います。まるで大きな板チョコみたいになります(笑)
この銀色のシートが保温と保湿をしてくれて発芽を促します。
私は農家になるまで、種が発芽するのに必要なのは 日光ではなく、温度と水だとは知りませんでした。
小学生の長男は、理科の授業で習ったので「そうだよ、お母さん、知らなかったの」と言われてしまいました。
きっと私も小学生の頃に勉強したんでしょうが、やはり学校で教科書上で習った事はすぐに忘れてしまいます。
教科書で習い、家で実際に稲や植物の種を撒き、その発芽や生長を見て 実体験で学ぶことに勝る知識はないなぁ、と実感しました。
今日から令和が始まりました。
平成の時代の後半に農家に転身した私たちですが、新時代・令和にはさらに知識と経験を深めて みなさまに求められるものを作ってまいりたいと思っています。
令和の時代も 星ヶ峰農園をどうぞよろしくお願いいたします。
これからの 芽の生長が楽しみです。