
乳アレルギーへの配慮や食の好みの傾向で、乳製品を使わないお菓子の需要が高まっています。
乳製品を使わないお菓子としてメジャーなのは、豆乳を使ったスイーツ。
「豆乳を使うと風味の変化や、うまく作れるかどうかが不安」という方もいらっしゃいますよね。
ですが、しっかりコツを押さえてレシピどおり作れば、なれない方も失敗しにくくなりますよ。
今回の記事では、乳製品を使わないお菓子や豆乳スイーツのレシピ、市販の商品の選び方などについて紹介します。
この記事でわかること
乳製品を使わないお菓子とは

乳製品を使わないお菓子とは、牛乳やバター、生クリーム、チーズ、ヨーグルトなどを使わずに作るお菓子のことです。
乳アレルギーがある方はもちろん、植物性の食材を選びたい方や、食事を軽やかに整えたい方にも選ばれています。
バターの代わりには、植物油やココナッツオイルを使うレシピもあります。
生クリームを使わない場合は、豆乳クリームや豆乳ヨーグルトでなめらかさを出すことも可能。
クッキーやマフィン、プリン、寒天菓子など、身近なお菓子も材料を工夫すれば乳製品なしで楽しめます。
ただし、乳製品不使用と書かれていても、製造工場で乳を扱う場合があるので、原材料名やアレルゲン表示まで確認するようにしましょう。
乳アレルギー対応・ヴィーガン・植物性スイーツの違い
・乳アレルギー対応:
乳製品の使用せず混入リスクにも配慮して作られるお菓子
・ヴィーガンスイーツ:
乳製品や卵、はちみつなどの動物性食材を使わないお菓子
・植物性スイーツ:
植物由来の材料を中心にしたお菓子
乳アレルギー対応のお菓子は、一般的に乳を含む原材料を使用せず、混入リスクにも配慮して作られたものを指します。
容器包装された加工食品では、乳や卵、小麦などは特定原材料として表示義務の対象です。
購入時は原材料名だけでなく、同じ工場や製造ラインで乳を扱っていないかも確認しましょう。
一方ヴィーガンスイーツは、乳製品や卵、はちみつなどの動物性食材を使わないお菓子のこと。
植物性スイーツは植物由来の材料を中心にしたお菓子を指しますが、商品によって考え方に幅があります。
卵不使用とは別に考える
乳製品不使用と卵不使用は、同じ意味ではありません。
牛乳やバターを使っていないお菓子でも、卵を使っている場合があります。
反対に、卵不使用でも乳成分やバターが入っている商品もあります。
乳アレルギーや卵アレルギーがある方へ選ぶときは、「乳不使用」「卵不使用」という言葉だけで判断せず、原材料名をひとつずつ確認しましょう。
重いアレルギーがある場合は、コンタミネーションのリスクがないかなど、製造環境の確認も必須です。
乳製品の代わりに使える材料

乳製品を使わないお菓子作りでは、牛乳やバター、生クリームが持つ役割を知っておくと失敗しにくくなります。
牛乳は水分や風味を加え、生地のやわらかさにも関わります。
バターはコクや香りを出し、生クリームはなめらかさや濃厚さを加える材料です。
豆乳や植物性ミルク、植物油などを上手に使えば、乳製品を使わなくても満足感のあるお菓子を楽しめます。
| 代わりにしたい材料 | 使いやすい代替材料 | 向いているお菓子・注意点 |
|---|---|---|
| 牛乳 | 豆乳、オーツミルク、アーモンドミルク | プリン、パンケーキ、マフィンに使いやすい。豆乳は加熱しすぎに注意。 |
| バター | 米油、太白ごま油、オリーブオイル、ココナッツオイル | 焼き菓子向き。油の香りや重さが出るため、少なめから調整。 |
| 生クリーム | 豆乳クリーム、ココナッツミルク、豆乳ヨーグルト | プリンやクリーム系のお菓子に使用可能。ココナッツミルクは香りが残りやすい。 |
| 乳製品のコク | ナッツペースト、白ごまペースト、甘酒 | 濃厚さを出したいときに便利。ナッツやごまのアレルギーには注意。 |
牛乳の代わりに豆乳を使う
牛乳の代わりとして使いやすい材料が豆乳です。
豆乳は大豆から作られる植物性ミルクで、プリンやパンケーキ、マフィンなどにも取り入れやすい点が魅力。
牛乳より脂肪分が少ないものも多く、仕上がりはややあっさりします。
無調整豆乳は大豆の風味が出やすく、調整豆乳は甘みが加わる場合があります。
豆乳は加熱しすぎると固まりやすいため、火加減に気をつけましょう。
豆乳以外の植物性ミルクも選択肢になる
豆乳以外にも、オーツミルクやアーモンドミルク、ココナッツミルクなどがあります。
オーツミルクはクセが少なく、やさしい甘みがあるため焼き菓子にも合わせやすいです。
アーモンドミルクは香ばしさがあり、クッキーやグラノーラとも相性がよいですね。
ココナッツミルクは油分が多く、濃厚なプリンやアイスに向いています。
大豆やナッツのアレルギーがある方は、原材料を必ず確認しましょう。
バターの代わりに植物油やココナッツオイルを使う
バターを使わないお菓子には、米油や太白ごま油、オリーブオイル、ココナッツオイルなどを使う方法があります。
植物油はバターより軽い仕上がりになりやすく、マフィンやパウンドケーキに向いています。
オリーブオイルは香りが残りやすいため、風味を活かしたいレシピに合います。
ココナッツオイルは低い温度で固まりやすく、甘い香りが特徴です。
はじめは少なめに入れ、仕上がりを見ながら調整しましょう。
生クリームの代わりに豆乳クリームや豆乳ヨーグルトを使う
生クリームを使わずにコクを出したいときは、豆乳クリームやココナッツミルクが役立ちます。
豆乳クリームは乳製品を避けたい方にも使いやすく、ケーキやプリンのなめらかさを出したいときに向いています。
豆乳ヨーグルトは酸味があるため、レアチーズ風のお菓子やクリームの軽さを出したい場面で使いやすいですよ。
生クリームと同じ味にはなりませんが、植物性ならではのやさしい風味を楽しめます。
豆乳で作れる乳製品不使用スイーツレシピ
それでは、豆乳で作れる乳製品を使わないおすすめのスイーツレシピを紹介していきます。
お菓子づくり初心者の方でも作りやすいレシピを集めました。詳しい作り方は、各リンクからレシピサイトでご覧ください。
豆乳プリン

プリンは豆乳を使うと、あっさりさっぱりとした味わいになります。
和風のソースともあいやすく、豆腐の風味が気になる方は調整豆乳を使うと食べやすいですよ。
|おすすめのレシピ①:オーブン不要で簡単!ぷるぷる豆乳プリン/富澤商店
豆乳、砂糖、ゼラチン、水の4つの材料を使って、わずか10分ほどでできる冷やし固めるだけの簡単レシピ。
トッピングは掲載のとおり黒蜜シロップでも、砂糖と水でカラメルソースを作ってかけても楽しめます。
・砂糖2:水1の割合で鍋に入れ火を入れます。
(プリン2人分なら砂糖大さじ3、水大さじ1.5ほどの分量)
・粗熱がとれるととろみが出てくるので、プリンにかければ完成です。
|おすすめレシピ②:豆乳ラムプリン/キッコーマンソイフーズ株式会社
1日の終わりに、洋酒がきいた豆乳プリンはいかがでしょうか。
お好みのフルーツをのせれば、見た目も映える大人向けのプリンに。
ほうじ茶を使ったレシピもありますよ。
※上記のレシピには卵を使用しています
そのほかにもキッコーマンさんのサイトにはさまざまなプリンのレシピが掲載されているので、見てみてくださいね。
豆乳ブランマンジェ

ブランマンジェとは、フランス語で「白い食べ物」を意味する、ポピュラーなデザート。通常はアーモンドで香りづけをしますが、なくても美味しくできます。
|おすすめレシピ①:豆乳のブランマンジェ風/マルサンアイ
粉ゼラチンを使って作る、ブランマンジェ風のお菓子です。
なめらかな食感と、クリーミーでさっぱりとした食べやすい風味に仕上がります。
|おすすめレシピ②:豆乳のブランマンジェ/キューピー株式会社
粉ゼラチンではなく、コーンスターチ(とうもろこし由来のでんぷん)を使用したレシピもあります。
コーンスターチは主にとろみをつける役割があるので、ゼラチンよりも、とろん、とした食感に仕上がりますよ。
|おすすめレシピ③:レモンと豆乳のブランマンジェ/キッコーマン食品
砂糖のかわりにみりんを使ったレシピは、麹食品の企業ならではのレシピ。
みりんのやさしい甘みとレモンの爽やかさがクセになりそう。
※上記のレシピには生クリームを使用しています。生クリームの代わりに豆乳ホイップを使用してみましょう。
豆乳アイス・豆乳シャーベット

アイスクリームはもともと乳製品を含んで作られるものですが、豆乳でも近いものは作れます。卵や植物油を入れると、なめらかな食感に。フルーツ味の豆乳やジャムを混ぜた手軽なシャーベットも美味しいです。
|おすすめレシピ①:豆乳メープルアイス/生協パルシステム
メープルシロップを入れて、コクがありつつもあっさりとした味わいの豆乳アイスに。
コク出しにオイルも入れるレシピですが、なくても美味しくできます。
|おすすめレシピ②:豆乳トルコ風アイス/マルサンアイ
のびるトルコアイスが、ご自宅で、しかも豆乳で作れます!
片栗粉を混ぜることで、のびる独特の食感をご自宅で楽しめます。
|おすすめレシピ③:わずか3つの材料で作る・シンプル豆乳アイス/スジャータめいらくグループ
豆乳入りホイップを使うことで、よりなめらかに。
砂糖の代わりにジャムを使うと、いろんなフレーバーが味わえますよ。
豆乳パンケーキ・豆乳ホットケーキ

牛乳を使わずに豆乳を使ったパンケーキは、しっとりとして冷めても美味しく食べられます。あんこや和風のソースとの相性もばっちりです。
|おすすめレシピ①:豆乳ホットケーキ/マルサンアイ
しっとりとして豆乳の風味が感じられる、オーソドックスなホットケーキ。
卵不使用で、ベーキングパウダーでふくらませます。
|おすすめレシピ②:豆乳バナナパンケーキ/キッコーマン食品
こちらも砂糖のかわりにみりんを使用するキッコーマンさんのレシピ。
注目したいのは、トッピングに醤油を使うこと!はちみつに醤油の旨みと塩分を加えることで、控えめなみたらし団子のような和風の味わいに。
※こちらのレシピは卵を使用しています。
キッコーマン豆乳さんからは、ココナッツミルクを使った南国風なパンケーキのレシピも公開されていますよ。
※こちらのレシピは卵を使用しています。
豆乳マフィン・豆乳蒸しパン

豆乳を使ったマフィンや蒸しパンも、パンケーキと同様に、しっとりとして少し重みのある生地に仕上がります。蒸しパンは時間が経つと固くなりやすいので、早めに食べるようにしましょう。
|おすすめレシピ①:豆乳ブルーベリーマフィン/東京ガスコミュニケーションズ株式会社
卵・乳製品を使わない、プラントベースで作るマフィンのレシピです。
豆乳クリームチーズは水切りに一晩使うので、前日から早めに仕込み始めましょう。
ちなみに、米粉を使用したふわふわ食感のマフィンレシピも公開されています。
|おすすめレシピ②:人参蒸しパン/生協パルシステム
すりおろした人参を混ぜ込んだ、おやつにも朝食にも食べやすい蒸しパン。
人参の甘さを活かすため、砂糖が少なめなのも嬉しいポイントです。
その他豆乳で作る焼き菓子

上記以外にも、材料を工夫することで焼き菓子も作れます。
少し手間がかかりますが、ぜひ休日や時間に余裕のあるときに作ってみてくださいね。
|おすすめレシピ①:豆乳クリームのホワイトケーキ/生協パルシステム
スポンジの間に好みのジャムをはさんでつくる、クリームで包んだケーキ。
メープルシロップや甘酒などを使い、軽やかな味わいが楽しめます。
|おすすめレシピ②:パンプキン豆乳スコーン/キッコーマンソイフーズ株式会社
特にかぼちゃの美味しい時期に作りたい、パンプキンスコーンです。
レシピではかぼちゃは電子レンジであたためていますが、蒸す場合は10分〜15分を目安に、様子をみながら火を通してくださいね。
|おすすめレシピ③:米粉で作る抹茶のパウンドケーキ/富澤商店
米粉と太白胡麻油、豆乳をメインに作るパウンドケーキは、和風の風味にも合います。
そのほかにもアールグレイやバナナのフレーバーレシピも紹介されています。
※こちらのレシピは卵を使用しています。
豆乳スイーツをおいしく作るコツ
豆乳スイーツをおいしく作るには、豆乳の香りと水分量を意識することが大切です。
豆乳は牛乳よりもあっさり仕上がりやすく、大豆の風味が残る場合があります。
香りが気になるときは、バニラ、ココア、きな粉、抹茶、果物などを合わせると食べやすくなりますよ。
プリンやブラマンジェは加熱しすぎると口当たりが悪くなるため、弱火でゆっくり温めましょう。焼き菓子では、油分や甘みを少し補うと満足感が出やすいです。
・プリンやブラマンジェでは、豆乳は沸騰させずにゆっくり温める
・無調整豆乳は味を整えやすく、調整豆乳は甘みが出やすい
・焼き菓子は豆乳を入れすぎると重い食感になりやすい
・プリンやブラマンジェは寒天・ゼラチン・片栗粉で食感が変わる
| 固める材料 | 食感の特徴 | 向いている豆乳スイーツ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 寒天 | しっかり固まり、つるんと歯切れがよい | 豆乳寒天、豆乳プリン、和風スイーツ | 入れすぎると固くなりやすいです。ヴィーガン向けにも使いやすいです。 |
| ゼラチン | ぷるぷるして、なめらかな口当たり | 豆乳プリン、豆乳ブラマンジェ、ムース風スイーツ | 動物性原料のため、ヴィーガン向けには不向きです。 |
| 片栗粉 | とろみがあり、もっちりやわらかい | 豆乳くずもち風、豆乳クリーム、簡単プリン風 | 加熱しながら混ぜる必要があります。冷えると食感が変わりやすいです。 |
卵も使わないお菓子を作るときのポイント

乳製品を使っていないお菓子を作る際、あわせて確認しておきたいのが「卵」の使用有無です。
消費者庁による食物アレルギーの実態調査でも、乳幼児期に特に発症しやすい原因食物として、牛乳よりもさらに高い割合を占めているのが「鶏卵」です。

引用元:「令和6年度 食物アレルギーに関連する食品表示に関する調査研究事業 報告書」消費者庁
また、現代の食生活は洋食化が進んでいることもあり、市販のクッキーやケーキなどの焼き菓子、プリンといったお菓子の多くには、乳製品と卵がセットで使われています。
そのため、「牛乳を使っていないから安心」と思って購入したお菓子に、卵がしっかり含まれている…というケースは少なくありません。
ですが、卵はお菓子作りで生地をまとめたり、ふくらみを出したり、しっとり感を加えたりする材料として便利ですよね。
そんな本来卵を使うお菓子を卵を使わずに作るときには、卵の役割をほかの食材で補うと仕上がりが安定しやすくなります。
| 卵の役割 | 使いやすい代替素材 | 向いているお菓子・注意点 |
|---|---|---|
| しっとり感を出す | 豆腐、豆乳、バナナ、アボカド | マフィンやブラウニーに向いています。素材の風味が残る場合があります。 |
| 生地をまとめる | バナナ、りんご、米粉、片栗粉 | パンケーキやクッキーに使いやすいです。入れすぎると重くなります。 |
| 甘みを補う | バナナ、りんご、甘酒、メープルシロップ | 砂糖を控えたいときに便利です。甘みの強さは素材ごとに変わります。 |
| ふくらみを補う | ベーキングパウダー、重曹 | 蒸しパンやマフィンに向いています。混ぜたら早めに焼きます。 |
| とろみや固まりを出す | 片栗粉、寒天、葛粉 | プリン風やクリーム風のお菓子に使えます。食感が変わりやすいです。 |
豆腐や豆乳でしっとり感を出す
豆腐や豆乳は、卵を使わないお菓子にしっとり感を加えたいときに役立ちます。
絹ごし豆腐をなめらかにつぶして生地に混ぜると、マフィンやブラウニーの食感がやわらかくなります。
豆乳は水分を補いながら、生地をまとめたいときにも使いやすい材料。
豆腐の風味が気になる場合は、ココアやきな粉、バニラ、シナモンなどを合わせると食べやすくなります。
バナナやりんごでつなぎと甘みを補う
バナナやりんごは、卵の代わりに生地をまとめたいときに使いやすい果物です。
完熟バナナをつぶして入れると、自然な甘みとしっとり感が加わります。パウンドケーキやパンケーキなど、バナナの風味を楽しめるお菓子に向いています。
りんごはすりおろしや煮りんごにすると、やさしい甘みを足しやすいです。砂糖を控えたいときにも、果物の甘みを活かせます。
米粉や片栗粉でまとまりを出す
米粉や片栗粉は、卵を使わない生地にまとまりを出したいときに使えます。
米粉はさらっとした粉なので、クッキーや蒸しパン、パンケーキにも取り入れやすいです。
片栗粉を少量加えると、もちっとした食感を出しやすくなります。プリンやクリーム風のお菓子では、とろみづけにも使えますね。
ただし、入れすぎると重たい食感になりやすいため、少しずつ調整しましょう。
ベーキングパウダーでふくらみを補う
卵を使わない焼き菓子の弱点は、ふくらみが弱くなりやすいこと。
ベーキングパウダーを使うと、マフィンや蒸しパン、パンケーキをふんわり仕上げやすくなります。
生地を混ぜたあとに長く置くとふくらみにくくなるため、混ぜたら早めに焼くのがポイントです。
卵なしのお菓子では、豆乳や果物でしっとり感を出し、ベーキングパウダーで軽さを補うとバランスが整います。
\卵を使わなくてもこんなに美味しい/
たべるとくらすとの卵不使用お菓子を見る
市販で買える乳製品不使用のお菓子の選び方

市販で乳製品不使用のお菓子を選ぶときは、商品名や見た目だけで判断しないことが大切です。
ゼリーやグミ、せんべいのように乳製品を使っていなさそうなお菓子でも、味付けや香料に乳成分が入る場合があります。
乳は、チョコレートやクッキーだけでなく、スナック菓子に使われることも。
購入前には原材料名、アレルゲン表示、製造環境の注意書きまで確認しましょう。
| 確認すること | 見るポイント | 注意したいお菓子 |
|---|---|---|
| 乳製品の有無 | 乳、バター、クリーム、チーズ、ヨーグルトなどを確認 | チョコレート、クッキー、ケーキ、クリーム菓子 |
| 乳由来の表示 | 乳成分、脱脂粉乳、全粉乳、練乳、カゼインなどを見る | スナック菓子、焼き菓子、加工チョコレート |
| ほかのアレルゲン | 卵、小麦、ナッツ、大豆、ゼラチンなども確認 | 米粉菓子、ヴィーガン菓子、グミ、ゼリー |
| コンタミネーション | 同じ工場や製造ラインで乳を扱っていないか確認 | アレルギー対応品、詰め合わせ、個包装のお菓子 |
原材料に乳・バター・クリームがないか確認する
乳製品不使用のお菓子を選ぶときは、まず原材料名を確認します。
乳のほか、バター、クリーム、チーズ、ヨーグルトなどの言葉がある場合は、乳製品が使われている可能性があります。
見た目がシンプルなお菓子でも、風味づけに乳由来の材料を使う商品もあります。
とくにチョコレート、焼き菓子、クリーム入りのお菓子は乳成分が入りやすいため、購入前に表示を見ておくと安心です。
乳成分や脱脂粉乳などの表示を見る
原材料名では、「乳」だけでなく「乳成分」「脱脂粉乳」「全粉乳」「加糖練乳」「カゼイン」などの表示にも注意しましょう。
消費者庁のハンドブックでも、以下のようにクリームは「乳成分を含む」と表示する例が示されています。
クリーム:乳製品ですが、その名称から「乳」であることが分からないとの ことから、「(乳成分を含む)」と表示する必要があります。
※引用元:「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」消費者庁脱脂粉乳やカゼインNaも乳由来の原材料として扱われるため、乳アレルギーがある方は見落とさないようにしましょう。
表示の最後にある「一部に乳成分を含む」がないか、も確認してください。
卵・小麦・ナッツなどほかのアレルゲンも確認する
乳製品不使用のお菓子でも、卵や小麦、ナッツ、大豆などの人によってアレルギーを伴う材料を使う商品はあります。
消費者庁は表示義務のある特定原材料を9品目、表示推奨の特定原材料に準ずるものを20品目としています。
| 特定原材料(9品目/表示義務あり) |
|---|
| えび・カシューナッツ・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ) |
| 特定原材料に準ずるもの(20品目/表示推奨) |
|---|
| アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・ピスタチオ・豚肉・マカダミアナッツ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン |
※2026年6月現在ー「食物アレルギー表示に関する情報」消費者庁より
大豆やアーモンド、ゼラチンなどは推奨表示のため、気になる場合はメーカーに確認するとよいでしょう。
コンタミネーションの注意書きを見る
市販品は手軽に買える一方で、商品ごとに原材料や製造環境が異なります。
同じシリーズのお菓子でも味によって乳成分が入る場合があるので、商品ごとに以下の様な注意書きが記載されていないか確認してください。
「本品製造工場では○○(特定原材料等の名称)を含む製品を生産しています。」
※引用元:「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」消費者庁乳アレルギーがある方へ贈る場合は、外箱や表示シールを外さずに渡しましょう。
食べられるかどうかは、本人や、贈る相手がお子さん向けの場合は保護者が判断できる状態にしておくといいですね。
不安があるときは、購入前にメーカーや販売元へ問い合わせると安心につながります。
たべるとくらすとでみんなで食べられるお菓子を選ぼう

現代の食生活のなかでは、乳・乳製品をはじめ、卵を食べないというのはなかなか難しいもの。
たべるとくらすとでは、乳製品不使用でもご家族やお友達と同じものを美味しく食べられる、そんな工夫の凝らされたたくさんのお菓子と出会えます。
焼き菓子をメインに、ジェラートなども用意。原材料もすべて記載されているので安心して選べます。
「さみしい思いを抱くことなく、みんなで美味しいものを。」
そんな思いで丁寧に手作りされたたべるとくらすと厳選のお菓子で、ぜひみなさんで、同じお菓子を同じように楽しんでくださいね。
以下、たべるとくらすとならではの乳製品を使わないおすすめお菓子をいくつかご紹介します。
【楽しめるフレーバー】「卵・乳製品不使用<おまかせ手作りドーナツセット>」ヤマネコドーナツ
乳製品、卵を使用せず、自家製甘酒や豆乳、米油、ベーキングパウダーなどを使用して作られたこだわりの手作りドーナツです。
プレーンのほか、焙煎した麦粉をまぶしたものや、チョコ、レモンココナッツなどさまざまなフレーバーがあります。
基本フレーバーはおまかせですが、アレルゲン対応が必要な場合は相談できます。
【ふわふわ食感】「<マフィン>グルテンフリー&ヴィーガン」Masakari/Mil
グルテンフリー&ヴィーガンで、乳製品・卵だけでなく小麦粉も不使用の、地産地消を大事にしたマフィン。
米粉やヴィーガン菓子の特徴であるしっとり・どっしり感はなく、冷凍&自然解凍でも生地はふわふわ。
「美味しい」「からだにいい」「環境にいい」ことを目指した、みんなで分け合いっこしたいマフィンです。
【ちょっと贅沢な時間】「グレインフリーケーキブレッド【キャロット】」KILIG
「日々、頑張っている大人の女性に寄り添いたい」という思いからはじまった、長野県の製菓屋さん「KILIG」。
グレインフリーとは穀物類を使用していない食品のことで、代わりに有機ココナッツフラワーや有機ココナツオイルが使われています。
「オーブンやトースターであたためると違う味わいになる!」とレビューも届いており、そのままはもちろん、ジャムやソースをつけてと、お好みでアレンジできるのも楽しいですね。 ※こちらの商品には卵が使用されています。
【コーヒータイムに】「<バタークリーム3種類>ストロベリー、ショコラ、抹茶」Mu
ドーナッツやクッキーサンドなどの焼き菓子を中心に、たべるとくらすとでも高い人気を誇る「Mu」のバタークリーム。
名称はバタークリームですが乳製品不使用で、ココナッツミルクやココナッツオイルを使用し、コクがありながらさっぱりとした後味です。
そのほかにも、乳・卵・小麦不使用のお菓子を多く出品されているので、気になる方はチェックしてくださいね。
乳製品を使わないお菓子についてよくある質問【Q&A】

それでは、乳製品を使わないお菓子に関するよくある質問に回答していきます。
乳製品を使わないお菓子にはどんなものがある?
A:乳製品を使わないお菓子には、寒天ゼリー、果物ゼリー、せんべい、米粉クッキー、豆乳プリン、豆乳アイス、植物油を使ったマフィンなどがあります。
洋菓子は牛乳やバター、生クリームを使う商品が多いため、原材料の確認が欠かせません。
和菓子は乳製品を使わないものも多いですが、すべてが安心とは限らないことに注意です。
グミやスナック菓子も、味によって乳成分が入る場合があります。
乳製品をとらない場合の栄養面での注意点は?
A:乳製品を控える場合は、カルシウムやたんぱく質をほかの食品から意識してとることが大切です。
カルシウムは牛乳や乳製品のほか、小魚などにも多く含まれる栄養素として紹介されています。
骨の健康を考えるなら、カルシウムだけでなくビタミンDも意識したいですね。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の健康にも関わります。
豆腐、小魚、青菜、海藻、豆乳などを組み合わせると、食事の幅も広がりますよ。
乳製品不使用とヴィーガンは同じ?
A:乳製品不使用とヴィーガンは同じ意味ではありません。
乳製品不使用は、牛乳やバター、生クリーム、チーズなどを使わない考え方。そのため、卵やはちみつ、ゼラチンを使う商品もあります。
一方、ヴィーガンスイーツは乳製品だけでなく、卵やはちみつなどの動物性原材料を使わないお菓子を指す場合が多いです。
乳アレルギーの方が選ぶ場合は、ヴィーガン表示だけで判断せず、乳成分や製造環境も確認しましょう。
乳糖不耐症と乳アレルギーの違いは?
A:乳糖不耐症は、牛乳などに含まれる乳糖を消化しにくいことで、お腹の張りや下痢などが起こる状態です。
乳アレルギーは、牛乳に含まれるたんぱく質に免疫が反応して、じんましんや腹痛、呼吸の不調などが起こる場合がある症状のこと。
原因が違うため、食べられるものや注意点も変わります。
乳アレルギーが疑われる場合や症状が強い場合は、自己判断せず必ず医療機関に相談しましょう。
スイーツを作るなら無調整豆乳と調整豆乳のどっちがいい?
A:豆乳スイーツには、甘さや味を自分で整えやすい無調整豆乳が向いています。
無調整豆乳は大豆と水を主な原料にしているため、プリンやマフィン、パンケーキにも使いやすいです。
一方、調整豆乳は砂糖や油、塩などを加えて飲みやすくした商品が多くなっています。
そのため、豆乳の風味が苦手な方や、手軽に作りたい方には調整豆乳もおすすめですが、、仕上がりが甘くなる場合も。
レシピの砂糖量は、豆乳の甘さに合わせて調整しましょう。
まとめ|乳製品を使わないお菓子は、豆乳スイーツで楽しもう
市販品の乳製品を使わないお菓子は、まだまだ購入先が限られています。
「それなら作ってしまおう!」という方にも活用いただきやすい、乳製品の代わりに豆乳を使用したスイーツのレシピを紹介しました。
意外とスイーツ作り初心者の方でも作りやすいレシピが、さまざまな企業さんから発信されています。
ご自身でつくると何が入っているかわかりやすいので、安心して食べられることが何よりのメリット。
レシピのなかには卵や小麦粉を使用するレシピも多いので、よく最初に使用する材料を確認してくださいね。
たべるとくらすとでは、お菓子作りのプロによる、趣向を凝らした美味しい乳製品や卵不使用のお菓子、デザートをたくさんご用意しています。
「作るのもいいけど、こだわりのある美味しいお菓子も食べたい。贈りたい。」という方は、ぜひのぞいてみてくださいね。
\乳製品や卵を使わないお菓子で美味しい時間を/
たべるとくらすとの乳製品不使用お菓子を見てみる


