10月初旬に農林22号の収穫を始め、11月までに全ての収穫を完了しました。
11月の初めからお米の出荷が続いて結構いそがしくしています。
初めての方もいらっしゃれば、何度もご購入くださっている方々や年に一度必ず購入くださる方など様々です。
お米が作るつながり。やっぱりいいですねえ。
コメントやメッセージをくださる方もいらっしゃって、あたたかいです。
頑張ってよかった!!
(どんな大変なことがあったかは、次の記事をお楽しみに。)
お米の出荷の合間で手がつけれていなかった調整作業用の機械3つを掃除。
ようやくいろいろと片付いてきた感じです〜〜〜〜〜。
さて、2年ぶりに食味値を測定してもらいました。
<食味値とは?>
食味値は、一般に食味計と呼ばれる、「お米の味を測定できる」機器による、4つの成分含有量の測定結果に基づいます。
4つの成分含量とは「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度」です。
100点満点で表し、数値が高いほど美味しいお米になります。日本の標準値は70点前後とされています。
80点以上は優良米。
お米の好みは人それぞれですが、優良米ですと、ほとんどの方が『美味しい』と思われるそうです。
まずは2017年/2021年/2023年の食味値検査結果を。
農林22号から
黄金色に光り輝きはじめたコシヒカリたちが、
そろそろ刈り時ですよ!と教えてくれています。
先日黒米の収穫が終わりました。
木下農園では、農業体験をしています。
暑い日々が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
農薬、除草剤、化学肥料不使用の木下農園のお米は今年も順調に育っております。
台風であったり、やたらと暑い日もありますが、例年にもましてしっかり、どっしりとしてきました。
農林22号を作るきっかけは、2016年。お米作りを始めたばかりの頃に自然農の田植えイベントに参加させてもらったときでした。
種まきから参加し、手植えによる田植え、除草作業、草刈り、稲刈りと学ばせていただきました。
農家の家に生まれたのに、本当になんにも知らんのだな、自分、、、。と参加するたびに思ったのを覚えています。
収穫祭に参加させてもらった際に、「木下さん、農林22号を作ってみませんか?」と突然種籾を譲って頂いたんです。
その当時、どんな品種をどのように作っていきたいかということも考えておらず、ただ、農薬や除草剤は使わずに持続可能で自然な形でお米が作れたらなあと思っていた時でした。
これはまさしく「ご縁」だと思い。たしか即決で作ることを決めたと思います。
今年が7年目。毎年その年にとれた最上の種籾を選りすぐってお米を「繋げて」います。
お米は作る人、育つ土地によって同じ品種でも特徴がずいぶんと違ってくるといいます。
自分が作る農林22号という品種。木下農園なりのこだわりを持って今後も成長させていきたいと思います。
木下農園
まさ
農業を始めて2年が経った頃、お知り合いの紹介で同じ兵庫県で農薬、肥料、除草剤を使わずにしかも不耕起栽培でお米を作っている方との出会いがありました。
彼の田んぼに始めて連れていっていただいたときには田んぼの環境の違いに驚きました。
見るからに田んぼが熟成されているというか、エネルギーに満ち溢れているというのか。
そして除草剤や農薬を使わないとこうも生き物たちが変わってくるのかと、自分が取り組んでいる田んぼももっともっとよくしたいという思いが増しました。
小さい時には当たり前のようにいた、たにしや、ゲンゴロウ、さまざまな生き物たちが住んでいた場所。彼らが戻ってきたくなる田んぼにしたい!と思いました。
お師匠さんからは、1年間を通してさまざまなことを学ばせていただきました。
お米作りの具体的な方法というところでは、苗作り、準備、機械のメンテナンス、山のようにあります。ただ、一番最初のレッスンで最初にいわれたことばは、自信をもってください。ということでした。
木下さんが思った通りにこの世界はなっていく。
お客様も木下さんの出す波動、エネルギーに共鳴してきていただける。と。
今もどっしりとと思い描くような自信があるかといえば、わからないんですが、今年お米作り5年目を終えて少しは成長というものを感じてはいます。
毎年、やればやるほどにでてくるのは学び。
成長を感じながらよりよいものを、持続できる形で続けていけるように。
来年からもごきげんでバランス良くやっていきたいと思っています^^
たべるとくらすとさんにお世話になり始めて2年目です。
木下農園は、わかっているだけで自分で12代続く農家です。
丹生さんの山の麓にあり、粘土室な土、寒暖の差、良質な水などの環境に恵まれ、古くからお米を作ってきました。
昔ながらの農法をそのままにしつつも、現代のテクノロジーを合わせて、米の生産に取り組んでいます。
農業を真剣に初めて1年目。農薬を使った田んぼで農作業をしていたとき、土が目に入ったことがありました。
その時、ふと怖くなって帰ってすぐに目を洗いました。農薬が怖い!!と思ってしまったのです。 小さい頃から家の田んぼ、周りの農家さんたちにも普通に使われていた農薬。ある意味当たり前のことだったはずなのに、得体の知れないきもちわるさがありました。
こんなことは初めてでした。
生産性を重視した従来の慣行農法が必要であることは、私も十分に感じています。でも、自分の体験を通して疑問に思ったのです。
農薬を使わなくてもお米を作ることはできないだろうか?安全なお米を必要としている人たちに、届けることはできないだろうか?
そして、農薬不使用・肥料不使用・除草剤不使用の田んぼ作りが始まりました。
農薬を使わない田んぼ1年目は、まず一つの田んぼを農薬、除草剤を使わずに作ることから始めました。
子供の頃から家族の手伝いはしていましたが、いざ自分でやりはじめてみると、、、、「おれ、、何も知らんやん、、、」
これではどうにもならんと思って、同じような取り組みをしている農家さんに会おうと思いました。
それからは関西のあちらこちらで開催されている自然農や有機農法に取り組んでいるコミュニティに参加したり、興味がある農家さんに直接お会いしたり、本、インターネットでも情報を集めたり、勉強したりいろんなところに顔を出してみました。
そんな中で農業に携わりはじめて2年。自分のメンターにしたいと思える人との出会いがありました。
つづく