新米特集

生産者のお便りとお知らせ

とうもろこしが大きくなってきました!

雄蕊(おしべ)が出てきました

とうもろしの先端から飛び出しているのが雄蕊という、とうもろこしのおしべです。 ここから花粉が飛び出して行きます。

スギ花粉みたいに風に乗って飛んでいくのですが、300メートルくらい飛んでいくみたいですね。花粉症の私は、近づくときにはマスクが必要になります。。

この後、1週間くらいしたら絹糸(ひげ)が出てきて受粉して実ができます。 違う品種と交配すると味や見た目など変わってしまうので、栽培する際には、周りで栽培している畑があるのか、栽培する時期は、など注意が必要になります。

ハウス内の様子

今年新たに建てたハウスで栽培しています。 昨年、緑肥を栽培していたので、その零れ種から発芽したものなのか、草がたくさん生えていますが、予想よりもたくさん生えてきたので、通路には防草シートを敷きました。

そちらに養分を取られているせいかも知れませんが、少し緑色が薄いかも知れませんね。 水分の要求量も多く、日に日に生育スピードが増しているように感じます。

露地栽培と異なり、温度や水の管理ができるのがハウス栽培の良いところ、、 逆に言うと腕の見せ所にもなります。

背丈が大きくなると光合成がたくさんできるので、実も大きくなります。 とうもろこしをよく観察して、サインを見逃さずに栽培していければと考えています。

絹糸(ひげ)が出てきてから積算温度で520度が、この品種の食べ頃とのこと、、 今年は積算温度計を購入しました。 収穫する際はひげの色を見て判断するのですが、ある程度そちらで目安をつけようと考えています。

梅雨に入ると温度が下がるので、生育も少し緩やかになると思いますが、予定通り6月下旬ごろから出荷かな?と思っております。

とうもろこしをお待ちの皆さま、もう暫くお待ちください!

もりもり農園(長野)長野県(農業(野菜))

有機農業に惹かれ、脱サラして大阪より長野県南部の伊那谷と呼ばれる地域に移住しました。ここ伊那谷は、中央アルプスと南アルプスに挟まれ天竜川に沿って南北に伸びる盆地です。3000メートル級の山に挟まれた地形のため寒暖差により野菜や果物が美味しく育ちます。農薬や化学肥料を使わないのはもちろん、動物性の肥料は使わず植物性の肥料を使った循環型農業をすることで、環境にもやさしく「野菜本来の旨み」を提供できると信じています。自然相手に日々勉強ですが、皆さんに「ここの野菜、美味いやん」と思って頂けるよう頑張っています。熱い思いとともに、まずはご賞味あれ!

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