福島県伊達市梁川町は、あんぽ柿の発祥の地です。

地元の誇りであり、100年以上の歴史のある「あんぽ柿」。
当園ではその伝統を引継ぎつつ、農薬や肥料を一切使用しない「自然栽培」という新たな試みで原料の蜂屋柿を栽培しています。
この土地の土と自然の力だけで育った柿を、この土地に吹く冬の冷たい風で乾燥させた「あんぽ柿」。
香り高く濃厚でありながら、後味はすっきりとした品のある味わいに仕上がっています。
発祥の地から贈る自然栽培の「あんぽ柿」をぜひご賞味ください！

当園が立地する伊達市梁川町は「あんぽ柿」発祥の地です。
大正時代に当地の若き農家がアメリカに渡利、カリフォルニアレーズンの乾燥技術を学んで柿に応用。
美しい橙色のまま、中身がゼリー状のセミドライの干し柿を開発しました。
そしてその干し柿に名付けたのが「あんぽ柿」。
「あんぽ柿」は、江戸の昔から地元に伝わる干し柿の愛称です。
「天干し柿（あまぼしがき）」が地元流になまって「あんぽ柿」となったと言われています。

あんぽ柿加工の過程において、剥皮直後に粉末硫黄に火をつけて柿を燻蒸します。
燃焼した硫黄が二酸化硫黄となり、柿の表面を滅菌し、酸化を防ぐ事で色を綺麗に保つ効果があります。二酸化硫黄は非常に揮発性が高いため、2週間程度で硫黄成分は柿表面から揮発するので、1ヶ月以上自然乾燥させている商品に残留する事はありません。当園では使用する硫黄を規定の1/3程度に削減しておりますが、念のため製品化した当園のあんぽ柿を、一般財団法人日本食品分析センターで分析試験をして頂いた所、二酸化硫黄は検出されませんでしたの。そのため、原材料の表記から削除いたしました。

・青果物に関しては、できるだけ新鮮でコンディションの良いものをお届けするため。
・加工品に関しては、手仕事による小ロット生産のため、在庫がない場合は発送にお時間をいただくことがあります。

※製品化したものを順次発送いたしますので、お届け日指定は不可としておりますが、着日指定のご希望がある場合は、コメント欄よりご相談ください。