2026/01/28
畑のそばで、 父がくぬぎの木を切っていました。 なかなか立派に育った木なので、 「なんで切るん?」 と聞いてみると、 返ってきたのは、予想外の答えでした。 「大きくなりすぎると、 ともつゆで稲が育たんくなるから」 ……ともつゆ? 初めて聞く言葉です。 雨は雨やろ、と思いながら もう一度聞き返してみました。
2026/01/27
杉の元の溜池沿いで ブルーベリーの木の剪定をしていました。 気がつくと、池のそばのウメモドキの木に 赤い実がなっています。 誰に見せるでもなく、 毎年ちゃんとこの場所で赤くなる実です。 剪定は、なかなか集中力のいる仕事で 気づけば体も、思っている以上に冷えてきます。 そんな頃合いで、ちょっとひと休み。
2026/01/27
朝の台所で、 父が静かに食パンと向き合っていました。 よくある朝ごはんの風景、 かと思いきや、 近くで見ていると、どうも様子が違います。 ブルーベリージャムは右側に一列。 バターは左側に一列。 どちらも控えめな量で、 なぜかとても几帳面。 全面に塗る気配は、まったくありません。 「そこだけ?」 と聞きたくなるのをこらえて見ていると、 父は何のためらいもなく その食パンを、すっと半分に折りました。 折る。 切らない。 折る。 理由は特に語られません。
2026/01/26
朝、deai orchard(デアイオーチャード/出合オーチャード)のブルーベリー畑に出てみると、 落ち葉の上に、うっすらと雪が積もっていました。 赤茶色に色づいたブルーベリーの葉っぱにも ひらひら、ひらひら。 まるで様子をうかがうように、雪が舞い落ちてきます。 パリパリと音を立てていたはずの落ち葉は 雪をまとって、少しだけおとなしくなりました。 踏みしめるのが、なんだか申し訳ないような気がします。

2026/01/09
いつもデアイオーチャードを応援いただき、心より感謝申し上げます。2025年も、皆さまのおかげで草花と共に日々を重ね、収穫やジャム作りに汗をかきながら、大切な季節の恵みを送り出すことができました。ブルーベリーやぶどう、季節の果実たちは、ご家庭の笑顔や贈り物として旅立っていき、本当に嬉しい一年でした。  昨年は、自然と向き合う楽しさと厳しさを改めて感じた一年でもありました。鹿やイノシシ、畑近くで熊の目撃情報など、思ってもいない野生動物との距離が近づいてしまったりして、畑仕事にこれまでに無い緊張のある年末でしたが、畑や自然への思いがより増え、畑と暮らす喜びを深く感じました。  2026年も、私たちはこの畑を守り、美味しいモノをつくって皆さんのもとへ届けていきます。自然の営みを大切に、手間ひまかけた果実やジャムで、食卓に小さな幸せをお届けできれば嬉しいです。(今年は新しい商品もお出しできるかと!) 今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2025/12/25
冬の夜、藁を一本一本しごきながら静かに手を動かした。写真に写るのは、藁で編んだ小さな一輪挿し。素朴なガラス瓶を包むように藁を束ねると、どこか昔の暮らしの気配が立ち上がる。外は冷え込み、風の音だけが聞こえる時間帯に、こうして手仕事をするのは不思議と心が落ち着く。秋に刈り取った稲の名残が、冬になってもこうして暮らしの中で役に立つことがうれしい。 藁仕事は、お正月の準備そのものだと思う。しめ縄や飾りだけでなく、「新しい年を迎えるために手を整える」行為そのものが、年の瀬の大切な時間なのだろう。便利なものがあふれる今でも、季節の素材に触れ、時間をかけて作ることで、冬から春へ向かう流れを身体で感じられる。藁の匂い、指先の感触、夜の静けさ。そんな小さな積み重ねが、食べること、暮らすことの土台になっている気がする。今年も静かに、次の季節への準備を始めている。 世界中のサンタさん、今夜は曇り空ですが、がんばってね。

2025/09/17
畑の入り口に、柿の木があります。 すこーし秋めいてきた今日この頃。 朝、畑に着いて、ふと足元を見ると。

2025/09/17
シャインマスカットですね。 この季節のぶどうの代名詞とも言えるのが、やっぱりシャインマスカットですね。 みんな大好き、シャインマスカット。 皮ごと食べられるのも大きな魅力です。

2025/09/17
クイーンニーナ。 最近、すこーし見かけるようになったこの品種。 かわいい名前のクイーン(女王)ニーナちゃん。「クイーンニーナ」は広島県で誕生した赤ぶどうです。1992年(平成4年)に果樹試験場安芸津支場において「ブドウ安芸津20号」と「安芸クイーン」を交配して育成し、2011年(平成23年)に品種登録された品種です。

2025/09/17
馴染みのないぶどうですよね。 「BKシードレス」。九州大学が「マスカット・ベリーA」と「巨峰」を交配させて開発した、種子なしの黒ぶどうの新品種です。 はて。 巨峰の新品種。極めてシンプルに言うと、そんな感じです。 このぶどう、我が家では本当にみんな大好きなんです。

2025/09/13
夏休み最後の日。 「そうだ。みんなで畑へ行こう」 予定のない中学生以下の甥っ子も姪っ子も久々に集合。 朝の6時、集合、出発です! 「眠い。。。」そりゃそうだ!強制早起きはパンチあります。体に効き目抜群です。 明日からの平常運転の毎日が始まる準備運動にはもってこいです。

2025/08/15
今年のお盆の時期は、畑のブルーベリーの収穫で慌ただしく過ごしていました。それでも、この時期はご先祖さまが帰ってくる大切なとき。畑の片隅にある池では、ちょうどハスの花が咲き始めていて、その美しさに心を奪われます。とても美しいピンク色の花びらがふぅわりと開いた真ん中には鮮やかな黄色い花芯。自然の作り出すものというのは、本当にすごいです。美しすぎます。この素晴らしい花を、毎年、仏前にお供えに生けさせてもらっています。