お正月特集

生産者のお便りとお知らせ

令和5年度お米作り

2023/08/31

今年もどっしり育っています!

暑い日々が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?

農薬、除草剤、化学肥料不使用の木下農園のお米は今年も順調に育っております。

台風であったり、やたらと暑い日もありますが、例年にもましてしっかり、どっしりとしてきました。

突然ですが、私が、農薬不使用のお米を作るきっかけになったのは、 慣行農法の農作業をしているときでした。 目に土が入った時に、「農薬の影響がないか?」が心配になって、目を何度も洗ったことを覚えています。 大量生産・効率重視のお米作りに違和感を覚え、 農薬不使用の生産について学び始めました。

そんな思いから、

生産者も健康に 未来につなぐ土も健康に そして、もちろん、消費者の皆様の健康にも貢献したいと日々思っています。

そうそう! 木下農園の田んぼには、準絶滅危惧種の「コオイムシ」がいたり、コウノトリが飛んでくることもあります。 他にも、夜になるとホタルが出てくるところもあったり。

「虫がいる」ということは、それだけで快適で住みやすい場所として、選んでくれていると思っています。

この虫や鳥たちが田んぼに住んだり訪れてくれることで、 土は自然な形で肥え、循環し、お米を実らせてくれています。

この環境を守りたい・ もっと良くしたい・ 安全で美味しいお米を届けたいと思い、日々作業をしています。

コシヒカリの収穫まで約2週間。農林22号が1ヶ月半。イノシシが動きだす時期に入りました。しっかりと守り抜きます。

木下農園 まさ ゆかり

木下農園兵庫県(農業)

木下農園は12代続いている農家です。
木下農園の田んぼは、丹生山の山の麓にあり、粘土質な土と、寒暖の差、良質な水などから、古くからお米つくりが行われてきました。
昔ながらの農法を大切に栽培期間中、農薬・除草剤・化学肥料不使用でお米の生産に取り組んでいます。
草管理に除草剤は使わず、中耕除草機や手作業で抑草をしています。
肥料となるのはお米収穫後に出る稲の体(藁)、秋から春にかけて出てくる草や花です。
ご先祖様からの土を守り、次の世代に安全な環境と食を届けるため、日々切磋琢磨しています。
農薬を撒かない田んぼには鳥や虫、植物など、たくさんの生物が集まります。生物たちが田んぼで心地よく生活をしてゆく環境を整えれば整えるほど、土がどんどん肥えてゆくのです。
まさに、自然と繋がりながら稲作りをしています。
お米の保存は玄米を特殊な保存袋(レーベントパック)にいれておこなっています。ご注文があってから精米をしています。籾でも保存をしており、年に数回にわけて籾摺りをし鮮度を最大限保っています。

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