大寒卵、知っていますか?
大寒卵とは?
暦の上、一年で最も寒くなる日とされる「大寒」。その初日(2025年は1月20日(月))に産まれた卵のことを「大寒卵」といいます。
その昔は冬前になると鶏たちは餌をたくさん食べて栄養を蓄え、寒さが厳しくなると卵を生まずにじっとしていたといいます。
そのため大寒の頃に産まれた卵は貴重で、ほかの時期と比べて栄養価も高かったそうです。そんな背景から、大寒に生まれる卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになりました。
今は大寒初日に拘らず、約2週間程ある大寒期間(2025年は2月2日まで)に産まれた卵も「大寒卵」と捉えられています。

大寒卵に込められた願いとは?
現在では栄養価の高い卵が安定して食べられるようになりましたが、昔の名残から今でも縁起物として人気の高い「大寒卵」。
栄養が豊富なため「健康運」の上昇や「無病息災」、また風水では卵の黄身の黄色が特に濃くなることから、大寒卵を食べると「金運」が上昇する、とも言われています。
