大好きな街 ブンタウ市

シンチャオ♪
しばらくぶりに、ベトナム・バリア=ブンタウ省ブンタウ市へ戻ってまいりました。
日本の厳しい寒さとは対照的に、OCAの本拠地であるバリア=ブンタウ省は乾季に入り、カカオの収穫が最盛期を迎えています。連日、晴天が続き、非常に過ごしやすい気候です。
こちらでの生活は、もちろん半袖で快適に過ごせます。 特にブンタウ市は海に囲まれているため、大都会ホーチミン市のような厳しい暑さはなく、一年を通して心地よい風が吹き、快適な環境が整っています。
発展著しいASEAN地域にある社会主義共和国の中で、私は10年数年ほど前にこのブンタウ市を拠点とすることを決めました。現在、カカオ農園の運営が私の基幹事業となり、ブンタウ市とチャウドック県が私の活動の中心地となっています。
ブンタウ市は、豊富な海産資源と観光資源に恵まれた魅力的な都市です。 一方、チャウドック県は肥沃な土壌と清らかな水源を持ち、農業資源が非常に豊かな地域です。
この街の発展スピードは目を見張るものがあり、日本の高度経済成長期を思い起こさせます。 そんな急速に変化していく街の中で、将来に希望を抱く若者たちと共に歩むことは、大きな喜びであり、刺激的な経験です。
数十年前の日本の高度成長期とは異なり、現在の発展は自然環境を損なうのではなく、豊かな自然を尊重しながら進められています。 無理なく地域資源を磨き上げ、持続可能な成長を目指す姿勢が、この地域の魅力の一つです。
たとえ開発が進んだとしても、バリア=ブンタウ省全体で環境保全の意識が高く、ブンタウ市の海産資源が枯渇する心配は少ないでしょう。 山間部に位置するチャウドック県の清らかな水が、豊かな栄養を海へと運び、バリア=ブンタウ省全体の自然の恵みを支えているのです。
さらに、バリア=ブンタウ省は美しい公園の整備が進められ、教育にも力を入れているため、人々の心も豊かで温かいと感じます。
この地で過ごす時間をもっと増やしたいと、日々強く思っています。


