雄蕊(おしべ)が出てきました
とうもろしの先端から飛び出しているのが雄蕊という、とうもろこしのおしべです。 ここから花粉が飛び出して行きます。
スギ花粉みたいに風に乗って飛んでいくのですが、300メートルくらい飛んでいくみたいですね。花粉症の私は、近づくときにはマスクが必要になります。。
この後、1週間くらいしたら絹糸(ひげ)が出てきて受粉して実ができます。 違う品種と交配すると味や見た目など変わってしまうので、栽培する際には、周りで栽培している畑があるのか、栽培する時期は、など注意が必要になります。
ハウス内の様子
今年新たに建てたハウスで栽培しています。 昨年、緑肥を栽培していたので、その零れ種から発芽したものなのか、草がたくさん生えていますが、予想よりもたくさん生えてきたので、通路には防草シートを敷きました。
そちらに養分を取られているせいかも知れませんが、少し緑色が薄いかも知れませんね。 水分の要求量も多く、日に日に生育スピードが増しているように感じます。
露地栽培と異なり、温度や水の管理ができるのがハウス栽培の良いところ、、 逆に言うと腕の見せ所にもなります。
背丈が大きくなると光合成がたくさんできるので、実も大きくなります。 とうもろこしをよく観察して、サインを見逃さずに栽培していければと考えています。
絹糸(ひげ)が出てきてから積算温度で520度が、この品種の食べ頃とのこと、、 今年は積算温度計を購入しました。 収穫する際はひげの色を見て判断するのですが、ある程度そちらで目安をつけようと考えています。
梅雨に入ると温度が下がるので、生育も少し緩やかになると思いますが、予定通り6月下旬ごろから出荷かな?と思っております。
とうもろこしをお待ちの皆さま、もう暫くお待ちください!